2016.04.26

【ボリビア】

■身障者ら、ラパス到着 El Díaの記事
身体障碍者らの行進がラパス市内に到着した。身障者らは年金増額などを求め、コチャバンバからラパスへの苛酷な行進を続けていた。35日をかけ、この行進をやり遂げたことになり、出迎えたラパス市民らが拍手で出迎えた。身障者らは月500ボリビアーノの年金支給を、エボ・モラレス大統領に直訴したいとしている。

■生活や治療に年金が必要 El Díaの記事
ラパスへの行進を終えた身体障碍者らは、生活維持や治療のために年金が必要としている。政府に対し月500ボリビアーノの年金を求めているが、身障者の雇用確保は難しく、また多くの身障者が医薬品に頼っている状態で、福祉増進にはコストがかかるという。政府側との間では行進の途中、オルーロ県で交渉が行われたが、決裂していた。

■エボのみDNA検査 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は25日、DNA検査のための検体採取を受けた。元交際相手ガブリエラ・サパタ氏が出産したモラレス大統領の息子について、親子であるかを確認するこの検査が司法から命じられたものだ。一方、この息子を出産したサパタ氏は、このDNA採取は受けていないという。この子の存在は、政界を揺るがすスキャンダルとなっている。

■ダカール2017も国内通過か La Razónの記事
ダカールラリー2017も、ボリビア国内を通過する可能性が高いという。このラリーは2014年から今年まで、3年連続で国内開催された。主催側によると2017年ラリーはアルゼンチン、ボリビア両国内の通過が濃厚で、パラグアイのルート編入の可能性が検討されているという。ラリーはポトシ、オルーロ県を通過したが、観光面から評価される一方、環境の点から疑問を呈する声もある。

■内陸途上国会議を提唱 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、海岸線を持たない開発途上国の会議の開催を提唱した。各国の交通担当相による国際会議で、海を持たないことによる物流、交通の対策や利便性向上などを話し合うという。31か国に参加を呼びかけ、サンタクルスでこの国際会議を開催した考えだ。ボリビアは現在、チリに対し海岸線を要求している。

■タリハ、道路封鎖続く La Razónの記事
タリハとチャコ地方を結ぶ道路の封鎖は続いている。地域農業層が、県の助成などを求めた動きだ。農業層はアルゼンチン国境のヤクイバとビジャモンテスを結ぶ区間については封鎖を解除したが、県都との間の道路の封鎖を今も継続している。農業層は県からの各世帯6千ボリビアーノの助成継続を訴えている。

■鉄道、ペルー次期政権を信じる La Razónの記事
政府は、大陸横断鉄道計画について、ペルーの次期政権を信じて待つ姿勢だ。国内鉄道を活用する形でブラジルの大西洋岸とペルーの太平洋岸を結ぶ鉄道の建設計画だ。ペルーでは7月に現大統領が任満了となるため、6月5日の決選で新大統領が決まる。ボリビア政府は、いずれの候補が勝利してもこの鉄道計画は前進する、との姿勢を示している。

■TAM公企業化、11月満了へ El Díaの記事
ボリビア空軍航空(TAM)の公企業化プロセスは、11月にも満了するという。空軍の一部門である同社は、実質営利企業であるため、公企業化され管轄が民間航空局に移ることになっている。このプロセスは進展が遅れ、昨年12月の完了予定から2度、延期されている。同社側が、この11月末までの完了を目標としていることを明らかにした。

■ビルビルのハブ化、航空会社は否定的 El Deberの記事
国が打ち出したサンタクルスのビルビル国際空港のハブ化計画について、国外航空会社の多くは否定的だ。政府はこの実現のため、旅客、貨物のターミナル拡張などの工事を行なう。しかし外国航空会社によると、ボリビアへの就航、運航コストが高く、ジェット燃料の価格も高いため、国内空港をハブとする魅力に欠けるという。

■ユンガスで事故 Página Sieteの記事
ラパス県ユンガス地方で25日朝9時頃、事故が起きた。現場となったのはコロイコに近い、トリニダ・パンパの道路だ。走行していたワンボックスカーが道路を外れて200メートル下の、コンセプシオン川の中に落ちたものだ。この事故でこれまでに少なくとも4人の死亡が確認されている。ユンガス地方は道路事情が悪く、こうした事故が起きやすい。

■トゥピサとビジャソン、ゼネストを通告 La Razónの記事
ポトシ県南部のトゥピサとビジャソンの労働組合連合が、27日午前0時からのゼネスト突入を通告した。地域選出議員が明らかにしたもので、地域コミュニティは政府が、病院建設などの約束した公共工事を履行しないことに腹を立てているという。組合側はこのストについて、無期限としている。

■サンタクルス、マラリア対策 El Deberの記事
サンタクルス県の保健局は、マラリアを抑止するキャンペーンを実施する。対マラリアの国際デーを記念し、行なうものだ。ハマダラカが媒介するマラリアは、国内ではデングなどに比して、感染数は少ない。それでも県内とベニ、パンド両県で今年、13件の発生が確認されているという。マラリアは原虫が脳内に入ると、高い確率で死を招く。


