2016.04.07

【ボリビア】

■ドリア・メディナ氏、租税回避を否定 El Díaの記事
実業家のサムエル・ドリア・メディナ氏は、租税回避を否定した。公表されたパナマ文書で、世界各国の要人や企業などが、タックスヘイブンを利用し、租税回避したことが報じられている。同氏についてこの疑いがあると閣僚がツイッターで指摘し、非難の応酬となっていた。同氏は資産を適切に運用しており、自分の名はパナマ文書にはないと否定した。

■サパタ氏、弁護士は嘘 El Díaの記事
汚職の容疑がかけられているガブリエラ・サパタ氏は、自身の経歴にあった弁護士資格が、嘘であることを認めた。教育課程の学士であることは事実だが、弁護士ではないという。また同氏は、交際相手だったエボ・モラレス大統領の息子を含め、こどもが3人いることも明らかにした。同氏は中国資本のCAMCの社長を務めていた。

■ミラフローレス施設、安全強化 El Díaの記事
ラパス、ミラフローレスの受刑施設は、安全強化策をとったことを明らかにした。汚職容疑で拘置されているガブリエラ・サパタ氏がこの施設にいるが、中庭で火が燃やされ「サパタ、出ていけ」とのメッセージが書かれたことが明らかにされた。サパタ氏の弁護士はこの施設の安全性に疑問を呈したが、施設側はこれをうけ対策を強化したという。

■エボ、タリハの記念日欠席 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は、タリハの開府記念日を欠席する。今月15日、タリハは開府から199年を迎え、記念式典が行われる。しかしモラレス大統領は14日から、ローマ法王フランシスコ1世との会談のため、バチカンを訪れる。この外交日程優先のため、タリハの式典にはアルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領が参列する。

■コチャバンバ-サンタクルス道封鎖 El Díaの記事
コチャバンバとサンタクルスを結ぶ道路が、封鎖されている。コチャバンバ県のビジャ・トゥナリとコロマの間で、境界線をめぐる闘争が発生し、衝突で4人が負傷した。この事態への抗議行動からコロマで、道路封鎖が行なわれているものだ。両都市間の物流は途絶え、また双方向からのバスの便の出発も見合されている。

■エボ再選、9割が反対 Página Sieteの記事
2019年選挙でのエボ・モラレス大統領の再選を、実に90.48%の人が反対している。SNS上での投票で明らかになった数字だ。国内では2月、この再選を可能にするための憲法改正を問う国民投票が行われ、反対多数で否決された。しかし与党MAS内では、モラレス大統領の出馬を可能とする新たな策を練る動きが起きている。国民の多数はこれを、冷ややかに見ていることになる。

■サンタクルスで2500人投票 El Díaの記事
サンタクルスではペルー国民2521人が投票を予定している。10日、ペルーの大統領選、議会選の投票が行われ、ボリビア国内でも在外投票が行われる。サンタクルスではパルティクラル・ヌエバ・アメリカ学校で投票が行われる予定だ。投票はラパスやコチャバンバ、ルレナバケなどでも実施される。

■犬「レンタ」も行進中 La Razónの記事
雑種の犬「レンタ」も行進している。身体障碍者ら100人が、年金増額などを求めコチャバンバからラパスを目指し、行進している。この一行はオルーロまで到達し、ゴールまであと2週間かかるとみられる。この一行に、一匹の犬が「参加」し、行進者らからレンタと名づけられ、マスコット化しているという。

■雨不足、スイカに影響 El Díaの記事
サンタクルス県では雨不足が、スイカの生産に影響を及ぼしている。産地の一つパンパ・グランデでは、作付あたりのスイカの生産量が、25%程度落ち込んでいるという。国内ではスイカは伝統的に広く生産されており、消費も多い。今後国内でのスイカの価格が、上昇する可能性がある。

■ビルビル、規制改革を求める声 El Díaの記事
サンタクルスのビルビル国際空港について、規制改革を求める声がある。政府はこの空港を南米のハブとするため、ターミナルや施設の拡張工事を行なう。この計画を請け負う中国の北京城建社との契約が、この8日に交わされる予定だ。しかし専門家は、空港そのものの規制緩和や税制などへの改革を図らなければ、ハブ化は難しいとの見方を示している。


【ペルー】

■国内、9日から禁酒 Los Andesの記事
国内では9日から、禁酒の措置がとられる。10日に国内全土で、大統領選と議会選の投票が行われる。この投票を円滑に行なうため、9日午前8時から11日午前8時までの48時間、アルコール類の販売提供や、公の場での飲酒は全面的に禁じられる。違反した場合、最大で2250ソルの罰金が科せられる。

