2016.05.22

【ボリビア】

■グラン・ポデール2016開催 El Díaの記事
ラパスでは21日、グラン・ポデール2016が開催されている。このフォルクローレ音楽とダンスの祭典は、ユネスコ無形文化遺産のオルーロのカルナバルに並ぶ規模だ。今年は67のグループが参加し、合わせて4万人が市街でダンスを披露する。パレードは早朝から深夜にかけて続く見通しだ。

■ジェンダー・アイデンティティ法成立 El Díaの記事
議会で審議が行われていたジェンダー・アイデンティティ法が可決、成立した。この法は、性同一性障害を抱える人が、自身の心の性に合わせ、記録上の性別や名前の変更を可能とするものだ。LGBT団体が、以前より早期成立を求めていた。一方で、同じくLGBTが求める同性婚、同性パートナーシップ制の議論は、進んではいない現状だ。

■エボ、キューバより帰国 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は、訪問していたキューバから帰国した。ハバナで開催された、同国の英雄の式典に参加したものだが、訪問の目的はラウル・カストロ議長との会談だ。この会談では、経済悪化が続くベネズエラ情勢などについて、話し合われたとみられている。フィデル・カストロ前議長との会談が実現したかどうかは、明らかにされていない。

■ポトシ県、M4.3の地震 El Deberの記事
ポトシ県で21日昼12時5分頃、軽度の地震が起きたという。ラパスのサンカリクスト地震機構によると、震源はエンリケ・バルディビエソ郡内のサンクリストーバル鉱山の西47キロの地点で、震源の規模はマグニチュード4.3、深さは176.4キロだ。この地震による人や建物への被害報告はない。

■アルカンタリ新空港、低空飛行 Correo del Surの記事
スクレのアルカンタリ新空港はその表現通り、低空飛行の状態だ。この空港は旧空港に代わり、15日にオープンしたばかりだが、旅客増加は起きず、目立った経済効果も表れていない。就航可能となった国際定期便の運航の予定もなく、24時間稼働が可能ながら夜間発着を希望する航空会社もない状態だ。管理側は、効果が表れるにはもう少し時間が必要としている。

■エルアルト空港、ネックは高度 Página Sieteの記事
ラパスのエルアルト国際空港の最大のネックは、その高度だという。標高3600メートルのラパスの玄関口は、さらに標高が高い4000メートルにある。この高度のため、航空機の操縦士は、離着陸の際に相当の神経を使う。国内の国際航空便のハブは、東部のサンタクルスにあり、この空港の国際線が伸びないのは、高度が最大の理由だという。

■身障者ら、モンテス通りを封鎖 Página Sieteの記事
身体障碍者らは、ラパス市内北部のモンテス通りを封鎖した。身障者らは、政府に対し月額500ボリビアーノの年金支給を求め、社会闘争を行なっている。封鎖はボリビア空軍航空(TAM)オフィス前で行ない、市内中心部に移動する可能性も示唆している。フォルクローレの祭典グラン・ポデールの妨害の可能性を示していたが、身障者らはこれは実行しなかった。

■ガス、ブラジル減アルゼンチン増 El Deberの記事
政府天然ガス局は、国産ガスのブラジルへの輸出を減らし、アルゼンチンへは増やす方針を示した。国産ガスの大半は、両国に輸出されているが、アルゼンチンへの輸出量が相対的に減少し、国際問題化する可能性が指摘されている。同国は、ボリビアと意見対立が根強いチリから新たな輸出を図る方針で、同国との関係維持のためボリビアは、輸出量を増やす方針を固めた。

■オルーロセメント工場、35% El Deberの記事
政府がオルーロ県に建設を進めているセメント工場の進捗率は35%となった。国営セメント会社が明らかにした数字だ。国内にはサンタクルス、コチャバンバ、チュキサカ県にセメント工場があるが、需要増加で不足が目立つことから、新プラントの建設が進められているものだ。この建設への投資額は3億600万ドルとなっている。

■オルーロ、有機キヌアに活路 La Patríaの記事
オルーロ県のキヌア生産者らは、有機栽培に活路を見出そうとしている。2013年の国際キヌア年をピークに、キヌアの価格の下落が続き、生産者らの生活を圧迫している。隣国ペルーで、キヌア生産が激増したことも下落の大きな要因で、オルーロ県内の生産者は付加価値の高いキヌアを生産し、こうした安価キヌアと差別化する姿勢を鮮明にしている。

■カトリック、ジェンダー法に反対 Página Sieteの記事
カトリック教会は、議会で可決成立したジェンダー・アイデンティティ法に反対の姿勢を崩していない。この法は、性同一性障害を抱えた人が、記録上の性別や名前を柔軟に変更できることを定めている。しかしこの分野で保守的姿勢を貫くカトリック教会は、この法案成立を批判し、今も反対の姿勢を示している。

