2016.05.17

【ボリビア】

■エボ「チリは退却した」 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、チリが「退却した」と語った。モラレス大統領は先週、チリがボリビア国境から15キロの地点に、新たに基地を設けようとしていると断じた。この批判を受け、この基地のポイントがより国境から離れたという。ポトシ県南部のシララ水系についてボリビアはチリを国際司法裁判所に提訴する方針で、この件を受け基地展開を狙ったと同大統領は指摘していた。

■どちらの子でもない Página Sieteの記事
記者のカルロス・バルベルデ氏は、「子は存在するがどちらの子でもない」と語った。ガブリエラ・サパタ氏が2007年に出産したというエボ・モラレス大統領の子についてだ。司法はモラレス大統領との親子関係を否定したが、同氏はこの子は存在するもののモラレス大統領、サパタ氏のいずれもが親ではないと語った。

■メルカンティル・サンタクルス銀、大混雑 Página Sieteの記事
ラパスのメルカンティル・サンタクルス銀の店舗は16日、大混雑した。金融システム監督庁は13日、ラパス共済組合に対し業務停止を命じた。この組合の貯金と正常債権が同銀行に移され、利用者らがこれらの店舗に殺到したためだ。同銀行は新たに、5万5千人の利用客を得たことになるという。

■スクレ旧空港、先行きに不安 Correo del Surの記事
スクレの旧空港周辺では、先行きへの不安が生じている。15日、郊外にアルカンタリ新空港が開港し、従来のフアナ・アスルドゥイ・デ・パンディージャ空港は14日いっぱいで廃止された。この旧空港周辺の店舗では15日、売上が通常よりも25%ほど落ち込み、今後商売が続けられるか、不安を抱いている。

■公営アパレル会社のスト Página Sieteの記事
公営アパレル会社Enatexの職員らが、ラパスでストライキを行なった。職員らは市街に繰り出し、同社の運営を批判するデモを行なった。同社は、4つの工場を「薬剤散布のため閉鎖する」とし、未だに再開時期を示していないという。職員らは、雇用の今後について強い不安を抱いており、同運営側の対応を厳しく糾弾した。

■エフロモビッチ氏、ボリビア市場に関心 Eju.tvの記事
アビアンカ航空を傘下に持つシナジーグループのヘルマン・エフロモビッチ会長は、ボリビア市場に関心を示した。メディアの取材に応え、ボリビアの航空市場が成長を続けていることに触れ、アビアンカグループが今後ボリビア路線を強化する可能性が高いと述べたものだ。エフロモビッチ氏はボリビア出身で、ブラジルでオーシャン航空を立ち上げ、アビアンカを傘下に収めた。

■身障者、要求金額再検討 Página Sieteの記事
身体障碍者らは、年金の要求金額の再検討を始めた。身障者らは月額500ボリビアーノの年金支給を要求し、ラパスで社会闘争を続けている。政府側との交渉開始が難航する中、要求額について見直しをする譲歩姿勢を示したものだ。現在、身障者らが受け取る年金額は年額1000ボリビアーノとなっている。

■パナマ検察、ボリビアに情報提供へ La Razónの記事
パナマ検察は、ボリビアの捜査当局に情報を提供するという。今月9日、同国のモサック・フォンセカ社の膨大なデータが公表され、ボリビアの企業や個人のオフショア資産の実態が明るみに出た。国内の捜査当局は、租税回避などの違法性がないか、捜査を開始している。パナマ検察は、得られた情報をボリビアに提供する方針だという。

■性的マイノリティの7割、差別を経験 El Deberの記事
ボリビア国内の同性愛者など性的マイノリティの実に7割が、差別や暴力などを経験しているという。17日の対ホモフォビア(同性愛憎悪)の国際デーに合わせ、公表された数字だ。国連は世界各国に対し、こうした差別の抑止を求めている。ボリビアではオルーロで採択された現憲法で、同性愛者差別は禁じられているが、保守的な考えは根強く、差別が残存しているという。

■クラブ・アンディーノ、文化遺産に Página Sieteの記事
標高5262メートルのチャカルタヤ山頂に建つクラブ・アンディーノの山小屋が、ラパス市の文化遺産に指定される。この建物は1942年11月5日に竣工し、以後チャカルタヤを象徴する建物となっている。2013年から市側は、文化遺産指定を模索し、所有者側と調整を続けていた。

■コンドームの中にコカイン Página Sieteの記事
ラパス県警は、コンドームの中に隠され運ばれていたコカインを摘発した。薬物捜査課によると、ラパスからコチャバンバに向かっていたダヌビオ社の便内で、コンドーム44個の中に合わせて415グラムのコカインがあるのを発見したという。この輸送に関わったチリの3人とボリビアの2人の合わせて5人が逮捕されている。

