2016.04.18

【ボリビア】

■エボ、エクアドル国民との連帯 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は、エクアドル国民との連帯を表明した。16日夕方に発生したエスメラルダス大地震を受けたものだ。同国民に見舞いの言葉を述べるとともに、被災者向けの物資を早急に送ることを明らかにした。先週末に面会した同国のラファエル・コレア大統領は、モラレス大統領のまさに盟友だ。

■法王、エボに「尊重」を求める El Díaの記事
ローマ法王フランシスコ1世は、エボ・モラレス大統領に対し、カトリック教会や信仰に対する「尊重」を求めた。モラレス大統領は先週末、ローマを訪れバチカンで法王と会談した。モラレス政権はボリビアの司祭らが、薬物密輸のグループと接触を持っていたことを批判していたが、法王はこの点とは別に、尊重の心を持つことが必要とモラレス大統領を諭したという。

■ラミア航空、サンタクルスへ El Deberの記事
ベネズエラにベースを置くラミア航空が、サンタクルスを拠点にチャーター便を運航するという。民間航空局が同社にライセンスを交付したことを明らかにしたものだ。同社はサンタクルスから国内界へのチャーター便を運航する予定だ。同社はサンタクルスからのツアー商品や、フットボールチームの移動などの需要を得たい考えだ。

■ボリビアの空港、評価低い Página Sieteの記事
ボリビアはパラグアイ、ニカラグアなどとともに、国内空港の評価が低いという。世界経済フォーラムが世界の主要空港を評価したものだ。コロンビアのボゴタやペルーのリマなど、地域内では評価が上昇する空港が相次いだ。しかし国内のラパス、コチャバンバ、サンタクルスの空港はいずれも、利用者視点での評価が低い。

■サパタ氏報道「嘘ばかり」 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は、元交際相手のガブリエラ・サパタ氏についての報道について、「嘘ばかり」と述べた。同氏の汚職疑惑と、モラレス大統領の息子の存在が大きなスキャンダルとなっている。モラレス大統領はこの件について「真摯に対応している」としたが、一部のメディアや勢力が、スキャンダルとして利用し、嘘を並べていると指摘した。

■身障者ら、あと100キロ El Díaの記事
身体障碍者らの行進は、ゴールのラパスまであと100キロとなった。年金増額などを求め身障者ら100人が、コチャバンバからラパスに向けての苛酷な行進を行なっている。オルーロ県のカラコリョで政府側との対話があったが決裂し、身障者らは行進継続を決めた。身障者らはラパス市内で、エボ・モラレス大統領と直接会談することを求めている。

■アンデスのコンドル賞、2年で28件 La Razónの記事
政府は「アンデスのコンドル賞」をこの2年で、28件授与しているという。この賞は、法令1762号にもとづく、国の褒章で、国の最高栄誉とされる。国際関係や行政、市民活動などが対象で、最近では来暮したオーストリアの大統領が受賞している。この受賞では、専用のメダルが付与される。

■レプソル、チュキサカに工場も Correo del Surの記事
レプソル・ボリビアは、チュキサカ県内にガス工場を設ける可能性を示した。同社とボリビア石油公社(YPFB)は県内のチャコ地方で、新たな天然ガス田の開発を手がけている。同社は新たな資源が発見されれば、この資源を活用したガス工場を、県内に設ける方針だという。

■コチャバンバ、前代未聞の渇水 Los Tiemposの記事
コチャバンバ県は、前代未聞の渇水に見舞われている。県内の広い範囲は雨期が終わったばかりだが、今季はいわゆる「空梅雨」で、雨の量が極端に少なかった。このため県内の湖沼やダム、貯水池の水位は下がり続けており、市民生活や農業が今後、大きな影響を受けるおそれがある。

■屋根崩落で調査へ El Díaの記事
サンタクルスのガブリエル・レネ・モレノ大学(UAGRM)の競技場の観客席の屋根が、突然崩落した。フットボール競技中に起きたこの事故で、観戦していた学生2人が軽傷を負っている。大学側と建築の専門家は、この崩落原因の調査に乗り出すことになった。事故当時、一帯には強い風が吹いていたことが報告されている。


