2016.04.21

【ボリビア】

■エボ「エクアドルへの支援続ける」 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は20日、「エクアドルへの支援を継続する」とした。16日夕方の大地震で、同国では甚大な被害が出ている。モラレス大統領はツイッターを通じて同国民と、盟友ラファエル・コレア大統領に励ましのメッセージを送った。ボリビアは同国に救助隊員を派遣し、水や医薬品などの物資を2便、送っている。

■ボリビアに地震に備えを El Díaの記事
ラパスのサンカリクスト地震機構は、ボリビア政府と国民に対し地震への備えを呼びかけた。エクアドルの大地震を受けたものだ。ボリビアは環太平洋造山帯には位置しておらず、同国よりも大地震リスクは低い。しかし1999年にはコチャバンバ県のアイキレで大地震があり、大きな被害を出している。国内にはサンタクルス県に大きな活断層もあり、備えが必要とした。

■エボ、米国へ La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は20日、専用機で米国、ニューヨークに向かった。国連主催の、地球温暖化など気候変動にかかる国際会議が開催され、これに参加するためだ。この訪問にはダビド・チョケワンカ外相、レネ・オレジャナ計画開発相も同行する。モラレス大統領は各国首脳との会談を通じ、薬物対策などでの協力体制を模索する姿勢だ。

■エボ、ベネズエラに立ち寄る El Díaの記事
エボ・モラレス大統領はニューヨークに向かう前、ベネズエラのカラカスに立ち寄った。20日午後、空港に降り立った大統領は市内に移動し、ニコラス・マドゥロ大統領と会談している。マドゥロ大統領は任期6年の半分が経過したところだが、求心力低下に加え議会選で敗れ、困難な局面に立たされている。

■プーチン氏、ボリビアとの関係強化に言及 El Deberの記事
ロシアのウラジミール・プーチン大統領は、クレムリンでの会見で、ボリビアとの関係強化に言及した。新大使の認証式で語ったもので、エボ・モラレス大統領との合意内容に基づき、関係強化を推進したいと述べた。ボリビアとロシアは、エルアルトの原子力センター建設での協力関係などに合意していた。

■国産リチウム、コスト上昇 El Díaの記事
ドイツ人エンジニアが、ボリビア産のリチウムのコストが急上昇していると指摘した。政府は各国や企業の協力を得て、ポトシ県のウユニ塩湖のリチウム鉱開発を進めている。しかし設備、人件費、投資コストの上昇で、この実現に向け必要な費用が、少なくとも当初見積もりの4倍に膨張しているという。国内ではオルーロ県のコイパサ塩湖などにもリチウム鉱があることが知られる。

■ビジャ・モンテス、また封鎖 La Razónの記事
タリハとビジャ・モンテスを結ぶ道路が、またブロック封鎖された。タリハ県が計画する水力発電などの開発への反対闘争で、19日から封鎖が行なわれているという。道路は支障は生じているものの通行は可能な状態だが、タリハからこの方面に向かうバスの便は、安全上の理由から出発が見合されている。

■エルアルト、犬40匹毒殺 El Deberの記事
エルアルトで、犬40匹が毒殺されたとみられる。市側が明らかにしたもので、市内の第8区内で、毒入りの餌が撒かれ、これを食べた野犬や飼い犬が次々に死んだとみられるという。地域の人々は、何者かがこの地域で盗みをはたらこうとし、この行為に及んだとみている。警察は、重罪化された動物保護法違反とみて捜査を続けている。

■カラカラ、周辺への被害も大きい Los Tiemposの記事
コチャバンバ県のカラカラで起きた廃タイヤ火災で、周辺地域の環境にも甚大な影響が生じるおそれがある。県環境局が明らかにしたものだ。カラカラがあるセルカドだけでなく、周囲のサカバなどでも、環境汚染などが今後顕在化する可能性があるという。この火災は廃タイヤ置き場1万3千平方メートルが、10時間にわたり燃えたものだ。

■マト・グロッソ州、道路整備推進 El Deberの記事
ブラジルのマト・グロッソ州は、ボリビアとの国境道路の整備を推進する姿勢だ。サンタクルスとクイアバを結ぶルートの国内部分、サンマティアス-サンイグナシオ間315キロについて、同州も協力する方針だ。同州はボリビアとの間の道路の改善が、地域経済に大きく資すると分析している。

