2016.04.28

【ボリビア】

■警官隊、身障者らにガス弾使用か El Díaの記事
ラパスで警官隊が、身体障碍者らのデモ隊にガス弾を使用したとみられる。身障者らは年金支給を求めコチャバンバからこの町に行進し、ラパス中心部でデモを行なおうとした。これをとどめようとした警官隊が、ガス弾を使用したと身障者や支援する市民らが訴えている。身障者らは大統領府が面するムリーリョ広場に入ろうとしていた。

■政府、催涙ガス弾使用を否定 El Díaの記事
政府側は、身体障碍者のデモ隊に対し「催涙ガス弾」を使用したことについては、否定した。ラパス中心部のムリーリョ広場に向かおうとしたデモ隊に、警官隊がガス弾を放ったと報じられた。政府側は催涙ガスの使用については否定したが、一部の「薬品」を使用したガス弾を使用したことは認めた。

■ムリーリョ広場、封鎖状態 Página Sieteの記事
ラパス中心部のムリーリョ広場は封鎖状態となった。年金支給を求めた身体障碍者らのデモ隊が、大統領府が面するこの広場に入ろうとし、小規模の衝突に至った。この事態を受け、警官らはこの広場に至る道路をブロック封鎖し、一般市民も近づけない状態となった。この広場は、市内有数の商店街であるコメルシオ通りとも直結している。

■身障者ら、直訴の機会求める El D&aicute;aの記事
身体障碍者らは、エボ・モラレス大統領への直訴の機会を求めている。身障者らは月額500ボリビアーノの年金支給を要求し、コチャバンバからラパスに向けた苛酷な行進を達成した。中途、オルーロ県内で政府側との対話の場に就いたが、これは決裂している。ラパス市内でデモを行なっている身障者らは、あらためて大統領との直接対話の機会を求めた。

■El Deberの記者を拘束か Página Sieteの記事
ラパス県警は、サンタクルスのメディア「El Deber」の記者を拘束したとみられる。市内では27日、身体障碍者らのデモ隊が中心部に入ろうとした際、警官隊との間で衝突が起きた。この記者は、この際に警官隊がガス弾を使用したと報じたとみられる。この拘束に対し、国内の記者らの団体は、報道への弾圧にあたる可能性があるとし、警察と政府側に抗議した。

■エボ、地震被災地へ El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は27日、エクアドルの地震被災地に入った。16日の大地震で甚大な被害を受けたマナビ県のマンタに入ったもので、ラファエル・コレア大統領とともに被災地を視察している。モラレス大統領はこの訪問で、あらためてエクアドル国民との連帯を示し、被災者に対する支援をさらに行なう方針を示している。

■ダカール、国内中継地は4個所 Jornada Netの記事
国内開催が決まったダカールラリー2017の国内中継地は、4個所となる。マルコ・マチカオ文化相が明らかにしたものだ。パラグアイ、アルゼンチンとともに3か国での開催となるこのラリーは、国内では最長となる5日間の日程だ。中継地はトゥピサ、オルーロ、ラパス、ウユニの4個所となり、なおいっそうの観光客の来訪が期待できるという。

■賃金引上げ、20億Bsの負担増 El Deberの記事
最低賃金の引き上げなどで、国内企業や雇用主は、合わせて20億ボリビアーノの負担増になるという。政府と有力労働組合連合COBは、最低賃金を9%、賃金全体では平均で6%の引き上げに合意した。これに対し民間企業の団体CEPBは、雇用にかかる負担が重くなると、この姿勢を批判した。経済アナリストは、この大幅引き上げで労働者の解雇が増えるとの見方を示している。

■中小零細企業、引き上げは「無理」 Página Sieteの記事
政府と労働組合連合COBが合意した最低賃金9%引き上げについて、多くの中小零細企業が「無理」だという。中小零細企業の団体が、この事態に重大な懸念を示したものだ。引き上げ幅が大きすぎ、こうした企業では今後解雇の動きが進み、さらには廃業や倒産に追い込まれるケースも出かねないという。政府は当初、経済成長とインフレをもとに4%の引き上げとの見方を示していた。

