2016.04.11

【ボリビア】

■メルコスル正規加盟近づく El Deberの記事
経済ブロック、メルコスルへのボリビアの正規加盟が、近づいている。この実現には現加盟5か国の議会承認が必要だが、保守勢力が強いパラグアイの上院議会が先週、承認決議を行なった。これによりあとはブラジルの承認を待つだけとなったことになる。ボリビアはアンデス共同体(CAN)を脱することなく、加盟する方針だ。

■エボ、3人との連帯示す El Díaの記事
エボ・モラレス大統領はブラジルのルセフ大統領とルラ前大統領、アルゼンチンのフェルナンデス前大統領との連帯を示した。タリハを訪れ、語ったものだ。この3人の首脳、元首脳らは汚職などの容疑で司直の捜査を受ける身だ。モラレス大統領は連帯を示すとともに、左派の3人が民主主義のもとで疑いを晴らす、と述べた。

■一斉薬剤散布を実施 El Díaの記事
サンタクルス県では10日、一斉薬剤散布が実施されている。県内ではネッタイシマカが媒介するデング、チクングニヤ熱、ジカ熱の感染が相次いでいる。これらの危険な感染症を抑止するため、蚊の発生を抑えるための取り組みが一斉に行われているものだ。公務員や兵だけでなく、多くの市民ボランティアもこの作業にあたった。

■政府、サパタ氏「無罪」恐れる El Díaの記事
政府は、汚職の容疑がかけられているガブリエラ・サパタ氏の「無罪」を恐れているとみられる。エボ・モラレス大統領の元交際相手のこの容疑は、大きなスキャンダルとなった。しかし同氏が会長を務めたCAMC社の汚職は立証されず、拘置され続けている件が「弾圧」ととらえられ始めている。政府は自らのメンツを保つために、同氏の罪状を探しているとの見方が示された。

■BID、ボリビアの水に投資 La Razónの記事
米州開発銀行(BID)は、ボリビアの水道網と用水路整備に1億9千万ドルを投資する。経済計画省が明らかにしたもので、この投資について合意がなされているという。農業、工業向けの用水路整備に1億ドル、家庭などの水道網整備に9千万ドルが投じられる。ボリビアは水道、水へのアクセス権を基本的人権の一部と位置づけている。

■行進、ラパスまで189キロ El Deberの記事
身体障碍者らによる行進は、目的地のラパスまであと189キロとなった。年金増額などを求め、身障者ら100人がコチャバンバから、行進を行なっているものだ。道中のオルーロ県カラコリョで政府側との間の対話が行われたが、決裂している。政府側は原資不足を理由に、増額は難しいとの立場を崩していない。

■携帯電話、平均2.2時間 El Deberの記事
ボリビア国民は平均で、1日に2.2時間、携帯電話を使用しているという。国内でもスマートフォンが普及し、携帯電話を手放せない人が増えている。国民の一日の平均テレビ視聴時間は81分で、携帯電話利用はこれを上回ったことになる。また携帯3社の契約数は、この10年で、実に3倍に増えたという。

■橋落下で孤立状態 El Deberの記事
サンタクルスの3月10日地区は、まさに孤立状態となっている。コトカ運河にかかる歩道橋が先週、落下する事故が起きた。このため市街とこの一帯を結ぶ動線が途切れ、物資が入らないなどの状況が生じている。住民らは市に対し、橋の修復工事を求めているが、実現するにしても相当の時間を要するとみられる。

■ブラジル国境、通商危機 El Deberの記事
サンタクルス県のブラジル国境地域では、通商が危機を迎えている。プエルト・スアレスなどの国境では、安い物資を求め買い物をするブラジル人が多い。しかし同国の経済減速を受け、同地域での商売が現在、難しい状況になっているという。商売を断念する業者も多く、失業者が徐々に増加しているところだ。