■新1ソルはトゥンベス El Comercioの記事
中央銀行(BCR)は、特別デザインの1ソル硬貨を発行した。国内の文化や観光スポットなどをデザインしたシリーズで、今回はトゥンベス県にあるカベッサ・デ・バカ遺跡がデザインされている。これまでこのシリーズではマチュピチュ遺跡やカラヒア、サンタカタリナ寺院、シリュスタニ遺跡などのものが発行されている。

■LANペルー、国内線値下げ El Comercioの記事
国内最大手のLANペルーは、国内線運賃を最大で50%引き下げた。「LANペルーバロメーター」というシステムを導入し、需給バランスに応じた運賃設定を行なったという。リマ-アレキパ線は最安で68ドルと、46%運賃が下がっている。国内では2位のペルービアン航空が安い運賃提示を行なっており、この措置で価格競争が激しくなる可能性がある。

■インカの壁に落書き Correo Perúの記事
クスコ、インカの壁に新たに落書きだ。5日、この事態が確認されたのは、歴史的景観が残るワイナ・カパックの壁だ。「Mone」と読める文字が書かれているのを、警備員が見つけたものだ。文化財へのこうした落書きは重罪で、警察と文化省は周囲の防犯カメラの映像を解析し、犯人を特定する方針だ。


【チリ】

■スカイ航空、2日間運休へ La Terceraの記事
国内2位のスカイ航空は、この7、8日の両日、全便が運休となる。同社側が明らかにしたものだ。操縦士の労働組合が、待遇や労働環境の改善を求めているもので、労使間の交渉が続けられたが折り合いがつかずスト決行となる見通しとなった。同社はチケット保有者に対する返金に応じる姿勢だ。

■アリカ、狂犬病予防接種実施へ La Terceraの記事
国内北端のアリカでは、狂犬病の予防接種が急遽、実施される。第15(アリカ・パリナコタ)州保健局は、この実施に合わせワクチン4万本を用意した。ペルー南部のアレキパ県で野犬の狂犬病発症が相次ぎ、緊急事態が発令されている。地理的に近く、国内にウイルスが侵入するおそれがあるとして、この措置を決めたものだ。


【アルゼンチン】

■コリエンテスで洪水 La Nacionの記事
コリエンテス州のエスキーナでは6日、洪水被害が生じた。この一帯では激しい雨が2日以降続き、地域を流れる河川が氾濫したものだ。市街地でも、深いところでは水が1メートルの高さに達している。市内のラ・タブラダ、ビルヘン・デ・イタティ地区では、住民の多くが避難した。この雨はまさに「季節外れ」で、エル・ニーニョ現象の影響が指摘されている。

■サンタ・フェでも避難の動き La Nacionの記事
サンタ・フェ州でも大雨により、避難の動きがある。国内ではコリエンテス、エントレ・リオス州で雨による河川氾濫で洪水被害が生じている。気象機関はサンタ・フェ州も今後大雨に見舞われるおそれがあるとして、市民に対し警戒を呼びかけた。州内のサンクリストーバルでは、1日の降り始めからの雨量が480ミリに達している。

■マル・デル・プラタ、10メートルの火柱 Clar&iacut;n.comの記事
ブエノスアイレス州マル・デル・プラタの市街地で、10メートルの火柱が上がった。ポンペヤ地区でガス管の事故があり、漏れたガスに引火したものだ。消火活動とともにガス会社が対応にあたったが、鎮静化するのに実に3時間を要した。この事故による人や建物への被害報告はない。

■牛肉消費、5.9%減 La Nacionの記事
「アルゼンチンといえば牛肉」は過去の話になりつつある。この第1四半期(1~3月)の牛肉消費は、前年同期比で5.9%のマイナスだった。この期間の消費量を人口1人あたりの年間消費に換算すると59.4キロで、前年同期をもとにした59.9キロから500グラム減っている。インフレと景気悪化の影響で、国内での牛肉消費は減少し続けている。


【エクアドル】

■キト、雨と雹で17棟被害 El Universoの記事
キトでは雨と雹により、合わせて17棟の住宅が被害を受けた。5日、市内では雹をともなった雨が降り、とくにチリョガリョのブエナベントゥーラでは降りが激しかった。同地域では雹により住宅の屋根に穴が開くなどの被害が多く報告されている。市側によると、今も5世帯が、避難している状態だという。

