2016.06.18

【ボリビア】

■アントファガスタ港、8700万ドルの損失 La Razónの記事
ボリビアは、チリ北部のアントファガスタ港を使用することで、この18年で8700万ドルを損なったという。内陸国のボリビアは同国の港湾を外港として使用している。しかしボリビア貨物に対する港湾使用料のつり上げが発生し、2004年時点ではトン当たり1.87ドルだったものが、2015年には7.64ドルまで上がっている。ボリビアはこの不公正な港湾運営に、抗議を行なっている。

■Ecobolを閉鎖へ La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、ボリビア郵便(Ecobol)を閉鎖する方針を示した。Ecobolは企業としては破綻状態で、政府内でその処理方法が検討されていた。政府はこれ以上の同社継続は難しいとして、すべての営業店を占める方針を示した。政府側は、郵便事業の重要性は認識しているが、今後についてはまだ何も決まっていないという。

■ガス、アルゼンチン増ブラジル減 Página Sieteの記事
ボリビアからのガス輸出は、アルゼンチン向けが26.2%増加した一方、ブラジル向けは10.6%減ったという。ボリビア石油公社(YPFB)が明らかにしたものだ。6月15日時点での数字を、1か月前と比較したものだ。アルゼンチン向けの輸出は一時、滞っていたことが指摘されたが、同国からの要請で、平常化しつつある。

■サパタ氏への捜査は終了へ Página Sieteの記事
検察は、エボ・モラレス大統領の元交際相手、ガブリエラ・サパタ氏への捜査を近く終了するとした。中国系企業トップを務めた同氏について、汚職などの容疑がかけられている。検察はこの件について、立件に向けた捜査を続けていたが、一応の目処がついたとして捜査を近く打ち切るという。同氏の問題は、モラレス大統領の醜聞となっていた。

■ベニ県で小型機事故 Página Sieteの記事
ベニ県で、小型機が墜落する事故が起きた。ルレナバケから県都トリニダに向かっていた小型機が、アルピレ川近くに落下したものだ。この機には操縦士と乗組員、乗客など複数が乗っていたが、いずれも負傷もせず、無事だったという。事故原因などについてはまだ分かっていない。

■レビジャ市長、対話へ Página Sieteの記事
ラパスのルイス・レビジャ市長は、交通事業者との対話に臨む。市内のバス、ミニバスの事業者や運転手らはこの13日、24時間の時限ストを行なった。市の交通政策に対する要求行動で、今後再び同規模のストを行なう可能性も示している。市長側は、スト回避に向け、事業者との間で直接、話し合う場を設ける方針を示した。

■ラハ、封鎖は4日ぶり解除 Página Sieteの記事
ラパスとペルー国境のデサグアデーロを結ぶ道路上のラハでの道路封鎖は、4日ぶりに解除された。地域行政に対する要求行動で封鎖されていたもので、トラックなど200台が足止めされていた。市側が対話要求を受け入れたことなどから、地域側はこの封鎖の解除を決めた。

■ムリーリョ広場、完全封鎖 Página Sieteの記事
ラパス中心部のムリーリョ広場は17日、完全封鎖された。身体障碍者らが年金支給を求め社会闘争を行なっている。コチャバンバで身障者2人が死亡する事故があり、死後8日めのミサが行われることに乗じ、身障者らが広場に侵入するのを防いだ措置だ。社会闘争開始後、広場入り口には検問が設けられているが、この日はほぼ全面的に閉じられた状態となった。

■カラコリョ、農業被害調査 La Razónの記事
オルーロ県のカラコリョでは、農業被害に対する調査が行われた。農業保険技術機構(INSA)が行なったものだ。オルーロ県では先の雨期が「空梅雨」の状態となり、ポオポ湖が干上がるなどの事態が生じた。カラコリョでも農産物が渇水の被害を受けていることが報告され、同機関が被害概要などを調べたものだ。

