2016.04.15

【ボリビア】

■エボ、ローマに到着 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は専用機でイタリア、ローマの空港に到着した。モラレス大統領はこの町で行われる、社会運動の世界大会に参加する。またバチカンでは、ローマ法王フランシスコ1世との会談も予定されている。大会ではエクアドルのラファエル・コレア大統領との会談も行われる。モラレス大統領の同国滞在は16日までだ。

■COB、強い不満 El Díaの記事
有力労働組合連合COBは、強い不満を表明した。経済成長率やインフレの数字から、政府は最低賃金を4%引き上げる方針を固めた。しかし労働組合は、この引き上げ幅を8.5%とすることを求めていた。COBのギド・ミトマ委員長はこの政府方針を強く批判し、要求通り引き上げ幅を見直すよう政府に求めた。

■タリハ、副大統領に不満 El Díaの記事
タリハ市民は、アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領に対する不満の声を上げた。開府記念日に、ローマを訪問するエボ・モラレス大統領に代わり、副大統領が参列する予定だ。しかしタリハ側からの要求に対し副大統領は「過度のもの」と取り合わない姿勢を示した。タリハ市民は、市民からの声に政府は耳を傾けるべき、と批判した。

■TAM、租税猶予へ La Prensaの記事
ボリビア空軍航空(TAM)は当面の間、租税負担の一部が猶予される見通しとなった。空軍の一部門である同社は、公企業化プロセスが進められている。しかし公企業化されると租税負担が必要で、これが大きなネックとなっていた。政府側がこの点で歩み寄り、プロセス優先のためこの猶予を認めたという。

■ムニョス「敵意と攻撃」 Página Sieteの記事
チリのエラルド・ムニョス外相は、エボ・モラレス大統領の発言が「敵意と攻撃に値する」と述べた。チリは主権を守るための新たな部局を設ける方針を示し、モラレス大統領は「他国から盗んだ主権だ」と批判していた。ムニョス外相は、「モラレス大統領からの明確なことばの攻撃だ」と不快感を示すコメントを出した。

■コンドル、毒殺される Correo del Surの記事
チュキサカ県で、野生のコンドルが毒殺された。このコンドルはシルビコで動けなくなっているのを発見、保護され、県都スクレの施設で手当てを受けていた。何らかの理由で毒が入った肉を食べたとみられ、容体が悪化し死んだという。国内でもコンドルの個体数は激減しており、絶滅が危惧されている。

■サパタ氏のおばを告発検討 El Deberの記事
政府は、エボ・モラレス大統領の元交際相手であるガブリエラ・サパタ氏のおばを、告発することを検討している。レイミ・フェレイラ大臣が明らかにしたものだ。このおばは、サパタ氏が生んだモラレス大統領の子について「誤った情報」を流布し、混乱に陥れた。政府側は15の罪状を指摘し、今後法的手続きを取る用意があるという。

■身障者ら、パタカマヤ到達 La Razónの記事
身体障碍者らはパタカマヤに到達した。身障者らは年金増額などの要求を掲げ、コチャバンバからラパスに向け行進を行なっている。オルーロ県のカラコリョで政府側との対話が行われたが決裂し、行進が続行されるに至った。早ければあと3日ほどで、目的地に到着する見通しだ。政府側は原資不足を理由に、この増額は難しいとの見解を示している。

■タクナ、大規模港湾建設も FM Boliviaの記事
ペルー南端のタクナ県は、県内に大規模港湾を建設することを検討しているという。同県のオマル・ヒメネス知事がラパスを訪れ、語ったものだ。ボリビアは外港機能をチリからペルーに移す計画で、同県はこの受け皿を県内に設けたいとした。今週、タクナとラパスを結ぶ道路のペルー国内区間の工事が着工され、外港移転計画も進展している。

■電力輸出計画、進展 La Razónの記事
国営電力会社ENDEのエドゥアルド・パス会長は、国が進める電力輸出計画が進んでいると語った。政府は電力を新たな輸出品と位置づけ、電源開発と送電網整備を進めている。同会長によると、アルゼンチン、ブラジルへの輸出計画が具体化し、とくにアルゼンチン向けには送電網の整備計画もまとまりつつあるという。

■BNB、預金も24時間化 El Díaの記事
バンコ・デ・ラ・ナシオン(BNB)は、自動機(ATM)を通じた預金受け入れを24時間化することを明らかにした。同行のATMは現在、預金引き出しについては24時間化されている。新たに、一部の機会について、預金の受け入れも24時間化するという。このほかATMを通じた暗証番号変更についても、今後可能となる予定だ。

■列車に轢かれ男性死亡 El Deberの記事
サンタクルス県のチョチスで、列車に轢かれ歩行者の男性が死亡した。現場はサンタクルスの東400キロの地点で、14日未明、通りかかった列車の機関車に、この男性は轢かれたという。この鉄道はサンタクルスとブラジル国境のプエルト・スアレスを結んでおり、運転されていたのは貨物列車だった。


