2016.05.26

【ボリビア】

■身障者ら、また衝突 El Díaの記事
身体障碍者らのデモ隊と警官隊との間で、また衝突が起きた。年金増額を求める身障者らは、大統領府があるラパス中心部のムリーリョ広場に入ろうとした。これを警官隊が押しとどめ、衝突に至ったものだ。ヤナコチャ通り、コメルシオ通りの入り口で起きたこの事態で、身障者やその家族など9人が逮捕され、合わせて10人が負傷している。

■身障者への放水に批判も El Díaの記事
ラパスで起きた身障者でもの鎮圧行動で放水が行なわれたことに、批判の声が上がっている。年金増額を求めるデモ隊がムリーリョ広場に入ろうとした際、警官隊との間で衝突が起きたものだ。警官隊は身障者らに対し放水し、退却を迫ったが、この行為に対し「非人道的だ」との声が上がっている。身障者らは月額500ボリビアーノへの年金増額を求めている。

■退職者年金は5.25%引き上げ Página Sieteの記事
政府は、退職者に対する年金額の5.25%引き上げを承認した。日本の厚生、共済年金に相当するこの年金について、受給者らの団体がインフレ進行と最低賃金引上げに合わせ、増額することを求めていた。政府と受給者らが協議の場を持ち、5.25%の引き上げで合意していた。この措置をとるための政令を閣議が了承したものだ。

■二重アギナルド、実行する Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は「二重アギナルド」について、今年も実施すると断言した。クリスマス手当であるアギナルドについて、政府は2013年から国内企業などに倍払を命じていた。今年の実施についてはこれまで明言を避けていたが、今年の経済成長予想が5.4%となったことを受け、スクレでモラレス大統領が実施を明言した。

■街路で壁が崩れ2人負傷 La Razónの記事
ラパス中心部の建物の壁が崩れ、たまたま居合わせた2人が負傷した。25日、この事態が起きたのはランバエタ通りだ。昼頃、古い建物の壁の一部が崩落し、56歳の男性と30歳の女性の合わせて2人が巻き込まれ、軽傷を負った。落下したのはコンクリート製の壁の一部だった。

■スクレ旧空港は空軍施設に Correo del Surの記事
14日で廃止されたスクレのフアナ・アスルドゥイ・デ・パディージャ空港は、空軍の施設になるという。スクレで公務にあたっているエボ・モラレス大統領が明らかにしたものだ。15日にアルカンタリ新空港が開港し、この旧空港は廃止されたが、今後についてはこれまで明らかにされていなかった。今後、大統領機などの離着陸に、この旧空港は活用されるという。

■オランダ、アート2作品を焼却 El Deberの記事
ボリビアのアーティスト、ガストン・ウガルテ氏のアート作品2点を、オランダ当局は焼却処分した。同国での展示のため、アンデス原産のハーブ「コカ葉」を使用したアート作品を同国に持ち込んだ。しかしコカ葉は、コカインの原料となることから国連が禁輸措置をとっており、このことから同国はこれらの作品を燃やしたという。

■ウルクピーニャ前哨戦、70組参加 Los Tiemposの記事
8月にコチャバンバで行われるフォルクローレのイベント「ウルクピーニャ」の前哨戦に、70組のグループが参加する。こんどの週末、市内でこのプレイベントが開催されるもので、地元の58グループ、招待15グループを含む70組が、タンスを披露するという。ウルクピーニャは、オルーロのカルナバル、ラパスのグラン・ポデールに並ぶ、音楽の祭典だ。

■牛千頭が移民 La Razónの記事
牛千頭が、ベニ県に「移民」した。東部ボリビアでは牛の飼育が盛んだが、その多くはサンタクルス県に集中している。農村開発省は、ベニ県の新たな産業育成のため、同県への牛の「配置換え」を政策的に進め、最初の千頭がルレナバケに到着したものだ。今後政府は、同県での畜産、酪農の振興を図る。

