2016.05.23

【ボリビア】

■タリハ県でやや強い地震 Página Sieteの記事
タリハ県のアルゼンチン国境、ベルメッホで22日朝8時20分頃、やや強い地震が起きた。ラパスのサンカリクスト地震機構によると、震源はアルゼンチン、サルタ州のタルタガルから38キロで、震源の規模はマグニチュード5.5、震源の深さは19キロだ。同機構によると、震源一帯は強い揺れに見舞われ、被害が生じている可能性があるという。

■ビルビル、年間800万人へ La Razónの記事
サンタクルスのビルビル国際空港の利用者は、2019年には年間800万人に達するという。政府は同空港を南米のハブと位置づけ、ターミナルの大幅拡張などの計画を示している。この3億ドル規模の投資を受け、今後国際線の乗り入れが大幅に増加すると試算したものだ。一方南米では、各国主要都市の間で競争が高まっている。

■スクレ、4日間の遷都 Eju.tvの記事
憲法上の首都スクレは4日間限定で、実質的な首都になる。25日のスクレの記念日に合わせ、エボ・モラレス大統領と閣僚らが22日からの4日間、スクレで公務を行なうものだ。初日には新たに建設された道路の開通式が、モラレス大統領立会いのもと行われた。この町の名前はボリビア独立戦争を主導したホセ・デ・スクレ将軍の名前から名づけられている。

■アルカンタリ新空港、開港式 El Deberの記事
スクレ近郊に竣工したアルカンタリ新空港の開港式が、23日にエボ・モラレス大統領立会いのもと行われる。この空港はフアナ・アスルドゥイ・デ・パディージャ空港に代わる空の玄関口として整備され、すでに15日から運用が始まっている。23日、この空港の「正式開業」となり式典が催される。新空港は国際線の就航と24時間稼働が可能となっている。

■Enatexの危機、2つの理由 Página Sieteの記事
公営アパレル会社Enatexの危機は、2つの理由によるという。同社は工場の操業停止を決め、労働者らが反発し社会闘争化を招いている。この事態に陥った理由として、市場開拓を遅らせ需要を確保できなかったことと、中国製など安いアパレル製品が大量に流入したことの2点が、挙げられる。

■イロコ、鳥の大量死 La Razónの記事
オルーロ県のイロコで、鳥が大量死しているという。地域で活動する環境保護団体が報告したものだ。地域を流れるデサグアデーロ川付近で、カモやペリカンなどの渡り鳥百羽以上が死んでいるのが確認された。今の時点で原因は不明だが、地域の鉱山から排出された排水が川を汚染した可能性があると、同団体は指摘している。

■ウィルステルマンが優勝 El Díaの記事
プロフットボールリーグのクラウスーラ2015~2016年シーズンでは、コチャバンバのウィルステルマンが優勝を決めた。22日に優勝が決まったもので、同チームはストロンゲ、スポート・ボーイズとともにリベルタドーレス杯2017に出場する。ウィルステルマンにとって今回の優勝は、23回めのタイトル獲得だ。

■イルパビに「トリート」 Página Sieteの記事
ラパス、ソナ・スールのイルパビに、新たな交通機関としてトリート(オート三輪)がお目見えする。トリートは地方都市などで、市民の足として今も利用されているが、ラパスなど都市部では安全上の理由から、制限がかけられていた。イルパビはテレフェリコ(ロープウェイ)緑線の起点で、より機動性の高い交通手段として、地域が導入を決めたという。

■鶏肉、輸出を模索 El Paísの記事
タリハ県の養鶏業者らは、鶏肉の国外への輸出を模索している。同県はコチャバンバ、サンタクルス県と並び、養鶏が盛んだ。国内の鶏肉市場が頭打ち状態となり、養鶏業者はこの活路としてアルゼンチンなど、周辺国への輸出の可能性を探っているという。国内での鶏肉価格は、原材料費上昇を反映せず、大きな上昇はみられていない。

■プエルト・リコ、新生児を保護 El Díaの記事
サンタクルス県のプエルト・リコで、生まれたばかりとみられる赤ちゃんが保護された。この新生児は、県都から70キロのこの町の空き地に、遺棄されていたという。近所の人の通報で警察が保護した際には、この赤ちゃんは出血していた。病院で手当てを受けているが、命に別状はない。警察は捨て子事件として捜査を開始した。