■世界一醜い女性が来暮へ El Deberの記事
「世界一醜い女性」が来暮するという。米国テキサス州に住むリッツィー・ベラスケスさんはFacebookのイベントを通じ、この小ごょうを手にした。5月21日から23日にかけてボリビアを訪れ、ラパスとサンタクルスに滞在予定だという。この女性は先天疾患を持って生まれ、この称号を得た際には深く悩んだが、今は受け入れているという。

■グラン・ポデール、アピール開始 La Razónの記事
ラパスのフォルクローレの祭典「グラン・ポデール」のユネスコ無形文化遺産登録を目指し、アピールが開始される。5月から6月に開催されるこの祭典は、オルーロのカルナバルに並ぶ存在だ。マルコ・マチカオ文化相は、この登録実現に向けこの祭典を国際社会やユネスコに強くアピールするという。


【ペルー】

■ケイコ氏39.85%、クチンスキー氏20.99% Los Andesの記事
ペルー選管は10日に投票が行われた大統領選の開票100%の結果を示した。トップはケイコ・フヒモリ氏で39.85%、次点はペドロ・パブロ・クチンスキー氏で20.99%となり、この2候補が決選に進む。3位はベロニカ・メンドサ氏で18.80%、以下バルネチェア氏6.96%、ガルシア氏5.83%、サントス氏4.01%などとなっている。

■サクサイワマンの壁、崩される Correo Perúの記事
クスコ、サクサイワマン要塞の壁の一部が、違法に崩されたという。警察は、重機を使用しこの行為に及んだとして33歳から50歳の男3人を逮捕した。文化省の告発によるとこの3人は、文化公園の一部である要塞の壁を壊し、深さ4メートルほどの穴を掘ったという。文化省は現在、この被害の調査分析にあたっており、復旧の方法などを模索する。


【チリ】

■ネッタイシマカ、さらに見つかる La Terceraの記事
国内北端のアリカでは、さらにネッタイシマカ2匹が発見された。今週、国内で初めてこの蚊が見つかったもので、これで発見数は3件となった。この蚊はデングやチクングニヤ熱、ジカ熱、黄熱病を媒介する存在で、この蚊の上陸は保健衛生上の大きな脅威となる。今のところこれらの感染症の、国内二次感染の事例は報告されていない。

■タルカワノ、ペンギンを放つ BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州のタルカワノでは、一羽のペンギンが野生に戻された。このマゼランペンギンは、近海での漁の際、網にひっかかり捕獲されたものだ。負傷しており、地域のサンセバスティアン大学の施設で手当てを受けていた。この傷が癒え、キリキナ島の海岸に放たれたという。


【アルゼンチン】

■エセイサ、ストの影響 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのエセイサ国際空港は20日、ストの影響を受けた。空港を管理するアルゼンチン2000と契約する警備会社の職員らが、空港に至るアクセス道を封鎖したものだ。契約の違法性などを訴えた動きだが、この影響で空港利用客の移動に支障が生じ、同空港の出発便にも一部、遅れが生じた。このストはすでに解除されている。

■水害で大豆330万トン減少か La Nacionの記事
国内各地で発生した水害の影響で、大豆の収穫が330万トン減る見通しだという。農業省が明らかにしたものだ。昨年12月以降、国内やブラジルでの大雨で河川の増水、氾濫が相次いだ。大豆生産地の被害は大きく、当初見積った量から、今季は5.46%、収穫量が減る見通しだという。

■危険ドラッグ禍、幻覚作用か La Nacionの記事
先週末、ブエノスアイレスのコスタ・サルゲロで使用された「危険ドラッグ」は幻覚作用をもたらすものだったという。音楽ライブで、この薬物を使用した5人が死亡、今も3人が重篤な状態となっているものだ。調べの結果、この薬物にはコカイン、マリファナ、ケタミンなどの成分が含まれていた。使用すると強い幻覚症状を起こすとみられるという。

■アンデス航空、バリロチェへ Bariloche Opinaの記事
アンデス航空が新たに、バリロチェに乗り入れるという。サルタをベースとする同社は現在は、バリロチェには乗り入れていない。冬の観光シーズン、サルタやフフイ、コモドロ・リバダビアとの間で、便を季節運航する予定だという。運航時期やスケジュールは明らかにされていない。

