2016.06.17

【ボリビア】

■チリの蹂躙12項目を告発 La Razónの記事
政府は、チリによる「蹂躙行為」12項目を告発した。同国北部のアントファガスタ港で、ボリビアからの貨物が差別的な扱いを受けていることが報告されている。政府による分析で、1904年に同国と結んだ太平洋条約において、12項目の蹂躙行為が認められたという。政府はラテンアメリカ統合連合(Aladi)にこの件を告発するという。

■デサグアデーロ道、200台足止め La Razónの記事
ペルーとの主要国境であるデサグアデーロへの道路が封鎖され、トラックなど200台が足止めされている。エルアルトの沿道の自治体内部の闘争で、エルアルトとこの国境を結ぶ道路が4日間、封鎖されたままだという。地域側とエルアルト市は協議を続けているが、今の時点で封鎖解除の合意はなされていない。

■農産物、50%の利益流出 Página Sieteの記事
国産のコメ、小麦、トウモロコシの実に50%の利益が、国外に流出しているという。サンタクルス県の農村開発局が明らかにした数字だ。国内産農産物の国外への密輸が後を絶たず、収穫されたこれらの農産物の半分が、国外に流れている可能性がある。この密輸は、ボリビアの国内総生産(GDP)の数字をも大きく圧迫しているという。

■パナマ文書、捜査官3人 Página Sieteの記事
検察は、パナマ文書の専門捜査官3人を置いたという。世界の要人などの、租税回避のためのオフショア取引のデータなどが公開されたものだ。この公開された文書によれば、ボリビアの政財界関係者の関与の疑いもある。検察は、アルゼンチン、エクアドル、スペインから専門家を招き、ボリビア関連の捜査を委託したことを明らかにした。

■身障者ら、花で封鎖 Página Sieteの記事
身体障碍者らは、花で橋を封鎖した。身障者らは月額500ボリビアーノの年金支給を国に求め、コチャバンバからラパスに行進した後、市内で社会闘争を続けている。エボ・モラレス大統領から、実質「ゼロ回答」の文書が来たことから、大統領公邸に近いトリソス(三つ子)橋を花で封鎖した。

■オルーロ、階数規制に異議 La Patríaの記事
オルーロ中心部の建物の階数規制に、意義が申し立てられた。市側が策定した都市計画で、中心部では建物の上限が8階までとなっている。しかし地域の建設業者や開発業者によると、より高い建物の需要もあり、この規制が時代遅れだという。市側に対しこの規制の見直しを求める動きが示されたものだ。

■チェスの中からコカイン Página Sieteの記事
サンタクルスのビルビル国際空港で、チェスの中からコカインが発見された。警察が明らかにしたものだ。スペイン、バルセロナに送られようとした荷物の中にあったチェスの駒などに、コカインが仕込まれていたという。国際郵便を使用し、こうした物品の薬物を仕込む事例は増加傾向にある。今回の薬物検出で、今の時点で逮捕者は出ていない。

■サンフアン、花火や焚火を規制 La Razóの記事
政府環境行政は、6月23日の「サンフアンの夜」に向け、たき火や花火を規制する措置をとった。この夜、伝統的にたき火や花火をする習慣があるが、大気汚染などの問題から、近年は規制が行なわれることが多い。今回出された通達では、公共スペースでのたき火、花火が禁止された。各地域行政の中には、さらに厳しい規制を行なうところもある。


【アルゼンチン】

■乗客、AR職員を脅す El Diario 24の記事
ブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)で、アルゼンチン航空の職員を脅した乗客の男が逮捕された。この日の朝、この男はアルゼンチン航空のチェックインカウンターで突然、職員に暴力をふるったという。この影響でこの男が利用するはずだったコモドロ・リバダビア便が運休した。国内の航空便は濃霧の影響を受けていたという。

■AR便、正常化に向かう La Nacionの記事
アルゼンチン航空の便は、正常化に向かっている。濃霧の発生で便に遅れや欠航が生じていた。さらにブエノスアイレスの空港で、この遅れに怒った乗客が職員に暴力をふるう事件も発生し、事態が悪化していた。天候の回復とともに事態も鎮静化し、同社便については平常化しつつあるという。


【エクアドル】

■ポルトビエホ、5千人の行進 El Universoの記事
マナビ県都ポルトビエホでは16日、5千人が市街を行進した。この日、4月16日に発生したM7.8の大地震から、2か月となった。ポルトビエホを含めマナビ県では、多くの人が犠牲になり、建物の倒壊なども相次いだ。この犠牲者を悼み、早期の復興を願うため、人々はこの行進に臨んだという。

■余震、1896回 El Universoの記事
4月16日のM7.8の大地震以降、この地震の余震とみられる揺れは1896回観測されているという。地質機関が明らかにした数字だ。余震は今も震源に近いエスメラルダス、マナビ県を中心に断続的に起きている。この地震による死者数は673人、不明者は9人、負傷者は6274人、建物損壊は6998棟、そして今の避難者総数は2万8775人となっている。

■ナポ、こども8人不明 El Universoの記事
ナポ県の川で、こども8人が不明になっている。地域の学校に通うこどもたちが、ワゴン車に乗って遠足に向かったところ、この車が川に転落したという。川の流れは速く、流された8人の行方が分からなくなっている。一帯が悪天候であることから、下流部などでの捜索も難航した状態だ。警察や消防は、捜索隊として150人を出動している。

■脅かされるガラパゴス El Universoの記事
ユネスコ世界遺産にも登録されているガラパゴス諸島は、その観光客にもっとも脅かされたスポットでもあるという。英国のBBCがレポートをまとめたものだ。独特の生態系を持つこの諸島は、毎年多くの観光客を受け入れているが、観光業が栄えるのと反比例し、自然環境が脅かされていると警告した。同機関はタイのシミラン島も、同様の状況にあると指摘している。


【コロンビア】

■サントス「和平失敗できない」 El Universoの記事
フアン・マヌエル・サントス大統領は、和平の失敗はできない、と語った。国内では左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)との戦闘が続いてきたが、政府側との間で和平に向けた交渉が進んでいる。サントス大統領はこの和平が失敗すれば、FARCはまた武装し、戦争への準備を進めると断じた。


【ベネズエラ】

■4歳児の死で400人逮捕 El Universoの記事
4歳の女児が銃弾を受け死亡した事件を受け、抗議行動で合わせて400人が逮捕された。ミランダ州サモラで、母親とともに買い物に出かけたこの女児は、胸部に銃弾を受け死亡し、このほか8人が負傷した。物資不足で長い行列ができる中、列に並んだ男の犯行だった。スクレ州のクマナでも略奪事件が銃撃を生み、2人が死亡、25人が負傷している。