■グラン・ポデール、4万人が踊る La Razónの記事
21日にラパスで行われる「グラン・ポデール」では、合わせて4万人がダンスを披露する。主催側によると、このフォルクローレの祭典には69のグループが参加予定で、早朝から深夜まで市内の街路は音楽とダンスに包まれる。この祭典は、オルーロのカルナバルに並ぶ規模で、ラパス最大の音楽の祭りだ。


【ペルー】

■カスタニェダ市長、支持低下 El Comercioの記事
リマのルイス・カスタニェダ市長への支持が、大きく低下している。イプソスがこの11日から13日、リマで行なった世論調査の結果、支持率は57%となった。過半数は越えているものの、2か月前の69%から12ポイントも下がったことになる。支持しないと答えた人は38%で、同じく2か月前に比して14ポイント上昇した。

■チャンカイでバス事故 Perú21の記事
リマ県ワラル郡のチャンカイで、バス事故が起きた。Zブス社のバスの便とミニバスが衝突したもので、これまでに11人の死亡が確認され、32人が負傷している。このZブス社の便は、リマからワチョに向かうところだった。バス事故の原因について、警察が調べを進めている。国内北部ではラ・リベルタ県で12人が死亡するバス事故が起きたばかりだ。

■アレキパ、マラリア発生か Correo Perúの記事
アレキパ県で、マラリアが発生した可能性がある。同県保健局によると、カイマ郡で15日前に蚊に刺された1人が、高熱を出しているという。症状などから、マラリア感染の疑いが濃くなっている。県内ではネッタイシマカが媒介するデングの感染はよくあるが、ハマダラカによるマラリアの感染は長期間発生していない。


【チリ】

■キンテロ湾、また油流出 La Terceraの記事
第5(バルパライソ)州のキンテロ湾で、また油の流出事故が起きた。国営石油会社が明らかにしたもので、その流出量などは分かっておらず、回収作業の概要もまだ不明だ。この地では2014年9月、2015年8月にも油の流出事故が起きており、環境汚染を招きかねない事態が繰り返されていることになる。

■カマロネスでもネッタイシマカ La Terceraの記事
保健省は、第15(アリカ・パリナコタ)州のカマロネスでも、ネッタイシマカの棲息が確認されたと発表した。この蚊はアリカ周辺で繁殖していることが明らかになっていた。この蚊はデングやジカ熱などを媒介するため、国内でもこうした感染症のリスクが生じたことを意味する。カマロネスは同州南端で、蚊がさらに南進する可能性もある。

■メトロ、駅の演奏に認可 La Terceraの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)の運営は、40の団体、個人に対しメトロ駅での演奏認可を出した。「メトロのための音楽」というプログラムに基づき、ビデオクリップなどの申請を受け、審査した結果だ。メトロ駅構内で一定の条件下ながら、演奏を行なうことを認めたという。プラサ・デ・アルマス駅やバケダノ駅などで、演奏が行なわれる。


【アルゼンチン】

■リネアB、スト圧力 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアBの労働組合が、ストライキの圧力を強めている。組合側は17日、同路線全線でストライキを行なうことを示唆した。同路線は一日30万人の利用があり、運休すれば交通への影響は大きい。組合側は、運営するメトロビアが同組合に対し不当な干渉を行なったと主張している。

■7月9日通り、通行に支障 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの目抜き通り、7月9日通りでは16日、通行に支障が生じた。コンスティトゥシオン地区のサンフアン付近で昼頃、建設業と港湾業の労働者らがデモを行ない通りを封鎖したためだ。市内と南部を結ぶ高速道路の出口付近にあたるため、多くの車が足止めされる事態となった。

■サンフアン空港、便数3倍に Diario de Cuyoの記事
サンフアンの空港を出発する航空便はこの9月7日から12月7日の間、従来の3倍となる。地域の大空港であるメンドサの空港が、滑走路補修のため3か月間閉鎖される。同空港便がサンフアンに迂回し、現在は一日4便だけの同空港出発便は12便に増える。この中には、チリのサンティアゴに向かう国際便も含まれる。

■サルタ空港、投資概要見えず El Tribunoの記事
サルタの空港の投資概要が見えないという。政府は、国内の地方空港へのインフラ投資の枠組みを示し、この中にはサルタの空港も含まれる。サルタは北西アルゼンチンのハブ的存在で、便の発着数は多い。しかしこの空港施設にどのような投資が行なわれるのか、この政府発表ではまったく分からないという。


【エクアドル】

■地震被害概要、未だ把握されず El Universoの記事
4月16日の大地震から1か月が経過したが、未だにこの地震の被害概要は把握されていない。マグニチュード7.8の大地震により、マナビ、エスメラルダス両県を中心にコスタ(海岸)一帯で被害が広がった。多くの建物が倒壊し、これまでに661人の死亡が確認されている。建物だけでなくインフラ、産業、農業などの被害はまだまとまっていない状況だ。

