2016.05.21

【ボリビア】

■弁護士ら、声を上げる La Razónの記事
国内各地で弁護士らが、抗議デモを行なった。エボ・モラレス大統領の元交際相手ガブリエラ・サパタ氏の弁護を担当したエドゥアルド・レオン弁護士が逮捕、拘束されていることに対するものだ。ラパスのほかスクレ、コチャバンバ、サンタクルスで弁護士らが街頭で、即時解放を求めた。弁護士らはこの逮捕を、司法制度の危機と位置づけている。

■サパタ氏のおば、オブラヘスの施設へ Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領の元交際相手ガブリエラ・サパタ氏のおば、ビラル・グスマン氏がラパス、オブラヘスの施設に移された。同氏は、政界をにぎわしたモラレス大統領の隠し子騒動で、サパタ氏を全面擁護する発言を繰り返し、事態を混乱させたとして検察が身柄を拘束している。同氏は、現在はこの隠し子の存在すら知らない、と証言を変えている。

■グラン・ポデールにスト圧力 El Díaの記事
ラパスで21日に行われる音楽とダンスの祭典「グラン・ポデール」は、ストの圧力を受けている。年金増額を求める身体障碍者らと、工場閉鎖に対し雇用継続を求めるアパレルEnatex社の労働者らが、ラパスで道路封鎖を行なうことを示唆しているものだ。グラン・ポデールはオルーロのカルナバルと並ぶ規模で、スト決行となれば影響は必至だ。

■チリ、新領事を任命 El Díaの記事
チリ政府は、駐ボリビアの新領事を任命した。ミレンコ・スコクニック現領事に代わり就任するのは、マヌエル・イノホサ新領事だ。ボリビアとチリは1978年の断交以来、外交関係がなく、相互に領事を置く形となっている。両国関係は現在、極度に悪化した状態で、チリ政府側は領事交替で事態の打開を探る姿勢だ。

■エボ、キューバへ La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は20日、キューバの首都ハバナに到着した。同国の英雄であるホセ・マルティの式典に参加するほか、ラウル・カストロ議長とベネズエラ危機などについて意見交換する予定だ。また、この滞在中にフィデル・カストロ前議長と面会する可能性もあるという。

■GLBT、下院通過を祝う Página Sieteの記事
国内のGLBT団体は、下院議会がジェンダー・アイデンティティ法を可決したことを祝った。この法案は12の条文からなり、記録上の性別と自身の感覚の性別の扱いなどを柔軟に行なうことなどがもりこまれている。しかしGLBTが求めた同性婚、同性パートナーシップは含まれていない。この法案は今後、上院議会で審議される。

■ガス輸出、13年で967%増 El Díaの記事
ボリビアからの天然ガスの輸出は、この13年間で実に967%も増加したという。ボリビア通商機構(IBCE)が、国立統計機構(INE)のデータをもとに、明らかにした数字だ。天然ガスは有力な輸出産品となり、国内産のほとんどはアルゼンチンとブラジルに輸出されている。一方、現在の原油安の影響で、輸出額についてはやや減少している状態だという。

■ティティカカ湖に人魚か Correo Perúの記事
ボリビア、ペルー国境のティティカカ湖に、人魚が現れたという。この湖を訪れた外国人観光客がこの映像を撮影し、YouTubeに投稿したものだ。この動画では、水中で動く、魚より大きな物体が映し出されている。この湖の漁業者によると、正体は不明ながら、同じような光景を目撃した人は少なからずいるという。この物体が何なのかは、分かっていない。

■政府、ヤパカニの稲作を支援 El Deberの記事
政府は、サンタクルス県ヤパカニの稲作農家を支援する。セサル・コカリコ大臣が明らかにしたものだ。稲作が盛んなこの地だが、気候変動にともなう異常気象で、コメの不作が報告されている。政府は、稲作農家が今後も生産を続けられるように、必要な支援を行なう方針を示したが、その内容はこれから検討するという。