■6県で土砂災害 El Universoの記事
国内では現在、6つの県で土砂災害が起きている。国の防災機関がまとめたものだ。国内のコスタ(海岸)からシエラ(アンデス)は雨期にあたり、各地で大雨が降っている。地盤が緩み、マナビ、トゥングラワ、ロハ、アンバト県などで土砂災害による道路の影響などが生じている。同地域の雨期は、まだしばらく続く。


【コロンビア】

■メタ、川が氾濫 Caracol Radioの記事
メタ県で川が氾濫し、空軍が住民の救出を行なった。同県のグラナダでは3日から4日朝にかけて、激しい雨が降ったという。この影響で地域を流れるアリアリ川が増水、氾濫し、周囲で浸水被害が生じた。このため空軍が出動し、孤立状態となっていた住宅などから合わせて16人を救助した。


【ベネズエラ】

■HIVキャリアの医薬品が不足 Correo del Caroniの記事
国内のHIVキャリアの多くが、危機に瀕しているという。支援団体が明らかにしたもので、国内で続く医薬品不足で、HIVキャリアが発症を抑えるために使用する医薬品の不足が深刻化しているという。保健省の把握では、HIVキャリアは6万1686人で使用されている医薬品は30種類だ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■LATAM、貨物統合 ATWの記事
LATAM航空グループは、傘下の貨物会社を統合した。LANカーゴ、TAMカーゴ、LANカーゴ・コロンビア、マス・エアーの4社を統合し、LATAMカーゴとして一本化したものだ。今後この統一名称とロゴを使用する。ラテンアメリカ最大の航空会社である同社は、この新ブランドのもとで貨物でも存在感を示す。新会社は29か国140都市に乗り入れることになる。

■メルコスル、アジアへの観光売り込みへ Caracol Radioの記事
メルコスルは、アジアからの観光客の誘客に注力する。加盟各国の観光相による会議がウルグアイの首都モンテビデオで開催された。この場では地域の観光振興が話し合われたが、とくに中国を念頭に、アジアからの誘客を図ることで意見が一致した。この会議には加盟5か国と、正規加盟を目指すボリビアの観光相が参加している。

■メキシコ、パナマ文書で捜査へ El Universoの記事
メキシコの検察は、3日に公開されたパナマ文書を受け、33人への捜査を開始した。タックスヘイブンを利用し、租税回避を行なったとみられるもので、検察は国税局と連携し、脱税の立件が可能かどうかを今後判断する。検察はこの33人のうち、すでに18人については捜査が事前に行われていたことも明らかにした。

■パナマ文書、エルサルバドルは33件 Caracol Radioの記事
パナマの検察は、3日に公開されたパナマ文書で、国内の企業団体や個人33件が、関与していた可能性があるとした。オフショア資産の実態を明らかにするもので、租税回避を行なっていた可能性が高いとみられる。検察はこれらの33件について、今後本格的に捜査を開始する方針だ。

■TAM、ヨハネスブルクへ News24の記事
LATAM航空グループ傘下のTAM航空は、新たに南アフリカ共和国の経済都市ヨハネスブルクに乗り入れる。開設するのはサンパウロとこの町を結ぶ直行便で、この10月から運航を開始する。同社はラテンアメリカや北米、欧州などに路線を持つが、南部アフリカへの就航は初めてだ。

■アマスソナス・ウルグアイ、5月始動 IR21の記事
アマスソナス・ウルグアイは、この5月に始動する。昨年運航を停止したBQB航空から、ボリビアのアマスソナス航空が事業継承を受け、新規に立ち上げる航空会社だ。アマスソナスはこの開業に向け、2千万ドルを投資している。アスンシオン、サンタクルス線に加え、今後ブエノスアイレスやサンティアゴ、サンパウロなどへの乗り入れを計画している。

■ニカラグア、受取送金増 El Nuevo Diarioの記事
ニカラグアが国外から受け取る送金額は、増加を続けている。中央銀行(BCN)によると、この1~2月の受取送金額は1100万ドルと、前年同期とほぼ同額だった。それでも年間を通しては増加し、とくに米国からの送金額が増えている。移民からの国内家族への送金は、国内総生産(GDP)を引き上げる役割を果たしている。

■パナマのメトロ、2周年 La Estrellaの記事
パナマのメトロ1号線が開通し、2年が経過した。全長15.8キロ、14の駅を持つこの1号線は、2014年4月4日に開業した。この2周年を記念して、各駅などでこれから文化イベントなどが企画されている。現在メトロは2号線が建設中で、日本のJICAの協力で3号線の建設計画も進められている。