■コレクティーボ・ジャック La Nacionの記事
トゥクマン市内でコレクティーボ(路線バス)がジャックされる事件が起きた。市内を走行していた5番のコレクティーボに、14人の若者が運賃を払わずに乗り込み、ほかの乗客を脅して下車させた上で、運転手に目的地まで運転させたという。このグループの20歳の友人が銃で撃たれて殺害され、この葬儀に向かうためこの手段に出たとみられる。

■ジカ熱ワクチン、研究進む Clarín.comの記事
国内の研究者らも、ジカ熱ワクチンの開発に取り組んでいる。隣国ブラジルを震源にこの感染症がラテンアメリカ全体に伝播している。国内でも、感染国からの持ち帰り事例が相次いで報告されている状態だ。国内の大学や保健機関では、このワクチンの開発に向け、研究や取り組みが進められている。


【エクアドル】

■地震死者、525人 El Universoの記事
16日夕方に発生したエスメラルダス大地震の死者はさらに増えて、525人となった。リカルド・パティニョ国防相が発表した数字だ。現時点で確認されている負傷者数は4027人、不明者は231人となっている。死者のうち11人は、外国人だ。震源に近いマナビ県で犠牲者が多く、ペデルナレスで164人、マンタで170人、ポルトビエホで118人となっている。

■TAME、マンタ線を集中運航 El Universoの記事
公営航空会社TAMEは、今回の地震で大きな被害を出したマナビ県のマンタから、多くの臨時便を出している。同社はキトやグアヤキルとこの町を結ぶ路線を20日までに、28便特別運航した。被災者に対しては、特別の割引運賃を提示している。この空港の管制塔は地震で倒壊したため、目視と無線を活用し運航が継続されている。

■強い余震が2度発生 El Universoの記事
16日夕方の大地震の余震とみられる強い揺れが2度、20日に発生した。午前3時33分にはムイスネの北25キロを震源とするマグニチュード6.1の地震が、その2分後には同じ震源域でマグニチュード6.2の地震が起きた。大きな被害を出しているマナビ県のペデルナレスやマンタで強い揺れを感じた。これらの地震による津波の発生はなかった。

■救助隊、20か国から941人 El Universoの記事
16日夕方の大地震を受け、エクアドルは20か国から、941人の救助隊員を受け入れている。ギジェルモ・ロング大臣が明らかにしたものだ。国別でもっとも多いのはベネズエラの212人、以下コロンビアが153人、メキシコ111人、ペルー70人、スペインとフランスがそれぞれ64人、ボリビア51人となっている。

■捜索犬、120頭 El Universoの記事
16日夕方の大地震を受け、120頭の捜索犬が、不明者捜索にあたっている。国内だけでなく、各国から派遣されている捜索犬が、多くの建物が倒壊したマナビ県内を中心に活動しているものだ。生き埋めになった人の発見だけでなく、瓦礫の中から手がかりとなる衣類や靴などの発見につながっている。

■ボランティア受け入れに限界 El Comercioの記事
大地震被災地の、ボランティア受け入れ態勢が限界だという。復興支援や清掃などのため、国内外から多くのボランティアが、被災地入りしている。大きな被害を受けたマナビ県のペデルナレスでは、こうしたボランティアを受け入れる体制が整わず、またボランティアの安全確保などの点から、受け入れが限界に達しているという。

■被災地、水不足が深刻 El Universoの記事
今回の地震の被災地では、水不足が深刻化している。水道の復旧が進まず、被災した人々は飲料水、生活用水を求めるため、長い行列を作り続けている。水そのものの供給量も足りていない状態だ。甚大な被害を受けたマナビ県内各地だけでなく、グアヤス県やエスメラルダス県、サント・ドミンゴ県などでも同様の状況だ。

■法王、被災地にメッセージ El Universoの記事
ローマ法王フランシスコ1世は、エクアドルの地震被災地に向け特別のメッセージを出した。バチカンのサンペドロ広場で、スペイン語で話しかけたものだ。大変な状況にあるエクアドル国民への連帯を示し、また神の加護を願った。またこのメッセージの中で、同時期に大地震に見舞われた日本の九州についても、言及している。