【ペルー】

■メンドサ氏、敗北宣言 Los Andesの記事
10日に投票が行われた大統領選で3位となったベロニカ・メンドサ氏が敗北宣言した。過半数候補がいないため上位2候補による決選が6月5日に行われるが、同氏は進出する可能性がなくなった。同氏は左派で、中道右派であるケイコ・フヒモリ氏、ペドロ・パブロ・クチンスキー氏のいずれかを支持するかは、明らかにしていない。

■ウマラ、もう出馬はしない Correo Perúの記事
オリャンタ・ウマラ大統領は今後、大統領選に出馬する意思はないという。憲法規定で連続再選が禁じられているため、大統領は10日の選挙には出馬しなかった。しかし今後、新たに出馬することは可能だ。しかしウマラ大統領は「再び大統領になる意味はない」として、その可能性を否定した。前大統領のアラン・ガルシア氏は、1980年台にも大統領を務めている。

■CIVA社に運行停止処分 Correo Perúの記事
交通通信省の陸路交通局は、大手バス会社CIVA社に対し、30日間の運行停止を命じた。同社のプエルト・マルドナード発クスコ行きの便が谷に転落する事故を起こし、23人が死亡した。この事故原因が、同社便のスピードの出しすぎであることが分かり、この処分が下された。同社は国内に広く路線網を展開しており、この停止の影響は大きいとみられる。

■プーノ、18歳男娼を解放 Correo Perúの記事
プーノ県の鉱山町ラ・リンコナーダで、18歳の「男娼」が解放された。この町のバーが摘発され、奴隷労働の状態で性的サービスに従事さられていた女性らが解放された。この中に、嘘の説明でこの場に連れてこられた県内出身の18歳男性が含まれていたという。男性は2年間、この仕事を強要されていた。


【チリ】

■ケウレ、イワシが大量死 La Terceraの記事
第9(ラ・アラウカニア)州ケウレ湾で、イワシが大量死した。漁港側によると、死んだイワシの量は8千トンにのぼるとみられ、漁船400隻が漁を中止し、この回収作業にあたっている。国内南部ではプランクトンの異常が続いており、この影響の可能性もある。一帯では腐った魚の臭いが立ち込め、住民の間にも不快感が広がっている。

■サンティアゴなどに雨の警報 La Terceraの記事
防災機関はサンティアゴ首都圏を含むメトロポリターナ州と第6(オイヒンス)州に、悪天候への警戒を呼びかけた。強風や雷をともなった大雨が降るおそれがあるとして、上から3番めのランクの「黄色警報」を発令したものだ。雨が降りやすい状況は、この週末、17日頃まで続くと気象台は予報している。


【アルゼンチン】

■マクリ、イメージ悪化 El Destapeの記事
マウリシオ・マクリ大統領のイメージは、顕著に悪化したとみられる。CABA社がブエノスアイレスで世論調査を実施したところ、同政権を支持すると答えたのは37.2%となり、不支持は過半数の51.9%となった。パナマ文書を通じ、大統領周辺がオフショア投資を行なっていた実態が明らかになり、このイメージ低下を招いたとみられる。

■ブエノスアイレスの空、濃霧の影響 El Patagónicoの記事
ブエノスアイレスの空の便は14日、濃霧の影響を受けた。朝5時から9時頃にかけ、ホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)、エセイサ国際空港とも離着陸ができない状態となった。このため多くの便に遅れやキャンセルが生じている。その後空港は再開され、今は便の運航は正常化に向かいつつある。

■対Uber闘争、激化 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのタクシー運転手らの闘争が、激化している。配車サービスのアプリケーション「Uber」の禁止などを求めた動きだ。このサービスにより白タクが横行し、タクシー営業ができなくなるとの危機感だ。運転手らは、市内の広い範囲で今後、道路封鎖を行なう方針を示した。この主張に対しマウリシオ・マクリ大統領も、一定の理解を示している。

■サンタ・フェ、大豆に被害 La Nacionの記事
サンタ・フェ州では大豆に大きな被害が生じている。同州では大雨の影響でパラナ川を始め多くの河川が氾濫し、農地が水浸しになる被害が続出した。アルゼンチンは世界的にも大豆の生産量が多く、サンタ・フェ州は主要生産地の一つだ。生産者らの団体によると、この雨により州内の大豆被害は20億ペソに達する可能性があるという。


【エクアドル】

■サント・ドミンゴ、浄水システムが被害 El Universoの記事
サント・ドミンゴでは、大雨の影響を浄水システムが受けたという。この一帯では12日夜、およそ2時間にわたり強い雨が降り続いた。この雨により、地域の世帯に水道を供給する浄水場が被害を受け、現在は使用できなくなっている。このため一帯の広い範囲では断水が続いている状態だ。

■エル・オーロ県でも雨被害 El Universoの記事
12日夜の大雨で、エル・オーロ県でも被害が出ている。ピーニャスの行政によると、同地域では土砂災害が相次ぎ、道路の不通区間が続出したほか、住宅の被害も報告されている。この雨は国内の広い範囲で降り、アンバト県都クエンカとロハを結ぶ道路は土砂崩れで不通のままとなっている。