■タリハ、封鎖で物価上昇 La Razónの記事
タリハ市内では、道路のブロック封鎖の影響で、食料品を中心に物価上昇が起きている。タリハとチャコ地方を結ぶ道路は、農業層による農業政策の実施などを求めた社会闘争で、封鎖されている。この影響で、タリハ市に入る農産物や肉類などの量が減り、市場での価格が急上昇しているものだ。

■トゥピサで道路封鎖 La Razónの記事
ポトシ県南部のトゥピサでは、27日午前0時から道路封鎖が始まった。地域の農業層などが、政府が約束した公共工事などの早期履行を求めた動きだ。トゥピサとポトシ、ビジャソンを結ぶ道路がブロック封鎖され、交通や物流が途絶えている。封鎖を行なっている団体側は、このストは48時間行なうと通告している。

■ジカ熱、62件に Los Tiemposの記事
国内でのジカ熱感染例はさらに増えて、62件となった。サンタクルス県の保健局が明らかにした数字だ。国内での感染例は今の時点ですべて同県内となっている。胎児に小頭症などの影響が生じるおそれがある妊婦の感染例は25件で、このうち1人は出産したがこどもに影響はなかった。県内では今月10日、媒介するネッタイシマカを抑止するため、一斉薬剤散布が行なわれた。

■ボリビアの海賊版、第2ランク Los Tiemposの記事
国内での海賊版のソフト流通は、第2ランクにあたるという。米国機関が各国の状況を比較し、ランクしたものだ。コピー、海賊版がもっとも横行している第1ランクには中国を筆頭に、インドやロシアなどが入っている。ボリビアと同じ第2ランクにはブラジルやコロンビア、ペルー、コスタリカなどの国々が並んだ。

■鉄道再国有化を求める声、高まる La Patríaの記事
国内鉄道の再国有化を求める声が、再び高まっている。国鉄は1990年台、国際通貨基金(IMF)などの主導で民営化されたが、その後は深刻な斜陽化に至った。国鉄の元職員らが再国有化を訴えているが、鉄道輸送があらためて注目される中、国内の財界にも同調の声が出始めている。オルーロの産業界は、県に対し再国有化を国に求めるよう、要望を出した。


【ペルー】

■ナスカ、未知の地上絵 Perú21の記事
イカ県のナスカで、未知の地上絵が発見された。日本の山形大学のサカイ・マサト氏が明らかにしたものだ。ペルーの考古学者ホルヘ・オラノ氏らとの調査で、ナスカの沙漠地域に新たな地上絵が見つかったという。この地上絵は30メートルの大きさで、頭部と長い舌、鳥のような足を持つ架空動物を模したとみられる。描かれたのは2000~2500年前と推定される。

■ウマラ、被災地を訪れる Correo Perúの記事
オリャンタ・ウマラ大統領は27日午後、エクアドルの地震被災地を訪れた。空軍機で、この地震による甚大な被害を受けたマナビ県のマンタ港に降り立ち、同国のラファエル・コレア大統領の出迎えを受けた。この訪問の直前には、ボリビアのエボ・モラレス大統領も現地を訪れている。地震国であるペルー国民として、ウマラ大統領は同国にさらなる支援の姿勢を示している。


【チリ】

■失業率、さらに上昇か La Terceraの記事
国内の失業率は、さらに上昇する可能性があるという。政府はこの3月時点の国内の失業率が5.9%となったと発表した。これに対し複数の経済アナリストは、この数字がさらに上昇するとの見方を示し、その幅は6.0~6.3%となっている。スコティアバンクのアナリストは、チリ経済が弱含みで、中国の景気悪化の影響を受けるとこの状況を分析した。

■ネッタイシマカ、アリカ全体に拡散か BioBio Chileの記事
国内北端のアリカ一帯に、すでにネッタイシマカは拡散している可能性があるという。地域保健局が明らかにしたものだ。市内ではこの蚊と幼虫であるぼうふらが相次いで見つかっている。この蚊はデングやジカ熱を媒介する存在で、国内では初めての棲息確認だ。保健省は今後、この蚊の棲息域がさらに南下する可能性を示している。