■エルアルト、サルチーチャ規制 Página Sieteの記事
エルアルト市は、市内でのサルチーチャ(ソーセージ)製造現場の規制を強化した。23日の「サンフアンの夜」には国内ではサルチーチャを食べる習慣があり、年間を通して今がもっとも需要の高い時期だ。一方で、粗悪品のサルチーチャの流通がこの時期問題となっており、市側は健康被害を防ぐため、規制を強化した。


【ペルー】

■インカ古道で建築跡 La Razónの記事
マチュピチュ遺跡近くのインカ古道(カパック・ニャン)で、古代の建築跡が発見されたという。文化省が明らかにしたもので、見つかったのは工事に使用されたとみられる岩や、アドべ(日干し煉瓦)の痕跡だ。インカ帝国時代に、この道の整備に使用されたものとみられる。2月に、トレッキングルートの古道のメンテナンスが行なわれ、この際に新たに発見されたものだ。


【エクアドル】

■トランビア、1千万ドル足りない El Universoの記事
クエンカで整備が進められているトランビア(路面電車)の建設で、1千万ドルが足りないという。マルセロ・カブレラ市長が明らかにした数字だ。このトランビアの工事が中断し、沿線の市民の生活にも影響が生じている。市側によると、建設を進め、完成させるためにさらなる原資が必要で、その調達目処が立っていないという。

■警察犬33頭、年金生活へ El Universoの記事
警察犬33頭が引退し、年金生活に入るという。キトの警察犬訓練所で、この33頭の引退式が行われた。国内では犯罪捜査のほか、薬物捜査などにおいて警察犬が活躍している。今回引退する1匹であるゴールデンレトリーバーは、2007年6月から9年間、警察犬として活躍した。今後生活費は「年金」として支給される。

■オヤカチ川、捜索続く El Universoの記事
ナポ県エル・チャコのオヤカチ川では、不明となっているこども8人の捜索が続けられている。地域の学校の遠足の際、移動に使用された車輛が川に転落し、こども8人が流され不明となっている。この川はアクセスが難しいことから、カヤックやボートが使用され、不明者捜索が続けられている。

■こども200人、ハチに刺される El Universoの記事
マナビ県の学校で、児童200人がミツバチに刺される事故が起きた。この事態が起きたのはスクレ郡のレオニーダス・プラサにあるマルコス・メロ・ロペス学校だ。15日、この学校に通う児童らが、突然現れたミツバチの群れに襲われた。前日あたりから、この施設付近にこれらのハチが巣を作っていたとみられる。


【ベネズエラ】

■カラカスで大規模デモ El Universoの記事
カラカスで、ニコラス・マドゥロ政権に対する、大規模デモが行われた。黄色と水色のTシャツに身を包んだ多くの男女が、市内中心部の政府機関が集まるエリアを行進した。経済失政などで国民生活が混乱する中、昨年12月に行われた議会選挙では野党が大勝し、野党勢力はマドゥロ政権の打倒を目指し、リコールなどの手続きを進めている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■リオ暴行事件、徹底捜査を求める El Universoの記事
ブラジルの捜査機関に対し、徹底捜査が求められた。リオデジャネイロのファヴェラと呼ばれるスラム街で、16歳の少女が30人以上の男らに性的暴行を受ける事件が起きた。国内の社会団体や女性団体はこの事件をきわめて重大と認識し、国内各地で抗議デモを行なっている。警察はこのうちの7人の立件を急いでいる。


【国際全般】

■トルコ、ゲイ・プライドを禁止 El Universoの記事
トルコ政府は、最大都市イスタンブールで開催が予定されていたゲイ・プライドのパレードを禁止した。国内のLGBT団体は、セクシャルマイノリティの権利拡大などを訴える運動をこの19~26日に予定し、この一環でパレードを企画していた。2003年からこの運動は継続していたが、昨年にはこれを押しとどめようとする警官隊が催涙ガスを使用する事態となっていた。