■母の日を前にケーキ、菓子類の監視 La Razónの記事
ラパスの消費者保護機関は、27日の「母の日」を前に、ケーキや菓子類についての監視を強化している。この日には、母親を祝い、労うためケーキ、菓子類の消費が増えるが、需要増で品質の悪いものが市場に出ないかをチェックしている。独立戦争の際、こどもたちを守るため母親たちが武器を取り立ち上がった史実から、国内では5月27日が「母の日」となっている。


【ペルー】

■マチュピチュ、人多すぎ La Repúblicaの記事
マチュピチュ遺跡公園を訪れる観光客は、多すぎる状態だという。公園側が明らかにしたものだ。保全のため一日の入場上限は2500人と設定されているが、1~4月の平均は3100人に達しているという。7月から9月は欧米からの観光客のピークで、この数はさらに増加する可能性もある。

■タクナ-アリカ鉄道、29日に運行 La Repúblicaの記事
国内南端のタクナと、チリ北端のアリカを結ぶ国境列車がこの29日、観光客向けに運転される。全長60キロのこの鉄道は、最短の国際列車として知られるが、老朽化などのため長期間、運休している。補修工事が進められていたが、この29日に一日2往復、観光のため特別運転される。

■新パスポート、1万6千冊発行 El Comercioの記事
新型パスポートはこの3か月で、1万6千冊が発行されたという。このパスポートは、電算処理に必要なICチップを搭載するなど、新しい技術が導入されている。欧州のシェンゲン協定加盟国への、ペルー国民のビザなし渡航が実現したが、この免除を受ける上でこの新パスポートの保持が条件の一つとなっている。

■マカ、国の文化に Perú21の記事
文化行政は、国内原産の「マカ」について、国際社会へのアピールを行なう方針だ。マンタロ谷などで収穫されるこのマカは、滋養強壮や疲労回復などの効果が高いことが知られ、近年はサプリメントや健康食品に応用されている。カシオ・ワイレ議員は、このマカをペルー独自の文化として、国際社会に発信する必要があると指摘した。


【チリ】

■WAZA、ライオン射殺に理解 BioBio Chileの記事
サンティアゴの動物園で起きたライオン射殺の事態について、世界動物園水族館協会(WAZA)は理解を示した。20歳の精神疾患を抱えた男性が檻の中に侵入し、この男性を助けるため職員がライオン2頭を射殺したものだ。国内外から批判の声が上がっているが、WAZAは「動物園では人命を最優先にするという原則がある」として、サンティアゴ動物園の対応を擁護した。

■航空利用、8.5%増 La Terceraの記事
1~4月の国内発着航空便の利用は、前年同期比で8.5%の増加だった。民間航空委員会(JAC)が明らかにした数字だ。この期間の航空便の総利用数は670万人で、国内線は9.6%、国際線は7.7%のプラスだったという。4月の月間利用は、国内線は9.6%、国際線は5.5%の増加だった。


【アルゼンチン】

■4月のインフレ率、6.7% El Universoの記事
この4月の国内の物価上昇は6.7%と、2002年以降月単位ではもっとも高い水準となった。議会で報告されたもので、1~4月の物価上昇は19.4%と、やはり高い水準だ。昨年12月に誕生したマウリシオ・マクリ政権は、財政健全化を図るため政府助成を見直し、この月からガスや電気などの公共料金が大きく引き上げられたことが響いたとみられる。

■コーヒーよりもマテ La Nacionの記事
国内では、コーヒーよりもマテ茶のほうが人気が高い。国内では北部を中心にマテ茶を飲む習慣が根強く、国民1人あたりのイェルバ・デ・マテの年間消費量は5.5キロ、マテ茶の量は100リットルにのぼる。この量は清涼飲料の30リットルを3倍以上上回る。スターバックスの国内進出でコーヒー人気も高まっているが、未だにマテ茶のレベルではないという。

■事故トラックから牛を持ち去る Clarín.comの記事
サンティアゴ・デル・エステーロ州の事故現場から、牛20頭が略奪された。州道92号のアニャトゥヤで、牛を運んでいたトラックが事故を起こした。この知らせはSNSを通じて周囲に拡散し、現場に周辺に住む人々が殺到し、死んだ牛を解体して持ち去ったという。この事故で生き残った牛も、別の業者らにより連れ去られた。