■JICA、オキナワへの道路協力 El Deberの記事
日本のJICAは、サンタクルス県のコロニアル・デ・オキナワへの道路整備に協力する。同県のルベン・コスタス知事とJICA側が覚書に調印したものだ。この町と工業地域を結ぶ67キロの道路整備を、共同で進める。この総予算は2億2700万ボリビアーノと試算されている。コロニアル・オキナワは、日系移民のコミュニティとして知られる。

■キヌア「逆ザヤ」に FM Boliviaの記事
国内でのキヌア生産は、「逆ザヤ」の状態となっているという。オルーロ県チャリャパタの生産農家らが声を上げたものだ。2013年の国際キヌア年をピークに、キヌア価格は下落を続けている。ピーク時には1キンタルあたり2000ボリビアーノだったが、今は350~400ボリビアーノだ。生産コストを賄える500ボリビアーノを割っており、生産するほど赤字になる状況だという。

■グラン・ポデール、案内は19個所 La Razónの記事
ラパス市は、グラン・ポデールのパレード沿道19個所に、案内所を設ける。21日、市内ではフォルクローレ音楽とダンスの祭典が開催され、4万人が踊るとみられる。多くの観光客が国内外から訪れることから、沿道各地に案内所を設けて対応する。この日、ラパス市内は早朝から深夜にかけ、音楽に包まれることになる。


【ペルー】

■プーノ、厳しい冬 El Comercioの記事
プーノ県の標高の高い地域は今季、厳しい冬になりそうだという。標高4千メートルを超えるマソクルスでは20日朝、今季国内で最低となる氷点下16.8度を記録した。最大都市フリアカでも氷点下8.5度、県都プーノでも摂氏0.6度となるなど、例年になく早い冬の訪れだ。県側は県民に対し、健康や農作物、家畜の管理に留意するよう呼びかけている。

■北部と南部のコスタで濃霧 El Comercioの記事
国内北部と南部のコスタ(海岸)で、濃霧が発生した。北はランバエケ、ラ・リベルタ、アンカッシュ県、南部はタクナ、モケグア県で視界が悪くなり、道路交通などに支障が生じた。アマゾンからアンデス高地にかけて、フリアヘと呼ばれる季節風が吹き、気温が下がるなど天候の問題が広範囲で生じている。


【チリ】

■飲酒運転の死亡事故、5.7%減 La Terceraの記事
交通通信省と警察は20日、飲酒運転が原因の交通事故死者数が5.7%減少したことを明らかにした。国内では19か月前に、飲酒運転に対する厳罰化がはかられた。この措置のため、飲酒運転の摘発が強化されたこともあり、摘発件数、事故件数、さらに死亡者数も減ったという。この19か月間の、飲酒運転事故による死者数は231人だ。

■プエルト・バラス、1500人が授業受けられず BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州のプエルト・バラスでは、1500人の児童、生徒らが授業を受けられなくなっている。市内の75%の学校の教員らが、ストライキを行なっているためだ。教員らは学校施設の充実や、必要な物品の拡充などを求めている。この状況が続けば、冬休みや夏休みが圧縮される事態が起きる可能性がある。


【アルゼンチン】

■隕石かどうか確認できず El Díaの記事
ブエノスアイレス州の大西洋岸の町、ピナマールでの「現象」が隕石の落下かどうか、確認できないという。19日21時すぎ、この町の上空を光の筋が通り、大きな音が轟き、揺れが起きた。目撃者も多く隕石落下の可能性が高いとみられるが、確認はされていない。国防省によると、落下があったとすれば、大西洋に落ちたと推測されるという。

■劇場、電力値上げに懸念 El Universoの記事
ブエノスアイレスの多くの劇場が、電力値上げに懸念を示した。マウリシオ・マクリ政権は前政権の「ばらまき」体制を止め、財政健全化を図るため300~400%の値上げ方針を示している。市内に多くある劇場は性質上、消費電力が多く、この値上げにより警戒が打撃を受けるおそれがあるという。