■ハイチ、ボリビアに観光プロモ El Deberの記事
カリブ海のハイチは、ボリビアに観光のプロモーションを行なっている。ボリビアからの誘客を目指し、同国政府と観光業者が国内観光関係者に働きかけを強めているものだ。同国への観光はフランス、カナダが大半を占め、観光振興のためはに新たな市場の開拓が必要となっている。2010年に地震被害を受けた同国にとって、観光は復興を牽引する存在だ。

■グラン・ポデール、初の観客席 La Razónの記事
21日にラパスで行われたグラン・ポデールでは、初の公営観客席が設けられた。この日、この観客席には報道関係者や行政関係者のほか、150人の外国人観光客も姿を見せた。沿道では民営の観客席が設けられているが、リオのカーニバルなどを参考に、公営の座席が今回、設置されたものだ。米国、エクアドル、日本などからの観光客が利用したという。


【ペルー】

■親フヒモリか、反フヒモリか Los Andesの記事
大統領選に対する有権者の判断は、親フヒモリか反フヒモリかでわかれている。6月5日の決選投票はケイコ・フヒモリ氏とペドロ・パブロ・クチンスキー氏の一騎打ちだ。ケイコ氏の父で元大統領のアルベルト・フヒモリ氏への評価が、この投票行動に大きく影響していることが分かった。同元大統領への支持者の結束は強いが、一方で強権的手法に嫌悪を示す国民も少なくない。

■2候補、公開討論 Los Andesの記事
6月5日投票の大統領選決選の2候補は22日夜、ピウラで公開討論に臨んでいる。ケイコ・フヒモリ氏とペドロ・パブロ・クチンスキー氏のこの討論の様子は、国内で生中継されている。決選に進んだこの2候補はいずれも中道右派で、政策的な違いが見えにくい現状で、この討論を通し、投票する相手を決める国民も少なくないとみられる。

■チャチャポヤス航空便就航 La Repúbicaの記事
アマソナス県都チャチャポヤスへの旅客航空便が就航した。タラポトとこの町を30分で結ぶ、小型機によるサービスが、政府からの助成を受け開始されたものだ。チャチャポヤスの新空港は2010年5月に開港したが、一時LCペルーが乗り入れたものの撤退し、定期便は存在しない。この旅客便は一日2~3便、週78便の運航で、片道60ソルで利用できるという。

■プラテリアで事故 Correo Perúの記事
プーノとボリビア国境のデサグアデーロを結ぶ道路のプラテリアで、事故が起きた。20日22時30分頃、大豆を運んでいたトレーラーと乗用車が衝突したものだ。この事故で双方の車輛の4人が、負傷している。乗用車の運転手にアルコールの反応があり、この車輛が対向車線にはみ出したことが原因とみられている。


【チリ】

■ライオン射殺に批判 BioBio Chileの記事
ライオン2頭を射殺したサンティアゴの動物園の対応に、批判が起きている。自殺を企図した20歳の男性が檻の中に侵入し、これを助けようと飼育員が射殺を選択したものだ。動物園側は、人命を最優先に考えたとこの判断の妥当性を示しているが、1頭は22年をこの動物園で過ごす生え抜きの存在で、射殺以外の方法はなかったのか、と疑問の声が上がっている。

■データ持ち出しのブルガリア人を逮捕 BioBio Chileの記事
国内北端、アリカ・パリナコタ州の警察は、45歳と35歳のブルガリア国籍の男2人を逮捕した。この2人はペルーに出国しようとしていたが、違法に集めたカード情報などを大量に保持していたという。スキミングなどで得られた情報とみられ、国際的なカード犯罪の一翼を担っていた可能性が高い。データの中にはチリ国民だけでなく、外国人のカード情報も含まれていた。


【アルゼンチン】

■サンラファエル空港の不安 Diario San Rafelの記事
メンドサ州のサンラファエル空港には、不安があるという。地域のハブ空港であるメンドサ空港は滑走路補修のため、この9月7日から12月7日にかけ、全面閉鎖となる。この間同空港は、サンフアン空港とともに代替の受け皿となるが、計器着陸装置(ILS)などの必要な装備を欠くため、安定運航に支障が生じるおそれがある。この20日には悪天候の影響で、同空港は一日、閉鎖された。

■サンティアゴ、軽度の地震 La Gacetaの記事
サンティアゴ・デル・エステーロ州で21日23時16分頃、軽度の地震が起きた。観測機関によると震源はトゥクマン、カタマルカ州境に近いサンペドロ・デ・グアサヤンで、震源の強さはマグニチュード3.1、震源の深さは15キロだ。この地震による被害はない。また22日にはボリビア南部で起きたマグニチュード5.5の地震で、サルタ州ではっきりとした揺れを感じた。