【アルゼンチン】

■アバスト、爆弾騒ぎ Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの大型商業施設「アバスト」で爆弾騒ぎがあった。27日13時頃、地域の警察署に、この建物に爆弾を仕かけたとの電話があったという。これを受け、この施設は一時閉鎖され、中にいた利用客や職員らが一斉に避難した。警察が建物内をくまなく調べたが不審物は見つからず、悪質ないたずらだったとみられる。

■学生、学費値上げにNo La Nacionの記事
ブエノスアイレスの団学生の団体が、市内中心部で学費値上げに「No」を突きつけた。ブエノスアイレス大学が、学費の値上げを検討しており、学内の会議で議決する方針を示したことを受けたものだ。各大学の学生らが集まり、この値上げにNoの声を上げた。デモは平和裏に行われ、暴徒化などの動きはなかった。

■グリーンピースの35人を逮捕 La Nacionの記事
ブエノスアイレスではグリーンピースの活動家ら35人が逮捕された。サンフアン州の鉱山からシアン化合物が流出した事故を受け、マウリシオ・マクリ政権にこの鉱山閉鎖を求めたデモが、大統領府が面する5月広場で行われた。同団体側は、このデモを平和的に行なっていたとしたが、市の条例違反などから警察は排除展開を行なったという。

■カバジート、犬の禍 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのカバジートで、犬が6歳の男児を襲った。26日昼過ぎ、この男児は学校を出て、母親と弟とともに家に向かっていた。この際、突然現れたピットブルに襲われ、この男児は負傷している。母親はまだ幼い弟を守ることしかできなかった。ラ・プラタでは女児を死なせた犬の飼い主に、8年の刑が言い渡されたばかりだ。


【エクアドル】

■地震死者、659人に El Comercioの記事
16日夕方のエスメラルダス大地震による死者数は659人となった。政府機関が27日、明らかにした数字だ。国内では現時点で依然として40人が不明となっている。避難者数は2万9067人で、行政側がカバーしている指定避難所は39個所となっている。被災地では不明者捜索に加え、復興に向けた瓦礫の処理、仮設住宅の建設などが新たな課題となっている。

■エボ、被災地へ El Universoの記事
ボリビアのエボ・モラレス大統領が、16日夕方の大地震による甚大な被害を受けたマナビ県のマンタを訪れた。同大統領はラファエル・コレア大統領とともに、壊滅した観光地であるタルキを訪れた。モラレス大統領は今後も、ボリビアとしてエクアドル国民への支援を行なう姿勢を示した。周辺国首脳の来依は、コロンビアのフアン・マヌエル・サントス大統領に次ぐ。

■アリュリキン、死者2名の身元分からず El Universoの記事
地震被害を受けた後、大雨による川の氾濫の追い打ちを受けたサント・ドミンゴ県のアリュリキンでは、後片づけが続いている。川の氾濫と土石流で住宅20棟が損壊し、4人が死亡したものだ。死者のうち2人は未だ、身元が分かっていない。この事態でこの町では、300人が今も避難した状態にある。

■仮設管制塔は米国から El Universoの記事
マナビ県マンタのエロイ・アルファロ空港の仮設管制塔は、米国から提供を受けたものだという。16日夕方の大地震で、この空港の滑走路に問題はなかったものの、管制塔が全壊した。このため移動式の仮設管制塔が設けられ、便の運航が再開されている。この仮設管制塔は、米国からの支援で、提供を受けたものだという。

■被災企業、7千社 El Universoの記事
16日夕方のエスメラルダス大地震で、国内の7千の企業が被災したという。政府機関が明らかにしたものだ。この地震で多くの建物が倒壊し、国内企業の生産や流通、販売の拠点も多く被災した。このため被災企業の中には今後、廃業や倒産に追い込まれるケースが増えるとみられる。建物倒壊被害が多いマナビ県での件数がもっとも多い。