【ペルー】

■消防士ら、エクアドルへ El Comercioの記事
国内の消防士らが、エクアドルに向かう。16日夕方に発生したエスメラルダス大地震で、同国では海岸部で建物倒壊など、甚大な被害が出ている。自治消防団の団体は合わせて42人を現地に派遣し、また支援物資3トンを被災地に送ることを決めた。ペルー空軍機が、消防士らを同国に向けて輸送するという。

■地震避難者、受け入れへ La Repúblicaの記事
ペルー政府は、エクアドルのエスメラルダス大地震の被災者の避難を、受け入れる方針を示した。国内からは物資支援や消防による救助隊派遣などが行われているが、行き場を失った被災者について、国内での一時避難滞在を認めるという。また地質の専門家を、震源エリアなどに派遣することも検討している。

■地震、ペルー人の犠牲者はない El Comercioの記事
エクアドルで起きたエスメラルダス大地震で、ペルー国民の犠牲者はいないという。隣国エクアドルには多くのペルー国民が居住しているが、在キトの大使館が安否確認を行ない、犠牲者の情報はないとした。キトの大使館、グアヤキルの領事館では在留ペルー人からの問い合わせ、相談に答える体制がとられている。

■メンドサ氏、支持表明なし El Comercioの記事
10日の大統領選で3位に終わったベロニカ・メンドサ氏は、決選に向けての支持表明をしないと発表した。同氏は左派で、決選に進む中道右派のケイコ・フヒモリ氏、ペドロ・パブロ・クチンスキー氏とは政策スタンスが大きく異なる。3位候補はどちらを支持するか表明することが多いが、同氏はどちらにも賛同できないとして表明を見送った。


【チリ】

■マポチョ川氾濫、各地で浸水 BioBio Chileの記事
サンティアゴを流れるマポチョ川が氾濫し、市内各地で浸水被害が起きている。悪天候に見舞われ大雨が降った影響でこの川が増水し、氾濫に至ったものだ。市内中心部を含む街路が水に覆われ、また地下施設や駐車場などが水没する被害も多く報告されている。市側によると今の時点での被害概要は、まだ明らかではないという。

■サンティアゴ大断水、続く News24の記事
サンティアゴでの大断水は、まだ続いている。大雨の影響で、水道のマイポ川の取水、浄水施設が被害を受け、市内の80%で水道供給が絶たれている。この影響を受けている人は4百万人に達するとみられる。水道会社と市は給水車を各地に向かわせおり、市民が飲料水を買い求める姿が広く見られた。


【アルゼンチン】

■音楽ライブ薬害、依然5人入院 La Nacionの記事
ブエノスアイレス、コスタ・サルゲロでの音楽ライブでの「薬害」で、今も5人が入院している。このライブ会場で若者らが、違法なMDMAやLSDを使用し、20歳から30歳の5人が死亡した事件だ。これらの薬物で中毒を起こしたもので、入院中の5人はいずれも、重篤な状態にあるという。

■Uber闘争、対話へ Clarín.comの記事
配車アプリケーション「Uber」をめぐる闘争で、対話が行われることになった。ブエノスアイレスのタクシー運転手らが、このアプリ普及で「白タク」営業が増えると反発しているものだ。市内で道路封鎖などを行なっていたが、交通行政との間の対話を受け入れることを明らかにした。この封鎖現場の一部では、暴力行為も報告されていた


【エクアドル】

■地震死者246人、負傷者1557人 El Universoの記事
16日18時58分、エスメラルダス県のムイスネ沖の太平洋で起きたマグニチュード7.8の地震による死者は246人、負傷者は1557人となった。ホルヘ・グラス副大統領が明らかにした数字だ。この地震でエスメラルダス、マナビ、グアヤス県の海岸部を中心に建物倒壊などの被害が広がっている。またこの地震以降、余震とみられる揺れは214回観測されている。

■エスメラルダス地震、九州の20倍 El Universoの記事
エスメラルダス地震の規模は、直前に起きた日本の九州での大地震の規模の、実に20倍だったという。ロンドンの大学の地質学の専門家、ダビド・ロテリー氏が指摘したものだ。今回の地震は、ナスカプレートと南米プレートの境界で起きたものだという。またこの20年でラテンアメリカで発生した地震のうち、10番めの大きさだった。