【コロンビア】

■小頭症2例を確認 El Universoの記事
国内では妊婦がジカ熱に感染したことによる、小頭症の新生児の誕生が2例、確認されたという。フェルナンド・ルイス保健副相が14日、明らかにしたものだ。国内では6万人以上がジカ熱に感染し、妊婦の感染例も増大している。ブラジルで多数報告されているのと同様に、国内でも小頭症の新生児化初めて確認されたことになる。

■旧管制塔、5月から取り壊し Caracol Radioの記事
ボゴタ、エルドラード空港の旧管制塔は、この5月から取り壊しが始まるという。空港の管理側が明らかにしたものだ。この旧管制塔よりも高さが高い新管制塔が完成し、3月から業務移管が始まっている。この移管終了後、5月にもこの取り壊し作業を開始するという。同空港は現在、南米のハブ化に向け、機能拡張が進められている。


【ベネズエラ】

■スーパー前で就寝、216人逮捕 Sumariumの記事
カラカスでは、スーパーの店舗前で夜明かしをしていたなどで、216人が逮捕された。同国では昨年初め以降、物資不足が顕在化し、国内のスーパーの前には長い行列が絶えずできる状態だ。しかし政府は、スーパー前での夜明かしなどを禁じており、この摘発が行なわれた。逮捕者の中には、寝袋で眠る人も少なからずいたという。

■国際通話、一時停止に Dirigenteの記事
スペインのテレフォニカが運営する携帯電話Movistarから、国際通話が一時、できなくなった。同社によると、通話にかかる料金の国際決済に問題が生じ、このサービスを一時停止したという。欧米、アジアなどだけでなくコロンビアやブラジルなど、近隣国への通話もできなくなった。この事態は、同国が直面する経済問題が原因だという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■フエゴ火山が噴火 Telesur TVの記事
グアテマラのフエゴ火山がまた噴火した。首都の南西50キロのこの火山は、同国内でもっとも活発な活火山の一つだ。14日の噴火は中程度で、周辺集落などへの被害報告はないという。観測機関によると火口からは400メートルの高さまで火柱が上がり、火口からは溶岩が噴出している。

■エルサルバドル、渇水非常事態 El Universoの記事
エルサルバドル政府は国内に、渇水の非常事態を宣言した。同国ではエル・ニーニョ現象による異常気象の影響で、雨が極端に少ない状態が続いている。サルバドール・サンチェス・セレン大統領はこの宣言を発令し、300万ドルを投じて井戸を掘るなどの対応を取ると発表した。同様の宣言が出されるのは、同国では歴史上初めてだ。

■ホンジュラス、ギラン・バレー71件 La Prensaの記事
ホンジュラスではジカ熱感染者のギラン・バレー症候群発症例が、71件を数えるという。フランシス・コンテラス保健相が14日、明らかにした数字だ。ラテンアメリカで流行するこの感染症が、この難病を誘発する可能性が指摘されている。国内でのこの感染症の感染者は3万1千人に達しており、胎児に影響が生じるおそれがある妊婦の感染は219件だ。

■パンディージャ、戦争を宣言 El Heraldoの記事
エルサルバドルの一部の「パンディージャ」は、警察との間の戦争を宣言した。パンディージャは組織犯罪のメンバーらで、同国ではこの間の抗争で死傷者が出続けている。政府や警察はこの取締り、対処を強化しているが、パンディージャ側もこれに応戦する姿勢を示したものだ。同国ではこの抗争激化で、殺人率が大幅に上昇している。

■パナマ、風力発電公園 La Estrellaの記事
パナマでは14日、大型の風力発電公園がオープンした。コクレのペノノメに設けられたのは発電公園「ラウダート・シー」で、1600メガワットの発電が可能となる。フルに発電すると、国内の電力需要の8%をまかなうことになる。公園内には発電用風車86基が設置されており、この開発には4億3千万ドルが投じられた。

■国連、パラグアイへ Telesur TVの記事
国連の視察団が、パラグアイに向かう。同国では昨年11月以降、大雨が続いた影響でパラグアイ川の増水、氾濫が続き、各地で洪水被害が相次いだ。視察団はこの被害概要と復旧状況を視察するもので、国連や国際社会による支援のあり方などを分析する。現在も国内には125個所の避難所が設けられている。

■ニカラグア、ベンガルトラ生まれる Naciónの記事
ニカラグアで、ベンガルトラの赤ちゃん3頭が生まれたという。この絶滅危惧種の赤ちゃんは、メキシコのサーカス団で飼われるトラが生んだものだ。メキシコでは法で、サーカス団による動物飼育が禁じられたため、拠点を同国に移したままとなっているという。発育は順調で、もうしばらくは首都マナグアから53キロのサンラファエルにとどまる見通しだ。


【国際全般】

■欧州議会、パナマ文書委員会設置 El Paísの記事
欧州議会は新たに、「パナマ文書」に専門対応する委員会を設置した。3日に公開されたこの文書により、世界の要人や企業などによるオフショア投資が明らかになり、租税回避の有無が世界的問題となっている。欧州連合(EU)各国でもこの問題が大きくなっており、この専門委員会がこれに対処する。