2016.04.12

【ボリビア】

■エボ「提訴は敵意ではなく和平」 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は、シララ水系問題の国際司法裁判所への提訴は、「敵意ではなく和平のため」と述べた。チリがポトシ県南部のこの水系の水を、無許可取水し続けている問題だ。チリ側はボリビアが敵意を煽ろうとしていると非難しているが、モラレス大統領は地域の和平と関係正常化のためだ、とチリ側を逆に批判した。

■情報公開法案を審議 El Díaの記事
ボリビア下院議会では、情報公開法案の審議が始まった。野党が提出したこの法案は、汚職の増加を受け、首長や議員などの資産情報の公開などを定めるものだ。範囲は地方首長や議員にも及び、この法案に基づく情報公開で、汚職の抑止につながると野党側は意義を強調している。

■カトリック教会、対話を促す El Díaの記事
ボリビアのカトリック教会は、政府と身障者らに対話を促した。身障者らは年金増額などを求め、コチャバンバからラパスに向け苛酷な行進を続けている。オルーロ県のカラコリョで両者間の対話があったが決裂していた。カトリック教会は、対話による解決の道を探るべきと指摘し、両社に対しテーブルに着くことを求めた。

■検察、橋の解体を差し止め El Díaの記事
検察は、コチャバンバ、セルカドの橋の解体を差し止めた。昨年10月、完成間もない自動車交通用の橋が落下する事故が起きた。検察はこの原因や、施工業者の責任追及のための捜査を続けている。セルカド市はこの橋を解体する方針を示したが、検察はまだ捜査を終えていないとして、これを差し止めた。この事故原因について、施工の手抜きの可能性が指摘されている。

■外相、モスクワへ La Razónの記事
ダビド・チョケワンカ外相は今週、ロシアの首都モスクワを訪れる。同国のセルジオ・ロストフ外相、さらに同じくこの町を訪れるアルゼンチンのスサナ・マルコラ大臣と3者会談を予定している。エルアルトには両国の協力を得て、新たに原子力センターが建設される予定で、この件についての調整が行われる見通しだ。

■政府、犯罪対策に1億ドル La Razónの記事
政府は、犯罪対策として1億ドルを計上するという。11日、ラパスでは治安や市民の安全をテーマとした国主催のフォーラムが開催された。この場でモラレス大統領は、犯罪を抑止し、また検挙率を高めるため、1億ドルを投じる方針を示した。またカルロス・ロメロ大臣も、国民が安心して暮らせる環境づくりを進める決意を表明している。

■サンタクルス、ゴミ3万9千トン El Díaの記事
サンタクルス県では10日、ゴミ3万9千トンが回収された。県内ではデングやジカ熱の感染が広がっていることから、媒介するネッタイシマカ抑止のため、薬剤散布が県内一斉に行われた。これに合わせ、清掃活動も県内各地で行われ、この日だけでこの量のゴミが集められたという。

■ラパス、新ゴンドラを公開 El Deberの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)新路線に使用されるゴンドラが、公開された。運営するミ・テレフェリコが公開したのは、新設される青線、白線に使用されるスイス製のゴンドラだ。市内では2014年、赤線、黄色線、緑線が開通し、この2路線を含む7路線が建設中または計画中だ。

■タサグアダム、貯水30%切る La Patríaの記事
オルーロ県チャリャパタにあるタサグアダムの貯水率が、30%を切った。地域行政の首長が明らかにしたものだ。オルーロ県はこの3月にかけての雨期、雨が少ない状態が続いた。この影響で、水道水などに使用されるこのダムの水位は減少し、回復の見通しは立っていない。同県は今後半年間、乾季となる。

■エルアルト、リンチ16件 La Razónの記事
エルアルトでは2014年以降、私刑(リンチ)が16件、行なわれたという。オンブズマン機関が明らかにした数字だ。インディヘナ(千ン住民)社会で重罪とされる盗みをはたらいた者が捕えられ、暴力を受ける事件は後を絶たない。中でもエルアルトは、国内都市の中でこの数がもっとも多いという。

■オルーロ、国際イベントセンター建設へ FM Boliviaの記事
オルーロ県は新たに、「国際イベントセンター」を建設する方針だ。県側が計画を示したもので、2018年に第8回世界ラクダ類会議がオルーロ市で開催されるのに合わせ、整備するという。オルーロ工業大学は、この施設を通じ今後、市内での国際会議やイベントの誘致が可能になるとしている。

■パリティの陶器、アンデスとアマゾンの融合 La Patríaの記事
ティティカカ湖畔のパリティで見つかった陶器は、アンデス高地とアマゾン低地のそれぞれの文化の融合の跡がみられるという。ラパスで開催されている文化展で指摘されているものだ。アンデスのこの地で発見されたこれらの陶器は、造形デザインなどにアマゾンの特徴が色濃く見えるという。地形、生活環境が大きく違うこの二つの文化が、融合するポイントが存在したことを今に伝える。