■コレア「不明者捜索に注力を」 Caracol Radioの記事
ラファエル・コレア大統領はツ「不明者捜索に注力を」とツイートした。ローマ訪問中にこの報に触れた大統領は急遽、帰国の途についている。地震直後には「エクアドル国民よ、がんばれ」とツイートしていた。コレア大統領は15時に、大きな被害を受けたマンタの空港に専用機で到着するという。

■エスメラルダス地震、6億ドル緊急予算 El Comercioの記事
ファウスト・エレラ経済相は、エスメラルダス地震を受け、6億ドルの緊急予算を計上することを明らかにした。海岸部を中心に建物倒壊などの被害が広がり、多くの死傷者が出ている。この6億ドルは全体への予算で、とくに被害が大きいマナビ県には、すでに4700万ドルの支出を決めているという。

■ペデルナレス、150人不明 El Universoの記事
エスメラルダス地震の震源に近いマナビ県のペデルナレスでは、今もなお150人が不明となっている。海岸にあるこの町では建物倒壊が相次ぎ、今も多くの人が瓦礫の中に閉じ込められているとみられる。この町だけで死者数はすでに38人となっている。内陸のキト、サントドミンゴなどから消防隊が続々と到着し、捜索活動が繰り広げられている。

■兵1万人、警察官4600人動員 El Universoの記事
ホルヘ・グラス副大統領は、エスメラルダス地震で大きな被害を受けた海岸部に、兵1万人と警察官4600人を動員することを明らかにした。海岸では建物の倒壊が多く、今も多くの人が生き埋めになっているとみられる。また内陸などから、医師や看護師ら241人を、海岸に向かわせることも明らかにした。

■グアヤキルの被害も甚大 El Universoの記事
国内最大都市グアヤキルの被害も大きい。市内では建物倒壊が相次ぎ、幹線道路の中には通行できない個所が多くある。ハイメ・ネボ市長は車輛に対し、スピードを緩めるよう要請している。市側は市内複数個所に避難、連絡所を設け、避難者への対応にあたっている。サンエドゥアルド、デル・カルメンなどのトンネルの通行は再開された。

■空港の大半は再開 El Comercioの記事
国内の23の空港のうち、今の時点で22個所は通常通り、運営されている。エスメラルダス地震で海岸部の空港は一時運用が差し止められたが、グアヤキルやマンタ、エスメラルダスなどの空港も再開された。唯一、サリナスの空港は電力供給が回復しないため今も使用できない状態だ。キトの空港は地震後も、一貫して運用が続けられている。

■6県、学校は休校 El Universoの記事
エスメラルダス地震を受け、6県の学校は18日の休校を決めた。休校となるのはマナビ、エスメラルダス、グアヤス、サンタ・エレーナ、ロス・リオス、サント・ドミンゴ県内の学校だ。一部の学校施設は、地域の人々の避難所となっていることから、授業再開には相当の時間を要する可能性もある。

■各国から支援、連帯の声 Caracol Radioの記事
今回の地震被害を受け、各国から支援や連帯の声がある。ロシアのプーチン大統領はコレア大統領に国民への見舞いの電話を入れたという。また米国のケリー国務長官はエクアドル国民を見舞うツイートを出した。ローマ法王フランシスコ1世は、エクアドル国民の平穏の回復を祈った。ボリビアやパナマ、コロンビア、ベネズエラなどの首脳からも同様の声が上がっている。

■スペイン、捜索隊派遣 Caracol Radioの記事
スペインは17日じゅうに、エクアドルに捜索隊を派遣する。同国のラホイ首相が明らかにしたものだ。同国の兵50人で構成される捜索隊は、空軍機でエクアドルに向かったという。また同様の捜索隊、支援隊の派遣申し出は、メキシコやエルサルバドルなど、各国から寄せられている。

■ババオヨでも不安な夜 El Comercioの記事
ロス・リオス県の県都ババオヨでも、多くの市民が不安な夜を過ごした。エスメラルダス地震の震源から遠いもののこの町でも揺れが大きく、建物の損壊が多く報告されているという。余震が続くため、多くの人は路上で不安な一夜を過ごした。また略奪や盗難を恐れ、多くの市民が自宅で寝ずの番をしていたという。