【エクアドル】

■本震に向け、地震増加か El Universoの記事
4月16日のマグニチュード7.8の大地震に向け、国内では地震が増加傾向だったという。観測機関が分析したものだ。この大地震は1998年以来18年ぶりだが、2000年以降、国内で起きる地震の数はじわじわと増加していた。今回の地震を引き起こしたエネルギーの蓄積が徐々に起きていた可能性がある。

■余震回数、1613回に El Universoの記事
4月16日の大地震による余震とみられる揺れの回数は、21日までの段階で1613回に達した。観測機関が明らかにした数字だ。本震の規模が大きいこともあり、同機関は今後もしばらく、大きな余震が起きる可能性があるとしている。今月18日には、マグニチュード6.8と6.9の大きな余震が二度、相次いだ。

■飲食店、影響回避を模索 El Universoの記事
国内の飲食店の多くは、影響回避を模索している。4月16日の大地震からの復興予算確保のため、政府は日本の消費税に相当する付加価値税(IVA)の税率を急遽、今の12%から14%に上げることを決めた。この税率改正は6月1日からで、飲食店は素材やサービスの見直し、さらに新たな需要喚起などこの改定による売り上げ減少を避けるため、さまざな取り組みを進めている。


【コロンビア】

■アビアンカ機でトラブル RCN Radioの記事
アビアンカ航空の旅客機でトラブルがあった。22日朝、ワシントンからボゴタに向かう159便が、キャンセルとなったものだ。同社によると、使用機材であるエアバスA319型機のエンジンに重大な問題が生じ、運航を見合わせたという。この便には78人が乗る予定だったが、経由便などに振り替えられた。

■マニサレス空港、また閉鎖 Caracol Radioの記事
マニサレスのラ・ヌビア空港は22日午前、また滑走路が閉鎖された。活火山であるネバド・デル・ルイス山がこの日の午前2時35分に噴火し、火山灰が空港を含む町の上空に入ったためだ。この欠航で、スペインに向かう乗客の一人が、乗継ができなくなったという。この空港は、火山の噴火活動の影響をとくに受けやすい。


【ベネズエラ】

■パラグアイ、ベネズエラに重大な懸念 Cronicaの記事
パラグアイ外務省は、ベネズエラのニコラス・マドゥロ政権と国内情勢について、重大な懸念を表明した。文書を公表したもので、マドゥロ政権による民主主義に対する圧力や、経済失政にともなう混乱から国内情勢がさらに不安定になる可能性などを示している。両国は経済ブロック、メルコスルにともに加盟しており、同国の情勢が地域の不安定要因になるとした。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■サンティアギート火山、強い噴火 Economía Hoyの記事
グアテマラ、ケツァルテナンゴ県のサンティアギート火山が22日、強い噴火を起こした。観測機関によると、大量の噴煙が立ち上り、標高2550メートルの山頂付近は、目視で確認できない状態だ。噴煙は3500メートルの高さに達しているという。国内は33の活火山があるが、この火山はフエゴ火山とともにもっとも活発なものの一つだ。

■エルサルバドル、M5.5の地震 El Salvadorの記事
エルサルバドル西部で22日朝8時51分頃、やや強い地震が起きた。観測機関によると、震源はグアテマラ国境に近いアワチャパンの南西92キロで、震源の強さはマグニチュード5.5、震源の深さは38キロだ。国内では西部を中心に揺れを感じ、隣国グアテマラでも揺れが観測された。この地震による人や建物への被害報告はない。

■パナマ、ジカ熱274件 El Sigloの記事
パナマ国内でのジカ熱感染例はさらに増加し、274件となったという。保健省が明らかにした数字だ。ブラジルを震源に、ラテンアメリカで感染拡大が続くが、パナマのこの数字は、中米では3万1千件に達したホンジュラスに次いで、多いという。国内ではインディヘナ(先住民)の村、グナ・ヤラで爆発的に感染が広がり、その後全国に拡大した。

■パラグアイ、ワクチン密輸 Ultima Horaの記事
パラグアイでは、ワクチンを密輸していた容疑で、4人が逮捕された。冬を迎えている南米各国では、インフルエンザAH1N1型に対する予防接種が広く行われている。保健省や国内機関が調達したワクチンを、より高い価格で売れるとして、ブラジルに密輸していたという。警察は背後に、より大がかりな組織がある可能性があるとして、調べを進めている。