【ペルー】

■決選進出はクチンスキー氏か Correo Perúの記事
大統領選の決選に臨むのは、元首相のペドロ・パブロ・クチンスキー候補となりそうだ。10日に行われた投票で、開票率87.9%の時点でケイコ・フヒモリ氏が39.50%、クチンスキー氏が21.56%、ベロニカ・メンドサ氏が18.52%となっている。上位2候補による決選は、ケイコ氏とクチンスキー氏の間で争われる公算が高まった。

■ケイコ氏、15県でトップ El Comercioの記事
10日に投票が行われた大統領選で、ケイコ・フヒモリ候補は24県中、15県でトップとなっている。イプソスによる調査と分析で、同候補は国内中部から北部の、アマソナス県を除くすべての県で首位となったとみられる。一方、2位のペドロ・パブロ・クチンスキー候補はアレキパ県のみの勝利となった。

■議会選得票トップはケンジ氏 Los Andesの記事
10日に投票が行われた議会選で、最多得票となったのは52万6千票を得たケンジ・フヒモリ候補だ。2位候補は18万5千票で、圧倒的な得票となった。ケンジ氏は新議会で、議長に選出される可能性が高まった。ケンジ氏はアルベルト・フヒモリ元大統領の二男で、大統領選トップのケイコ氏の弟にあたる。

■モサック・フォンセカに強制捜査 Los Andesの記事
ペルー国税庁は、リマのモサック・フォンセカの事務所に、強制捜査に入った。パナマの同社から流出した「パナマ文書」が、世界じゅうの要人やその家族、企業のオフショア投資を明らかにしている。これを受け同庁は、ペルー国内でも同社が租税回避の何らかの役割を果たしていたとみて、この捜査に入った。同事務所のトップについては、在宅逮捕の措置がとられている。


【チリ】

■スカイ、スト解除 T13の記事
航空2位のスカイ航空のストライキは、解除された。操縦士の組合が待遇や労働環境の改善を求め、7日から行っていたものだ。10日夜、労使間でようやく合意に至り、11日午後には同社便は正常化する見通しだ。合意の具体的内容については明らかにされていない。流通大手傘下の同社は現在、LCC化プロセスの途上にある。

■第3州、ヘリの事故 La Terceraの記事
第3(アタカマ)州でヘリコプターが墜落する事故が起きた。11日16時30分頃、ロス・ブロンセス鉱山近くで、スマ・エアーが運航するヘリが墜落した。このヘリの操縦士と乗客2人の合わせて3人は、負傷したものの命に別状はない。現在この事故の原因などについて、調べが進められている。


【アルゼンチン】

■アエロパルケ、支持者集結か La Nacionの記事
ブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)には支持者が集結するとみられる。クリスティナ・フェルナンデス前大統領がエル・カラファテから11日22時過ぎに、同空港に到着する。同前大統領に対し検察は、マネーロンダリングの容疑での捜査着手を発表した。支持者らは、前大統領を励ますため空港に集まろうとSNSなどで呼びかけている。

■コルドバ州で洪水 Clarín.comの記事
コルドバ州の小さな村、ポソ・デル・モリェで洪水が起きた。州都の南東170キロのこの村は、浸水の影響で街路が運河のようになっているという。農業用水路が違法に整備され、地域の河川などの流れが変わったことが原因で、この状態は長期間続いている。この村は人口6千人で、水被害を3500人が受けている状態だ。

■アベジャネダ、現場の事故 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのアベジャネダで、建設中の建物が崩落する事故が起きた。11日午前、この事故が起きたのはグエメス通り沿いの現場だ。建物の一部が崩落したもので、2階部分で作業にあたっていた作業員5人が巻き込まれ、負傷している。現在警察が、事故の原因などについて調べを進めている。

■ブエノスアイレス、観光7%減 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスを2015年、観光で訪れた人は1068万3175人と、2014年の1057万435人から9万人増加した。市側が発表した数字だが、外国人観光客は218万8930人と、前年の235万5498人から7%減少した。国別では中国、ロシア、インド、オーストラリアが増えたものの、近隣国や欧米からの来客が伸び悩んだ。

■若者の30%、摂食障害 La Nacionの記事
ブエノスアイレスの若者の実に30%は、過食症や拒食症などの摂食障害やその傾向を持つという。市内や都市圏の19の学校の生徒について、調べが行なわれ、出された数字だ。摂食障害の傾向を示す若者の実数は、1年前に比して25%増加している。摂食の状態が「正常」と判断された若者は、全体の55%にとどまる。