■ポルトビエホ、受刑者100人が脱走か El Universoの記事
マナビ県都ポルトビエホの受刑施設からは、受刑者100人が地震の混乱に乗じて脱走したという。マナビ県側が明らかにしたものだ。エル・ロデオの施設の建物に被害があり、180人が脱走し、一部は捕えられたものの100人の行方が分かっていないという。この受刑施設では、死傷者は出ていなかった。

■地震発生時、不思議な光 El Universoの記事
エスメラルダス地震発生時、多くの人が空に不思議な光を目撃したという。SNSなどで報告が相次いでいるものだ。グアヤキルやドゥラン、エスメラルダス、マンタなどで、地震が起きた際に空に雷のような光が走った。英国の大学の研究者によると、地盤が動いた際に、「地震の光」と呼ばれるこのよう現象が起きることがあるという。


【コロンビア】

■国内でも揺れを感じる Caracol Radioの記事
16日夕方、エクアドルのエスメラルダス県ムイスネ付近で起きたマグニチュード7.8の地震の揺れは、国内でも感じた。国境に近いナリーニョ、カウカ、バジェ・デル・カウカ、リサラルダ県などで感じ、さらにボゴタでも揺れが報告された。国内第3の都市カリでは、建物に一部被害が生じたことが報告されている。

■外務省、専用回線設ける Caracol Radioの記事
外務省はエクアドルのエスメラルダス地震を受け、同国内に専用回線を設けた。隣国だけに同国に居住するコロンビア国民も多く、この安否確認や問い合わせに答えるためだ。またボゴタの外務省本庁でも同様の回線を設けたという。今の時点でエクアドル在住のコロンビア人1人が死亡し、15人と連絡がとれていない。


【ベネズエラ】

■学校での略奪が増加 Venezuela al Díaの記事
国内では学校が、略奪の標的となるケースが増えている。国内では経済失政で物資不足が深刻化し、連日スーパーの前には長い行列ができる状態だ。散発的に店舗を狙った略奪事件も報告されているが、新たに学校もその被害に遭い始めている。ミランダ州のロス・テケスのある学校では、3月のセマナサンタ(聖週間)の連休中に、物品が多く持ち出されたという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ウルグアイ、国家的痛み El Nuevo Díaの記事
ウルグアイ政府は、「国家的痛み」を宣言した。西部のドローレスで竜巻が発生し、4人が死亡し、重傷者5名を含む30人が負傷した。この町では多くの建物が損壊し、甚大な被害が出ている。タバレ・バスケス大統領がこの宣言を出したもので、国民の連帯を求めた。バスケス大統領は17日、この被災地を訪問するという。

■ラウル、左派の結集を La Razónの記事
キューバのラウル・カストロ議長は、ラテンアメリカの左派政権の結集、連帯を求めた。キューバ共産党の党大会の初日の挨拶で語ったものだ。左派政権が現在、危機に立たされていると同議長は危機感を示し、各国の協力が必要とした。その上で、左派政権が協力し合い、社会革命を実現したい、とした。

■中米2個所で地震 La Razónの記事
中米では17日、2個所で地震があった。11時18分、ニカラグアのフォンセカ湾でマグニチュード5.0の地震があった。この揺れは同国やエルサルバドル、ホンジュラスで感じた。同日午後にはパナマのコロン沖のカリブ海でマグニチュード3.4の地震があった。いずれの地震も揺れは小さく、被害などは報告されていない。

■イベリア便でトラブル El Paísの記事
ウルグアイ、モンテビデオのカラスコ国際空港を発ったイベリア航空機で、トラブルがあった。17日、258人の乗客を乗せてマドリードに向かおうとした機体の車輪が摩擦で焼け、機内に強いにおいが立ち込めた。乗客らの間で騒ぎとなり、この機体はブラジル北部のフォルタレザの空港に緊急着陸した。負傷者などはない。

■ニカラグア、血友病多い El Nuevo Diarioの記事
ニカラグアは、中米各国の中で血友病の患者の数が多いという。ニカラグア赤十字が指摘したものだ。国内には現在、315人の血友病患者がおり、700人は自身の疾患に気づいていない。実数ではメキシコの6300人より少ないが、人口当たりでいえばニカラグアがもっとも多いという。