■避難者、2万8911人 El Universoの記事
4月16日の大地震被害を受け、今も避難している人の数は2万8911人だ。国の危機管理局が明らかにした数字だ。このマグニチュード7.8の大地震により、マナビ、エスメラルダス県を中心に多くの建物が倒壊し、避難施設やテントで生活する被災者が今も多い。被災地では仮設住宅などの検討がなされているが、遅々として進んでいない現状だ。

■余震、1458回 El Comercioの記事
4月16日のマグニチュード7.8の大地震後、余震とみられる揺れは1458回起きている。地震発生から1か月時点の数字を、観測機関が明らかにしたものだ。最大の余震は本震のすぐ後に起きたマグニチュード6.2の地震だ。また直近では16日朝6時42分にも、マグニチュード3.7の地震が起きている。同機関は当面、余震は続くとの見方を示している。

■ペデルナレス、経済6割回復 El Comercioの記事
4月16日の大地震の震源に近く、壊滅的被害を受けたマナビ県のペデルナレスでは、経済活動の60%が回復したという。ホセ・セラーノ内務相が明らかにしたものだ。この地では1200棟の建物が全半壊するなど、甚大な被害が出ている。それでも主産業である漁業や養殖業が早期に復旧するなど、経済活動が戻りつつあるという。

■駆け込み消費の動き El Universoの記事
国内では駆け込み消費の動きが増している。4月16日の大地震からの復興予算確保のため、政府は日本の消費税にあたる付加価値税(IVA)の税率上げを発表した。6月1日から、全体の47%の品目で、税率が12%から14%に上がる。これを前に、家電製品など対象品目を購入する動きが広がっているものだ。

■テレフェリコ、計画概要まとまる El Comercioの記事
キト市内北部への都市交通型テレフェリコ(ロープウェイ)建設の概要が近くまとまる。このテレフェリコはラ・オフェリアとラ・ロルドスを結ぶ3.7キロで整備されるもので、両地点を13分で結ぶ。市側は新たな交通の軸に据える方針で、一日3万人の利用を見込む。一方、建設予定地域では、反対運動の動きもある。


【コロンビア】

■コカイン8トン押収 El Universoの記事
国内ではコカイン8トンが押収された。警察が明らかにしたもので、パナマ国境に近いトゥルボでの捜索で発見したものだという。薬物組織「クラン・ウスガ」が米国に向けようとしていたものとみられる。一度の押収量としては過去最大で、フアン・マヌエル・サントス大統領はツイッターを通じて「歴史上の大きな勝利」と位置づけた。


【ベネズエラ】

■医療の危機続く 20001.comの記事
国内医療機関の危機は続いている。経済失政で物資不足が続き、とくに医薬品は90%以上が不足の状態となっている。さらに大きな病院では、停電や断水の影響で、診療や治療に大きな影響が出ている。医師や看護師の団体は、今国内の医療機関が置かれている状況は「人道上の大きな危機」に相当すると指摘している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■エルサルバドルで糖蜜汚染 El Salvadorの記事
エルサルバドルを流れる川が、糖蜜により汚染されたという。リナ・ポール環境相が明らかにしたものだ。大量の糖蜜がマグダレナ川に流れ込み、134キロにわたり広がったという。サトウキビからとれる糖蜜は、主にラム酒の原料になる。環境に深刻なダメージを及ぼすものではないが、川では回収作業が続けられている。

■モンテビデオ、高齢者施設火災 El Comercioの記事
ウルグアイ、モンテビデオの高齢者施設で火災があった。16日朝6時前に消防に通報が入り、消防士らがすぐに駆けつけ消火活動を行なった。しかし女性4人、男性3人の高齢者7人が、この火災により焼死した。この2階建ての施設には、出火当時17人の高齢者が暮らしていたとみられる。

■カルテス、台湾へ Cronicaの記事
パラグアイのオラシオ・カルテス大統領は16日、台湾に向けて飛び立つ。この20日、台湾では蔡英文新総統の就任式が行われ、これに参列するための訪問だ。現地では同新総統との会談も予定されている。この訪問にはエラディオ・ロイサガ外相も同行する。パラグアイは台湾を国家承認している。


【サイエンス・統計】

■オーストラリア、五輪でコンドーム配布 News24の記事
オーストラリアの五輪選手団には、コンドームが配布されるという。開催されるブラジルでは、ネッタイシマカが媒介するジカ熱の感染が続いている。この感染症は、性交渉を通じて感染が起きることも報告されており、これを避けるためコンドーム配布を決めたという。同国は選手村に、コンドームの自動配布機を設置する。