■SUBEの行列、続く Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの交通機関の運賃決済を行なうICカード「SUBE」のための行列は、週明けも続いている。政府は交通についての助成削減を決め、8日からコレクティーボ(路線バス)や近郊鉄道の運賃が上がった。ソーシャル運賃適用のため、新たにSUBEを求める人が増加し、ターミナル駅の窓口前に長い行列ができている。


【エクアドル】

■ジカ熱、91件 El Comercioの記事
国内でのジカ熱感染例は、91件となったという。マルガリータ・ゲバラ保健相が11日、明らかにした数字だ。内訳は国外感染の持ち帰りが21件、国内での二次感染が70件となっている。地域別ではエスメラルダス、マナビ、ピチンチャ県が多い。現在、感染した妊婦による、小頭症の乳児出産の事例は国内では報告されていない。

■ガラパゴス、違法サメ漁摘発 El Universoの記事
ガラパゴス国立公園内で行われていた、違法なサメ漁が摘発された。検察によるとフェルナンディーダ島の北西で漁を行なっていた漁船が摘発されたもので、乗組員21が拘束されているという。個体数減少を受け、サメ量は厳しく規制されているが、中国など東アジアでフカヒレが珍重されるため、違法な漁は後を絶たない。


【コロンビア】

■航空会社の補償負担、88億ペソ La Opiniónの記事
今年に入り、国内の航空会社が便の遅れやキャンセル、オーバーブッキングなどで補償した額は、実に88億ペソに達するという。民間航空局が明らかにしたもので、返戻金やホテル、食事負担などが含まれ、対象となった利用客は3万4千人だ。航空会社別ではADAがもっとも多く、ビバコロンビア、LANコロンビアが次ぐ。


【ベネズエラ】

■医薬品不足はホロコースト El Universoの記事
国内の医師らの団体は、医薬品不足は「ホロコースト」だと指摘した。経済失政で物資不足が続くが、とくに医薬品については、必要な量の90%が不足している現状にある。医師らは、HIVやパーキンソン病などの患者が、必要な医薬品を得られず、命の危険にさらされていると主張する。団体は「国境なき医師団」に薬剤の提供など協力を求める方針だという。

■貧困率が上昇 2001.comの記事
国内では人口に占める貧困層の割合が、上昇しているという。労働組合連合URTスクレが指摘したものだ。2014年以降、貧困層人口は5百万人増加し、貧困率は2012年時点の21.2%から、現在は27.3%に上昇した。経済失政によるインフレの進行で、生活に必要な収入に満たない世帯が、大きく増加したことが要因とみられる。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■スペイン「パナマはタックスヘイブンではない」 Prensaの記事
スペインのラファエル・カタラ法務相は、「パナマはタックスヘイブンではない」と語った。パナマ文書流出を受け、同国企業を舞台としたオフショア投資の実態が明らかになっている。フランスは同国をタックスヘイブンのリストに加えたが、スペインにはこの考えはないとした。パナマについて同大臣は「税制に置いて有利なシステムがある」と表するにとどめた。

■バハマ、同性婚を禁止するかの国民投票 Caracol Radioの記事
バハマでは、同性婚を禁止するかどうかの国民投票が行われる。同国首相が11日に明らかにしたものだ。同国では婚姻は男女間に限られているが、6月7日に同性婚を禁止するかどうかを国民に問うという。同国政府は、同性婚ではなく、同性間でも婚姻と同様の関係を認めるパートナーシップ制の導入については、含みを残した。

■サンティアギート火山が噴火 El Diarioの記事
グアテマラのサンティアギート火山が11日朝7時30分頃、噴火した。標高2550メートルのこの火山は、首都の西200キロにある活火山で、活発な状態が続いていた。今回の噴火は小規模で、噴煙は海抜4500メートルの高さまで立ち上ったという。環太平洋造山帯に位置する同国には活火山が多く、その数は32を数える。

■パンディージャ17人が死ぬ El Heraldoの記事
エルサルバドルでは先週末、「パンディージャ」17人が死んだという。パンディージャは国内での暗躍が目立つ犯罪組織のメンバーらだ。国内ではこうした組織間の抗争が続き、殺人発生率を大きく引き上げている状態にある。現在の同国の殺人による死者は、1990年台までの内戦時よりも多い状況だ。

■不明フランス人を発見、保護 La Jornadaの記事
ニカラグアのコシグイナ火山で、山歩きに出かけたまま不明となっていた31歳のフランス人男性が無事発見、保護された。この男性はルーマニア人の観光客とこの山に出かけたがはぐれ、以後42時間にわたり連絡がとれなくなった。捜索隊が出動し、この山の麓付近で発見したという。男性は病院に運ばれたが、命に別状はない。