■オルーロ歩行者天国、難航 La Patríaの記事
オルーロ中心部のボリバール通りの歩行者天国化が、暗礁に乗り上げている。市側は昨年、この通りへの自動車通行を規制し、歩行者専用化する計画を示した。しかし以後、この議論すら起きず、計画そのものが立ち消えする危機にあるという。この街路に代わる自動車の通行ルートの策定が遅れていることが、最大の原因だ。

■サンタクルス、判事100人不足 El Díaの記事
サンタクルス県では判事が100人、不足しているという。司法の専門家が指摘したものだ。県内には現在169人の判事がおり、その70%はサンタクルス市、30%は市外にいる。裁判や司法手続きを待つ人は多く、司法システムの円滑化のためには、あと100人は増員する必要があるという。

■ビルビル、各国首都と3時間以内 El Deberの記事
サンタクルスの輸出業議会Cadexは、ビルビル国際空港と南米各国首都が3時間以内に結ばれる必要があるとした。政府はこの空港の南米のハブ化を図るため、新たな投資を行なう方針だ。同機関はハブ化を実現するためには、カラカスを除く各国首都とこの時間内で結ばれる効率性が求められるとの見解を示した。


【ペルー】

■大統領選、2位争いが焦点 Correo Perúの記事
10日に投票が行われた大統領選は、2位争いが焦点となった。出口調査でケイコ・フヒモリ氏が37.8%を得て、6月5日の決選に進むことが確実となった。2位を中道右派のペドロ・パブロクチンスキー氏(20.9%)、左派のベロニカ・メンドサ氏(20.3%)が争う形となっている。決選の構図については、開票を待つこととなりそうだ。

■LANの欠航、投票に影響 Perú21の記事
LANペルーのリマ発クスコ行きの便が欠航となり、選挙の投票に影響が生じたとみられる。10日国内では大統領選、議会選の投票が行われたが、この150人の乗客の中には投票のため移動する人も含まれていた。利用者らは後続便に振り替えられたが、一部の人は投票できなかったとみられる。


【チリ】

■スカイ航空スト、継続中 Panamá Américaの記事
スカイ航空のストライキは、依然として続いている。操縦士の労働組合は待遇や労働環境の改善を求め、7日からストライキを行なっている。当初は48時間の予定だったが、労使間の交渉が不調なため、12日まで延長された。労働省斡旋による交渉は続いているとみられるが、スト打開の動きはみられない。

■バルパライソ大火から2年 La Terceraの記事
第5州都バルパライソで起きた大火から、この12日で2年となる。2014年のこの日、市内のラ・パルボラの山の斜面にある住宅地で火災が発生し、実に16時間にわたり燃え続け、1755世帯が焼け出された。市側によると、この被害を受けた563世帯は今もなお、住宅を再建できていないという。


【アルゼンチン】

■マクリ、予備審査へ Misiones Onlineの記事
司法と検察は11日、マウリシオ・マクリ大統領についての予備審査を行なう。今月3日に公開されたパナマ文書で、同大統領がオフショア投資を行なっていたとみられることがわかり、検察はこの実態が租税回避や汚職に相当するかどうかを判断するため捜査を開始していた。

■クリスティナ、BsAsへ El Patagónicoの記事
クリスティナ・フェルナンデス前大統領は11日、エル・カラファテからブエノスアイレスに向かうという。検察は、実業家男性の捜査の過程で、同大統領がマネーロンダリングに関わった疑いがあるとして捜査に着手した。前大統領はこの捜査への協力のため、ブエノスアイレスに「出頭」する形だという。

■氾濫と水害、1万7千人避難 Clarín.comの記事
国内中北部で発生している川の氾濫と水害で、合わせて1万7千人が避難しているという。季節外れの大雨でパラナ川や小さな河川などが増水、氾濫しているものだ。被害はサンタ・フェ、エントレ・リオス、コリエンテス、チャコ、フォルモサ州を中心に、各地で発生している。この大雨は、エル・ニーニョ現象の影響ではないかとみられている。