【ペルー】

■大統領選、クチンスキー氏優勢 Los Andesの記事
6月5日に投票が行われる大統領選の決選は、ペドロ・パブロ・クチンスキー氏が優勢となっている。各社調査で、同氏がケイコ・フヒモリ氏を3~5ポイントリードしていることが分かった。今月10日の投票でケイコ氏がトップとなったが、父親である元大統領アルベルト・フヒモリ氏の強権的姿勢を嫌う国民は少なくなく、こうした層がクチンスキー氏支持に流れたとみられる。

■ケンジ氏、次は自分が出る Correo Perúaの記事
ケイコ・フヒモリ氏が大統領選決選で敗れた場合、2021年選挙には弟のケンジ・フヒモリ氏が出馬するという。先の議員選挙でトップ当選した同氏は、アルベルト・フヒモリ元大統領の二男だ。姉のケイコ氏の「苦戦」は、父親の政権時代の姿勢だけが原因ではないとケンジ氏は語り、自身の大統領選出馬に強い意欲を示した。

■ユネスコ、シェラトンに懸念 La Repúblicaの記事
ユネスコは、クスコ市内中心部に建設が進められているホテル・シェラトンについて、重大な懸念を示した。サフィ通り沿いに建設されているこの新ホテルは7階建てで、同機関の分析によるとクスコ旧市街の景観や文化的特質にマイナスの影響を与えるという。同ホテルの建設許可は、昨年12月に出されている。


【チリ】

■サンティアゴ-リマ、乗り入れ枠増強 La Terceraの記事
チリ政府航空委員会は、サンティアゴとリマを結ぶ旅客航空便の乗り入れ枠を週7便、増やすことを明らかにした。両国間ではオープンスカイとはなっておらず、個別に枠を設定する。現在この路線はLANが週42便、スカイ航空が16便、LANペルーが28便、アビアンカが7便を運航しており、2015年の年間利用者は111万人だった。

■サンティアゴ、雇用が悪化 BioBio Chileの記事
サンティアゴの雇用が悪化している。チリ大学によると、首都圏でのこの3月時点の失業率は9.4%となった。この数字は昨年同月から2.6ポイントの悪化で、この6年でもっとも高い水準だ。チリ経済は、中国経済の減速などでやや悪化傾向にあることが指摘されているが、同大学は雇用市場はさらに脆弱化しているとの見方を示した。


【アルゼンチン】

■若者の雇用促進政策 La Nacionの記事
マウリシオ・マクリ大統領は、若者の雇用を促進する新たな政策を発表した。初めて仕事に就く若者を支援するため、雇用企業に対する助成を強化するという。国内では若年層の雇用確保が社会的問題となっており、この改善を図るものだ。この政策実現のため、法案を新たに議会に提出する。

■音楽ライブ責任者らを逮捕 La Nacionの記事
検察は、ブエノスアイレスのコスタ・サルゲロで行われた音楽ライブを運営した企業の責任者ら2人を、新たに逮捕した。先々週の週末に行われたこのライブ会場で、いわゆる「危険ドラッグ」を使用した若者5人が死亡し、4人が依然重篤な状態となっている。検察は主催側にもこの責任があるとし、2人を逮捕し事情を聴いている。

■ロカ線は全線再開 Claríncomの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道ロカ線は25日未明、全線で運転を再開した。この路線の南部の一部では、メンテナンス作業のため24日、運転が休止された。運営側によると25日午前3時から、同路線は支線を含め全路線で運転を再開したという。この運転休止で、沿線の商業が大きく影響を受けた。

■プレメトロも再開 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの「プレメトロ」も全駅で、営業再開した。このプレメトロは、スブテ(地下鉄)に接続する路面電車で、スブテと一体運用されている。メンテナンスのためビジャ・ルガノにあるファティマ駅は2014年末から休止していたが、工事が完了し再開したものだ。この再開で、周辺の学生などの利便性が回復する。


【エクアドル】

■地震死者655人に El Comercioの記事
16日夕方のエスメラルダス大地震による死者数は655人となった。25日、政府が明らかにした数字で、負傷者数は1万7638人だ。不明者は、大きな被害を出したマナビ県内で40人となっている。避難者数は2万9067人だ。また25日午前11時30分の時点で、余震とみられる揺れは889回観測されている。

■マンタ空港が再開 El Tiempoの記事
16日夕方のエスメラルダス大地震で大きな被害を受けた町、マンタの空港が25日、再開された。この空港は滑走路は無事だったが、管制塔が全壊する被害を受けている。これまで輸送機などの離着陸だけだったが、この日からTAME、アビアンカの2社がキトとの間の商業便を再開した。移動式の仮設管制塔がこの空港には置かれている。

 width=■エスメラルダス精油所、100%稼働 El Comercioの記事
エスメラルダスの精油所は、100%稼働となった。県都にあるこの国内最大の精油所は、16日夕方の地震を受け、一時は操業が完全にストップした。その後段階的に回復し、通常体制まで戻ったという。国内産原油の一次加工を行なうこの精油所の稼働で、国内経済も正常化に向けて大きく動くことになる。