■バテオン、UFO目撃情報 El Deberの記事
サンタクルスのバテオンで、多くの市民が空に浮かぶ未確認飛行物体(UFO)を目撃したという。この目撃情報が出ているのはエル・ドラード地区の住民で、光の筋が空に走り、木の近くに落ちたというものだ。この目撃者は相当数にのぼり、何らかの現象が起きたのは確かとみられる。

■リャフタブス阻止へ動く El Deberの記事
コチャバンバ、セルカドの交通事業者らが「リャフタブス」の阻止に動いている。コチャバンバでは、新たに市営のBRTを導入する計画を立てている。大型バスを使用した交通の効率化を図るためだ。しかし地域で営業するミクロ、ミニバス、トルフィは仕事を失う可能性があるとして、これに反対し、阻止しようと動きを強めているという。

■ポロンゴ、シクロビア導入 El Díaの記事
サンタクルスのポロンゴの行政は、市内に新たにシクロビア(自転車道)を整備する計画を進めている。20日には、幹線道路に設けられた自転車レーンの運用が開始された。市側は、温室効果ガスを排出しない交通機関として、自転車の活用方針を示している。今後、主な市道を中心に、シクロビアの整備を進めるという。


【ペルー】

■リマ、LGBT行進 Perú21の記事
リマでは21日、性的マイノリティの権利擁護、地位向上などを求めた行進と集会が行われた。セントロ(中心部)のサンマルティン広場から、カンポ・デ・マルテまで行進したもので、参加者らは行政や立法のみならず、社会に対してもこの件を認めるよう求めた。LGBT団体は、同性婚またはパートナシップ制の導入を強く求めている。

■インディヘナ保護区、3個所認定へ Los Andesの記事
政府は国内3個所に「インディヘナ(先住民)保護区」を設ける。国内ではアマゾン地方を中心に、伝統的生活を踏襲するインディヘナのコミュニティがある。10年前に、これらの生活を保護する法案が可決され、これに基づく保護区設定がようやく実現することになったものだ。最初の認定はウカヤリ県の3つのコミュニティとなる見通しだ。


【チリ】

■ライオン2頭、自殺者の巻き添え BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロポリターノ動物園で、ライオン2頭が射殺された。自殺を企図した男がこのライオンの檻の中に入り込み、この2頭に襲われたためだ。飼育員らは男性を助けるため、急遽この射殺を判断した。射殺されたライオンは22年前にこの動物園で生まれ、以後一貫してこの動物園で飼育されていた。

■ファストフード、2.2%増 La Terceraの記事
この第1四半期(1~3月)、国内のファストフード店の販売は、前年同期比で2.2%の増加となった。国の商工団体が明らかにした数字だ。ファストフード販売は2013年以降、年率9%程度の増加が続いており、今回は非常に低い値となったという。国内のファストフード販売の実に58.4%はサンティアゴ都市圏で、それ以外は41.6%となっている。


【アルゼンチン】

■消防車と列車が衝突 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのサンミゲルで、消防車と列車が衝突する事故が起きた。この消防車は、地域で起きた火災の使用可活動のため現地に向かい、線路軌道上に停められたという。ここにサンマルティン線の列車が来て、この車輛と衝突した。消防車輛は大破したが、乗っていた消防士らは逃げ無事だった。

■インフルエンザ死者、25人に Clarín.comの記事
国内でのインフルエンザによる死者は今季、すでに25人に達したという。国内の広い範囲は冬を迎え、インフルエンザへの警戒が必要な状況だ。今季はAH1N1型の感染の拡大ペースが速く、サンタ・フェ州やサルタ州などで流行が起きている。保健省によると、ブエノスアイレス都市圏でもすでにインフルエンザ感染による死者が6人となっているという。

■トゥクマン空港、利用好調 Primera Fuenteの記事
トゥクマンの空港の利用が、好調だという。空港を管理するアルゼンチン2000が明らかにしたデータによると、この1~3月の同空港の利用は、前年同期に比して9.6%増加した。この増加幅は、北部アルゼンチンの各空港でもっとも高い水準にある。現在この空港にはアルゼンチン航空とLATAMアルゼンチンが旅客便を乗り入れている。

■英国塔、100周年 Clarín.comの記事
ブエノスアイレス中心部のサンマルティン公園に建つモヌメンタル(英国)塔が、100周年を迎える。この6階建て、高さ60メートルの塔は、1916年5月24日に開館した。今も観光客向けに公開されているが、中にはエレベーターはなく、展望スペースに向かうには階段を登らなければならない。この塔の時計は、ロンドンのビッグベンをモチーフにしている。


【エクアドル】

■死者663人、不明9人 El Comercioの記事
4月16日のマグニチュード7.8の大地震による死者数は663人、不明者は9人となった。政府の危機管理局が21日、現時点で把握されている数字を明らかにしたものだ。死者のうち649人は、被害の大きいマナビ県内だ。また不明者の中にはアルゼンチン国籍の22人も含まれている。また現時点で避難生活を送る人は2万8775人だ。