■ウルグアイから小麦輸入へ La Nacionの記事
実に43年ぶりに、ウルグアイから小麦が輸入される見通しだ。異常気象などの影響で、国内では小麦の生産量減少と、品質悪化が同時に起きている。今後国内市場で不足が起きる可能性があることから、政府は小麦300トンを試験的に輸入するという。輸入額はトンあたり220ドルだ。

■シティバンク買収に8行が関心 La Nacionの記事
国内のシティバンクの買収に、8つの銀行が関心を示している。米国本社の決定で、同行は国内のリテール部門を売却し、ホールセール部門に資源を集中させることになった。国内で営業するマルコ、ガリシア、HSBC、ICBC、イタウ、BBVA、シュペルビエル、サンタンデールの各行が手を挙げている。


【エクアドル】

■18日の余震、規模を修正 El Universoの記事
地質機関は、18日に発生した余震とみられる地震の規模を修正した。4月16日の大地震の余震とみられる強い地震が午前2時57分と11時46分に発生した。同機関はいずれもマグニチュード6.8としていたが、後の地震についてこれを6.9に修正した。本震以降の余震とみられる揺れの回数は、1561回に達したという。

■アンバト-ピジャロ道、再開 El Universoの記事
アンバトとピジャロを結ぶ道路の通行が、全面再開された。この道路では、4月16日に発生したマグニチュード7.8の大地震の影響で、ラ・ホアキナ付近で大規模な土砂崩れが発生し、通行ができない状態となっていた。交通公共事業省が復旧工事を進め、ようやく通行できる状態となったという。

■キト、地震影響調査へ El Universoの記事
キト市は、市内の歴史的建造物を中心に、地震の影響についての調査を行なう。市内中心部の歴史景観地区はユネスコ世界遺産に登録されており、古い建造物が多い。直下型の地震が起きれば被害が確実視され、市側はその影響などを精査する方針だ。また直下型地震を起こすおそれがある断層についても、今後調査を行なうという。

■ガラパゴス観光は外国人 El Universoの記事
ガラパゴス諸島を観光で訪れるのは、主に外国人だという。国立公園が明らかにしたもので、2015年に観光目的で入域した人の数は22万4855人で、外国人は69%にあたる15万4304人、国内は31%にあたる7万501人だった。前の年からの観光客の増加は、4%となっている。


【コロンビア】

■クンディナマルカ、鉄道で観光振興 Caracol Radioの記事
首都ボゴタを抱えるクンディナマルカ県は、鉄道再興を通し観光振興を図る方針だ。県内には鉄道網があるが、その多くは十分に活用されていない状態にある。県側は3路線、全長80キロを観光用に開発し、観光客の増加を図る方針を示した。この投資額として40億ペソを提示したが、専門家によると完全な再興のためにはさらに60億ペソが必要だという。

■LATAM、カリ-メデジン線を休止 El Colombianoの記事
LATAM(前LAN)コロンビアは、カリとメデジンを結ぶ路線を、7月上旬で休止する。同社が明らかにしたもので、この路線の利用率が低迷しているためだ。現在、このチケットを持つ利用者に連絡を取り、個別に対応しているところだという。この路線はLCCであるビバコロンビアやイージーフライが運航しており、利用客を奪われたとみられる。

■ボゴタ、献血の勧め Caracol Radioの記事
ボゴタの血液銀行は市民に対し、献血への協力を求めた。国内各地では慢性的に輸血用の血液が不足しており、とくに週末にこの不足が顕著になるという。医療機関や移動献血所で受けつけており、健康で病歴のない18~65歳の国民が献血できる。2006年のメデジンのデータでは、O型が59.7%、A型が31.6%、B型が7.4%、AB型が1.3%だ。