■アレシフェス川、捜索続く Clarín.comの記事
ブエノスアイレス州を流れるアレシフェス川では、川に落ち不明となった2歳児の捜索が続けられている。この男児は7日、川に転落して流されたものだ。父親がすぐに飛び込み、助けようとしたが見つからなかったという。警察官35人が現場から下流域で、この男児を探している。

■航空レーダー増設を求める La Nacionの記事
コリエンテス州の捜査当局は、航空レーダーの増設を国などに求めた。アルゼンチンを含め南米各国では、薬物の輸送が大きな社会問題となっている。現在、パラグアイやボリビア、ブラジルとの間で小型機を使用した輸送の手口が多く、この発見精度を上げるため、レーダーの増設が必要と同局は指摘している。

■メンドサ空港、3空港に分散か Mendoza Onlineの記事
メンドサ空港の機能は閉鎖期間中、3つの空港に分散される見通しだ。同空港は滑走路の再舗装などの工事のため、長期間にわたり閉鎖されることが決まっている。発着する国内線、国際線の便は州内のサンラファエルや、周辺のサンフアン、サンルイスの空港に分散される見通しとなった。


【エクアドル】

■エクアドルも同性婚の機運 El Comercioの記事
国内の同性愛者の団体は、同性婚の制度化の機運が高まっているとの見方を示した。隣国コロンビアでは先週、司法が同性婚の制度化を図るべきとの結論を出した。国内でもこの制度化を求める声を同団体などは上げており、議論を進めるべき時期が来たと団体側は示す。国内ではカトリックの社会的影響力の強さから、同性愛などについては保守的な考えが根強い。

■LAN機、グアヤキルに緊急着陸 El Comercioの記事
LANペルーの旅客機が、グアヤキルのホセ・ホアキン・デ・オルメド空港に緊急着陸したという。この機はリマ発ニューヨーク行き便だ。乗客のペルー人男性が機内で酒に酔って騒ぎを起こし、ほかの乗客に被害が生ずるおそれがあるとして機長が、着陸を判断した。この男は同空港で下され、5日間の拘置が決まっているという。


【コロンビア】

■メトロ、2020年開業に懐疑的 Caracol Radioの記事
ボゴタのメトロ(地下鉄)の2020年開業には、多くの専門家が懐疑的だ。市と国は、新たな大量輸送機関としてメトロを整備する計画を打ち出している。しかし交通や公共事業、建設の専門家らはそろって、この時期の開業は難しいとの見方を示している。市側は全長15キロの路線整備方針を示している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ホンジュラスの殺人、27%減 La Prensaの記事
ホンジュラスで2015年に発生した殺人は5092件と、2011年の7101件から27%減少した。警察が発表したデータだ。同国の人口当たりの殺人率はこの間、世界でもトップクラスとなっていた。2011年から2015年の殺人被害者は3万7440人と、2004年から2009年の米国によるイラク戦争での犠牲者6万6081人の56%にあたる。

■ホンジュラス、インフラ投資に7億9千万ドル La Prensaの記事
ホンジュラス政府は今年、インフラに7億9千万ドルを投じる。フアン・オルランド・エルナンデス大統領が10日、明らかにした数字だ。もっとも大きい事業は同国西部での道路整備で、国の社会発展に欠かせないものだと同大統領は語る。こうしたインフラ投資を進め、周辺国との間の道路交通網の改善に取り組む姿勢を示した。

■ニカラグア、井戸掘り進む La Prensaの記事
ニカラグア国内各地では、官民を挙げて井戸掘りが進められている。国内では雨が極端に少ない状態で、各地で渇水が発生し、旱魃の現実味を増している。生活や農業に必要な水を得るため、各地で井戸が掘られているものだ。しかし所によっては、30メートル掘り進んでも、水が得られていないという。