■被災地の商業、復興目処つかず El Comercioの記事
16日夕方のエスメラルダス大地震の被災地では、商業の復旧、復興の目処がつかない。とくに大きな被害を受けたマナビ県では、対規模施設から小売店に至るまで、流通、販売体制の復旧には相当の時間がかかる見通しだ。商業の停滞は、地域の復興の足かせとなる可能性もあり、早期の対策を求める声がある。

■コレア、建築の責任を問う El Universoの記事
ラファエル・コレア大統領は、建設業や施工主の責任を問う方針を25日、示した。16日夕方のエスメラルダス大地震で、海岸を中心に多くの建物が倒壊したが、この原因の一つが基準を満たさない違法建築の横行だったとみられている。コレア大統領は、再び地震が起きた場合、この悲劇を繰り返さないため、基準適用の厳格化などを図る方針を示した。

■授業再開、7月ずれ込みも El Universoの記事
16日夕方のエスメラルダス大地震の被災地では、学校の授業再開が7月にずれ込むという。教育省がこの地震を受け、教育日程について明らかにしたものだ。現在、休校となっている学校の大半は5月2日に再開するが、震源に近いエスメラルダス県のムイスネ、マナビ県のペデルナレスでは、再開が7月4日となる見通しだ。


【コロンビア】

■エクアドルから321人が帰国 Caracol Radioの記事
16日夕方にエクアドル北部の海岸で起きた地震を受け、これまでに321人がコロンビアに帰還したという。外務省側が明らかにした数字だ。隣国であるため同国に滞在、在住する法人はもともと多い。フアン・マヌエル・サントス大統領に続き、25日にはマリア・アンヘラ・オルギン外相がエクアドルの被災地を訪問予定だ。


【ベネズエラ】

■国民、摂食量が減る Aristeguiの記事
ベネズエラ国民の平均の食事量が減っているという。スリア大学の研究者が指摘したものだ。国内では経済失政により、高いインフレ率が続き、さらに昨年初めからは基本的物資や食料の深刻な不足が続いている。この影響で、国民の食生活は悪化傾向にあり、食事の絶対量そのものも減っているという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■オリンピック労災死11人 La Repúblicaの記事
ブラジル、リオデジャネイロでのオリンピック関連建設現場での労災による死者は、11人にのぼるという。市の労働局側が明らかにした数字だ。オリンピック、パラリンピックを控え、市内では多くの施設の工事が進められている。この数は、2014年のワールドカップ開催を前にした工事の労災による死者8人をすでに上回っている。

■ウルグアイ、イランと関係強化 Repúblicaの記事
ウルグアイ政府は、イランとの関係強化を図る。ラウル・センディック副外相は同国のエスファハーンを訪れ、同国の高官らとの会談に臨んでいる。ウルグアイとイランは35年前に外交関係を樹立した。昨年、国際社会からのイランへの経済制裁が解かれ、ウルグアイはこれを機に、同国との通商などの関係を強化する方針だ。

■キューバでM3.4の地震 El Nuevo Díaの記事
キューバ東部では25日午前11時22分頃、軽度の地震があった。震源はサンティアゴ・デ・クーバの南西50キロで、震源の強さはマグニチュード3.4、震源の深さは7キロだ。この地震による人や建物への被害はない。同国では年間600回程度の地震が観測されているという。この日、メキシコの太平洋岸でもマグニチュード5.6の地震が起きている。

■パナマで小型機事故 El Sigloの記事
パナマの飛行場で25日、小型機の事故が遭った。現場となったのはチリブレにあるカルサダ・ラルガ空港だ。飛行訓練中の学生とインストラクターの2人が乗ったセスナ172型機が、事故を起こし、ひっくり返った状態となった。この機は、飛行学校保有で、ライセンス取得のため飛行していたという。2人は負傷したものの、命に別状はない。

■LCC2社、モンテビデオ拡張 La Red21の記事
ブラジルのLCC2社が、ウルグアイの首都モンテビデオ路線を拡張する。アズール航空は新たに、同国南部のポルト・アレグレとモンテビデオを結ぶ路線を5月4日から運航する。またGOL航空は北部のレシフェとモンテビデオを結ぶ路線を6月4日から運航する。またアマスソナスはモンテビデオとアスンシオン、コチャバンバを結ぶ路線を近く就航する方針だ。

■エルサルバドルでバス事故 El Salvadorの記事
エルサルバドルでバス事故が起きた。イロバスコの国道112号で、サンサルバドルに向かっていたバスの便がコントロールを失い、道路を外れて衝突したものだ。この事故で、重傷1人を含む12人が負傷している。警察は事故当時このバスが、スピードを出しすぎていたとみている。

■ウルグアイ、1億ドル被害か América Economíaの記事
ウルグアイの天候による被害総額が、1億ドルに達しそうだ。同国では東部のドローレスで竜巻被害が発生し、川の増水や反乱による浸水被害も各地で相次いだ。これらの被害額についてタバレ・バスケス大統領が25日、見通しを示したものだ。国内では今もなお1万2千人が避難した状態にあるという。