■マイアミの邦人も動く El Universoの記事
米国フロリダ州マイアミのエクアドル人コミュニティも、動いている。この町にはラテンアメリカからの移民が多く、エクアドル国民同士の連携もある。今回の大地震を受け、エクアドル人のコミュニティは各国出身者の協力を得て、物資支援などの活動を続けている。飲料水や食料、医薬品、衣類などの収集を行なっている。

■アルゼンチン旅行者が不明 El Universoの記事
今回の大地震を受け、アルゼンチンのバックパッカーの男性が不明となっていることが明らかになった。この22歳の男性は、地震が起きた16日夕方に、震源に近いマナビ県のバイア・デ・カラケスのホテルに宿泊していたことが分かっている。家族によると13日に電話があって以降、連絡が途絶えた状態にあるという。

■フットボールの英雄も路上生活 El Comercioの記事
2002年の日韓ワールドカップへのエクアドル出場の原動力となった元フットボール選手、アルフォンソ・オブレゴン氏も、路上生活中だ。同氏は、今回の地震で大きな被害を受けたマナビ県都ポルトビエホ在住だ。自宅が倒壊し、家族とともに車の中で寝起きをしている状態だという。


【コロンビア】

■フリーWiFiゾーン、100個所整備へ Caracol Radioの記事
フアン・マヌエル・サントス大統領は、2018年にかけて「フリーWiFIゾーン」を国内100個所に整備すると発表した。ボゴタでは20日、国内初めてのこのゾーンが設けられた。大統領は今後130億ペソを投じて、国内32県すべてに同様のゾーンを設けることを明らかにした。このゾーン内ではスマートフォンやタブレットのWiFiアクセスが無料でできる。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■Unasurサミット、中止に El Universoの記事
今週末に行われる予定だった南米諸国連合(Unasur)のサミットは、中止となった。議長国ウルグアイのロドルフォ・ニン・ノボア外相が明らかにしたものだ。このサミットはUnasur本部があるエクアドル、キトで開催予定だったが、16日夕方に同国で大地震が発生し、この対応を優先するため中止を決めたという。

■ルセフ、訪米へ News24の記事
ブラジルのジルマ・ルセフ大統領は異常事態の中、米国を訪れる。同国の下院議会が同大統領の弾劾を可決し、今後上院が可決すれば大統領は職務停止となり、テメル副大統領が残りの任期を代行することになる。21日からの訪米は、温暖化など気候変動にかかる国際会議に参加するためだ。

■パナマ、日本と調印 Panamá Américaの記事
訪日しているフアン・カルロス・バレラ大統領は、日本政府側との調印に臨んだ。パナマシティでは、メトロ3号線の建設計画が進められている。この建設について技術、資金協力を日本から受けることになっており、この調印が20日、行なわれたものだ。この路線は全長26.7キロで14の駅が設けられる。大統領は東京で、安倍晋三首相と会談した。

■パナマ、イルカが大量死 Televisaの記事
パナマの海岸に大量のイルカが打ちあがり、死んでいるのが発見された。政府海洋資源局によると、この事態が起きたのは太平洋岸のオストナルのビーチで、25頭のイルカが見つかったという。今の時点でなぜイルカが打ちあがり、死んだのか原因は分かっていない。この海域には、通常から多くのイルカが姿を見せる。

■エア・カナダ、サンホセへ季節運航 Caracol Radioの記事
エア・カナダは、コスタリカの首都サンホセへの季節運航便就航を発表した。同社が開設するのは、モントリオールとサンホセを結ぶ路線で、今年の12月22日から来年4月まで、週2往復運航する。同社は現在、トロント-サンホセ線と、モントリオール-リベリア線を運航している。

■ボラリス、サンホセ2路線 Nacionの記事
メキシコのLCC、ボラリスは国内とコスタリカの首都サンホセを結ぶ2路線を、新たに開設する。12月から就航するのは、ユカタン半島のカンクン、そしてハブであるグアダラハラと、サンホセを結ぶ路線だ。同社はこの路線について、往復119ドルという最低運賃を示している。同社はメキシコ市場で、存在感を増している。