■ネウケン空港、霧の影響 La Mañana Neuquénの記事
ネウケンの空港は25日、濃霧の影響を受けた。プレシデンテ・ペロン空港側によると、霧の影響で便の離着陸が見合され、ブエノスアイレスなどとの間のアルゼンチン航空、LANアルゼンチンの便の多くが欠航し、一部に遅れが生じた。この霧の影響が生じた時間は数時間に及び、航空各社は出発時刻の組み直しなどの作業に追われている。


【コロンビア】

■ボゴタ空港、離着陸に一部影響 Caracol Radioの記事
ボゴタのエルドラード空港では25日午後、一時運航便に影響が生じた。空港の管理側によると、16時から17時の1時間にかけ、2本の滑走路のうち北滑走路が、閉鎖されたという。この滑走路の照明機材の部品交換などを行なったための措置だ。この間、南滑走路のみの運用となり、一部の便に遅れが生じた。

■カルタヘナ、新空港計画 Caracol Radioの記事
カルタヘナでは、新しい空港を建設する計画が示された。現在のラファエル・ヌニェス空港を廃止し、2020年に市内中心部から北20キロ建設される新空港の運用を開始するというものだ。新空港は1800ヘクタールで、3500メートルの滑走路が建設され、ターミナルは6万平方メートルの広さとなる。


【ベネズエラ】

■ベネズエラ危機、周辺国にも影響 BBCの記事
「ベネズエラ危機」により、周辺国にも影響が広がっている。ウゴ・チャベス前政権以来、オイルマネーを通じて同国は「ばらまき外交」を展開してきたが、原油安と経済悪化でこれができず、ドミニカ共和国やニカラグア、エルサルバドルの財政にも影響が生じ始めた。また国境を接するコロンビアとの往来が制限された状態で、同国にも影響が広がっている。

■3つの州で略奪発生 Miami Diarioの記事
3つの州で新たに略奪が発生したことが報告された。タチラ州ではバランカスでトラックが襲われ、コメ600キロが奪われた。ファルコン州の州都コロでは同様に輸送中のトウモロコシ粉が群衆により持ち出された。そしてカラボボ州都バレンシアではスーパーや電気店が襲われ、多くの品が略奪された。国内ではこうした略奪が頻発している状態だ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ANCAP、現金のみ El Observadorの記事
ウルグアイの国立燃料局(ANCAP)は、航空会社アラス・ウルグアイへのジェット燃料供給について、現金払いのみとしているという。ANCAP側は信用貸しである掛けによる販売を拒絶している。2012年に破綻したプルーナ航空の元職員らによる同社は今年1月に商業運航を開始したばかりだが、すでに資金難に陥っているとの報告があり、これを受けた措置とみられる。

■ニカラグア、ジカ熱207件 La Jornadaの記事
ニカラグアでのジカ熱感染例は207件となったという。保健省が25日、明らかにした数字だ。このうち、胎児に影響が生じるおそれがある妊婦の感染例は40件で、このうち8件はすでに出産したが、小頭症などの症状はみられなかった。国内では今年1月にジカ熱の初めての感染例が確認され、5月5日に全土に流行が宣言されている。

■パナマ、水浸し La Estrellaの記事
パナマの首都では、街路が水浸しになる事態となった。市内では25日、局地的な雨が降り、一部の地域で下水、排水機能を超える雨量となったものだ。ドン・ボスコ、ペドレガル、ラス・アカシアス、ホセ・ドミンゴ・ディアス通りなどで冠水、浸水が生じ、自動車の交通にも支障が生じた。

■パラグアイ、デング死16件 Informadorの記事
パラグアイでは今季、デング感染で16人が命を落としたという。保健省が明らかにした数字だ。今季国内ではデングの感染が4万5076人に疑われ、このうち2467人の感染が確認されている。ネッタイシマカが媒介するデングは、同国では脅威で、2013年にはこの感染で248人が死亡した。