【ベネズエラ】

■ヤギ批判に「その通り」 El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、「狂気じみたヤギ」との批判に「その通り」と答えた。ウルグアイのホセ・ムヒカ前大統領が、経済失政などの国内問題を米国批判にすり替える姿勢を、批判したものだ。これに対しマドゥロ大統領は、「その通り、狂わしいほどベネズエラを愛している」と答えた。

■3か国、ベネズエラ危機への対応求める Caracol Radioの記事
アルゼンチン、ウルグアイ、チリの3か国は、「ベネズエラ危機」への対応を共同で提起した。南米など各国が、この危機に対応するための緊急の政治的会合を持つことなどを求めたものだ。経済失政などからベネズエラのニコラス・マドゥロ政権の求心力が低下し、さらに国内では治安悪化や略奪の頻発などの事態が起きている。

■母親たちの悲鳴 Caracol Radioの記事
国内の子育て中の母親たちが、悲鳴を上げている。経済失政にともなう物資不足の影響で、こどもたちに食べさせる食料が手に入らず、多くのこどもが飢餓に瀕しているという。とくに乳幼児向けのミルクや粉ミルクは絶対的に不足し、この状況が続けば餓死するこどもも出かねない状況だ。

■医薬品、コロンビアで調達 Correo Perúの記事
国内での医薬品の「涸渇」を受け、不足分をコロンビアからの調達でまかなおうとする動きが本格化している。国内では医薬品の実に9割以上が不足している状態だ。これを受け、100人を超える「バイヤー」がコロンビアに向かい、こうした医薬品を国内に密輸し続けているという。本来違法なことだが、コロンビア側も人道的見地から、対応に苦慮している状態だ。

■ラ・イサベリカで略奪発生 El Nacionalの記事
カラボボ州のバレンシア・デ・イサベリカで19日、また略奪が発生したという。市内中心部で、物資不足に抗議する大規模なデモが行われた。この参加者らの一部が暴徒化し、一部の店舗を襲い、商品などを奪ったというものだ。国内では経済失政で物資不足が顕在化し、各地でこうした略奪が起きていることが報じられている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■アラス・ウルグアイ、路線拡張 Montevideo.comの記事
1月に商業運航を開始したアラス・ウルグアイは、予定どおり路線を拡張する。同社は8月にも、チリのサンティアゴ、ブラジルのサンパウロへの路線を就航する方針を示した。同社は早くも資金難に陥っているとされるが、ボリビアの国営ボリビアーナ航空(BoA)との提携で、路線拡張がより現実化しているという。将来的には欧米路線にも進出したいとの意欲も示した。

■サンホセ空港、火山の影響 Caracol Radioの記事
コスタリカの首都サンホセの空港は、火山の影響を受けた。20日午前7時40分頃、トゥリアルバ火山が噴火を起こし、この火山からの火山灰が、サンホセ首都圏の上空に入った。モンテス・デ・オカなどの地域では、火山灰の降灰も確認されている。この影響で空港は閉鎖を余儀なくされ、多くの便が欠航した。

■ニカラグア、穀物増産 Naciónの記事
ニカラグアでは穀物生産が増強される。国の生産消費商業計画省が明らかにしたもので、基本的穀物の2016~2017年シーズンの生産を、前の年度に比して31%増やす方針だという。対象となるのは赤インゲンマメ、黒インゲンマメ、トウモロコシ、水稲、陸稲だ。こうした穀物は、コスタリカなどに輸出されている。

■カラスコ空港、大量のMDMA El Paísの記事
ウルグアイ、モンテビデオのカラスコ国際空港で、大量のMDMAが摘発された。空港側によると、預け荷物の二重底から、MDMAの錠剤1万9713錠が発見された。この荷物の持ち主であるオランダ国籍の男が拘束されている。続にエクスタシーとも呼ばれるMDMAは合成麻薬の一種だ。この男は、この後フェリーで、ブエノスアイレスに向かおうとしていたという。