■マンタ港、制限続く El Comercioの記事
国内の主要港湾の一つである、マナビ県のマンタ港は、今も制限が続いている。4月16日の大地震で、マナビ県では大きな被害が生じ、マンタ港も施設が大きく損傷を受けた。この影響で、すべての船が入港できる状況になく、多くの船はグアヤキルなどに迂回している状態だ。港湾側によると、港の機能の完全復旧には、相当の時間を要するとみられるという。

■ジカ熱135件 Terraの記事
国内でのジカ熱感染例は、135件となった。保健省が21日、明らかにした数字だ。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、ブラジルを震源に感染が広がっており、国内でもすでに二次感染が報告されている。4月16日の大地震の被害を受けたマナビ県内での感染例は48件、エスメラルダス県は20件となっている。


【コロンビア】

■小頭症は5例 El Universoの記事
ジカ熱感染による、小頭症の新生児が生まれた事例は国内で5件だという。保健省の機関が明らかにしたものだ。ブラジルを震源に広がるこの感染症により、新生児にこの症状が現れることが報告されている。同機関によると、これまでに26件については発症が否定されたが、50件について継続的に調べが進められているという。国内での感染が疑われる例は7万7千件を超えている。

■ベネズエラ大使館で火災 Caracol Radioの記事
ボゴタにあるベネズエラ大使館で、火災があった。この大使館は市内北部の87番街に面する建物の5階にある。21日、火が出たとして通報があり、ボゴタの消防が出動して消火活動を行なった。当時施設内には20人がいたが、全員逃げて無事だった。火災の詳細などについては、明らかにされていない。

■ガチャラ、違法鉱山で事故 Caracol Radioの記事
クンディナマルカ県ガチャラの、違法操業中の鉱山で事故があった。消防によると、この鉱山内からは、40歳と58歳の男性2人の遺体が収容されたという。鉱山内で有毒なガスが発生したことが原因だ。違法鉱山であったため、こうしたガスなどへの対策はとられていなかったとみられる。


【ベネズエラ】

■為替、闇市場の乖離 Clarín.comの記事
公定レートと闇レートの間の差が、広がっている。現在公定レートは1米ドルは10ボリバールだが、市中の闇では1000ボリバールに達している。このため公定レートで計算すると、カラカスではハンバーガーが170ドルで売られ、カラカスのあるホテルは一泊に6900ドルが必要となる計算だ。この乖離は、同国経済政策の矛盾そのものを示している。

■コカ・コーラ社生産にも影響か Prensaの記事
国内のコカ・コーラ社の生産体制にも、影響が生じそうな事態だ。経済失政で物資不足が続くが、原材料となる砂糖の入手が困難な状態となっているという。このため、メキシコ資本の現地法人は、主力のコカ・コーラやファンタなどの生産を止める可能性があるという。同社工場はバレンシア、マラカイボ、バルセロナの3個所にある。

 width=■医薬品、パナマからも調達 El Nacionalの記事
ベネズエラ国民は、パナマからも医薬品を調達しているという。経済失政による物資不足が起きているが、中でも医薬品は必要量の90%以上が不足の状態となっている。国内からは「バイヤー」が隣国コロンビアへ買い出しに行っている状態だが、パナマ在留邦人を通じて同国で調達する動きも活発だという。この医薬品不足で、国内は人道上の危機にあるとの指摘がある。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ホンジュラス落盤から5日 Caracol Radioの記事
ホンジュラスの鉱山で落盤事故が起きてから、5日となった。ニカラグア国境に近いチョルテカ県エル・コルプスの鉱山で17日にこの事故があり、3人の男性労働者が生き埋めとなった。このうち1人は遺体で発見されたが、残る2人は今も捜索が続けられている状況だ。この鉱山では2014年7月にも落盤事故があり、11人が2日間、地下に閉じ込められた。

■ニカラグア経済、5%成長 Panamá Américaの記事
ニカラグアのこの第1四半期(1~3月)の経済は、5.0%の成長となった。同国の中央銀行が明らかにした数字だ。3月期の成長は4.0%となり、分野別ではホテル・飲食業が16.7%、漁業13.1%、建設業12.3%、金融業9.9%のそれぞれプラスとなっている。同行は年間成長率を4.8%と予測している。

■パラグアイ、シャーガス病調査 ABC Colorの記事
パラグアイでは、シャーガス(チャガス)病についての、実態調査が行われる。この感染症はサシガメが媒介するもので、ラテンアメリカでは住宅の土壁に棲息するこの虫により、多くの人が感染しているとみられる。国内では国際機関と協力し、27日にかけてこの感染症の実態についての調べが進められる。