■被災動物、感染症への懸念 El Comercioの記事
16日夕方のエスメラルダス大地震で被災した動物たちについて、今後感染症が広がる懸念がある。この地震では多くの建物が倒壊し、家庭で飼われていた犬などが今、野生化している。汚染された食べ物や水などを通じ、こうした動物間で今後、感染症が起きるおそれがあり、これが人に波及する可能性もある。


【コロンビア】

■国内のジカ熱は「下火」 El Colombianoの記事
国内でのジカ熱感染は、下火になりつつあるという。保健省のフェルナンド・ルイス副大臣が明らかにしたものだ。先週末の時点で、国内では7万1千人の感染が確認されているが、感染者数の増加ペースが弱まり、ピークは過ぎたとみられるという。一方で、感染した妊婦が出産した新生児が、小頭症の症状を示すケースは、増加している。

■パルミラとカリが危険な都市 Caracol Radioの記事
国内ではバジェ・デル・カウカ県のパルミラと、カリがもっとも危険な町だという。メキシコの機関がラテンアメリカの都市の殺人率をもとに、ランキングを示したものだ。パルミラは10万人あたりの殺人が70.88件で8位、カリは64.27件で10位だった。もっとも危険なのはカラカスで119.87件、以下サンペドロ・スーラ、サンサルバドル、アカプルコとなっている。


【ベネズエラ】

■マドゥロの辞任を求める集会 El Universoの記事
国内各地では27日、ニコラス・マドゥロ大統領の辞任を求める集会が行われた。カラカスでは市内の広場に数千人が集まり、マドゥロ政権継続への阻止を訴える声が上げられた。同政権の経済失政で国内では高いインフレ率が続き、さらに物資不足が顕在化し、さらに治安の悪化も続いている。昨年12月の議会選挙では、政権側が大敗した。

■国内経済、魔のスパイラル El Periódicoの記事
ベネズエラ経済は、まさに悪循環に入った。経済失政で高いインフレ率と物資不足が顕在化している。こうした中、雨不足で水力発電が機能せず、国内では一日4時間の計画停電が始まった。この事態で国内の工場の稼働がさらに弱まり、物資不足がさらに深刻化する可能性が高まった。この電力不足についても、政府の経済失政であるとの指摘が根強い。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジル、ジカ熱9万1千件 News24の記事
ブラジルでは今年1月3日から4月2日にかけ、ジカ熱感染とされた事例が9万1387件となったという。同国保健省が27日、明らかにした数字だ。感染はとくに北東部の、貧困層が多い地域で多い。この感染症はブラジルを震源にラテンアメリカ全体に流行が起きており、小頭症やギラン・バレー症候群を引き起こすことが指摘されている。

■グアテマラ、緊張を否定 Caracol Radioの記事
グアテマラの情報機関のマリオ・ドゥアルテ氏は、ベリーズとの緊張が高まっているとの報道を否定した。陸路国境で、違法越境したとされる13歳の少年が、ベリーズ軍の攻撃で死亡する事態が起きた。これを受けグアテマラ側は国境に兵3千人を配備している。同氏は両国間に大きな問題が生じたことは認めたが、緊張状態ではないとの見方を示している。

■ニカラグアの紙幣は美しい El 19 Digitalの記事
ニカラグアの50コルドバ札は、「美しい」という評価を得た。銀行紙幣の国際団体が、世界各国で使用されている「美しい紙幣30選」を発表したものだ。この50コルドバ札は表面にアート市場、裏面にはフォルクローレのダンスが描かれており、昨年10月26日に発行されたばかりだ。この30選のうちトップ評価はニュージーランドの5ドル札となっている。

■ニカラグア、ジカ熱156件 TN8の記事
ニカラグア国内のジカ熱感染例は、156件となったという。保健省がまとめたものを、政府広報が明らかにしたものだ。新たに国内で2件の、ジカ熱感染が明らかになったという。胎児に小頭症などの影響が生じるおそれがある妊婦の感染例は、18件となっている。国内では今年に入り、この感染症が各地で確認されている。