2017.03.27

【ボリビア】

■チリは報道の自由を侵害 El Comercioの記事
ボリビア政府はチリを、報道の自由の侵害で告発する。ヒセラ・ロペス広報官が明らかにしたものだ。先週、チリでボリビアTVの女性記者と男性フォトグラファーが拘束された。チリ側は書類の不備を指摘しているが、ボリビア外務省は不備がないことを確認している。海の問題で両国関係が悪化する中、ボリビアへの嫌がらせが高じ、報道の自由の侵害に至ったと指摘した

■メディア、国連に訴え Página Sieteの記事
国内のメディアの団体は、国連に対して訴えた。チリで、ボリビアTVの記者とフォトグラファーが拘束された件について、報道の自由を侵す行為と批判し、訴えたものだ。この報告を受けた、ラテンアメリカの報道記者の団体もこのチリの扱いについて、問題視している。メディア団体はチリの行為が、表現の自由を奪う、人権蹂躙行為であると断じている。

■9人、いずれも容疑を否認 El Deberの記事
チリに拘束された9人は、いずれも容疑を否認している。オルーロ県のピシガの国境で、密輸取り締まりにあたっていた税関の7人と兵2人が、突然チリの警察に拘束された。9人は現在、アルト・オスピシオの施設に拘置されている。9人には盗みや銃の不法所持などの容疑がかけられているが、いずれも否定しているという。

■ボリビア側は解放していた La Razónの記事
ボリビアでも昨年、違法越境とみられるチリの3人が拘束されたが、その後すぐに解放していたという。政府側が明らかにしたものだ。オルーロ県のピシガの国境で、税関と兵9人がチリにより不可解な拘束を受けている。ボリビアでも同様の事態が昨年起きたが、法的手続きはとらず、再越境はできないと通告した上で解放していた。

■投票結果無効化、66%が反対 Página Sieteの記事
国民の実に66%は、昨年2月21日に行なわれた国民投票の結果無効化に反対している。新たに行なわれた世論調査の結果だ。2019年の大統領選挙に、エボ・モラレス大統領が出馬できるかどうかが問われた投票で、「No」が多数を占め否決された。政府は再選をあくまで目指す姿勢で、この結果の無効化の可能性に言及している。無効化賛成は29%となっている。

■エボに投票、26%に低下 Página Sieteの記事
今大統領選挙が行われた場合、エボ・モラレス大統領に投票すると答えた人は、26%に低下した。世論調査の結果で、1月時点の31%から5ポイント低下した。またカルロス・メサ前大統領と答えた人は20%で、両者が決選に臨んだ場合を想定すると、メサ氏がモラレス大統領を10ポイント上回る結果となった。

■コカ葉産業化に壁 Página Sieteの記事
コカ葉の産業化には、大きな壁があるという。政府は、アンデスのハーブであるコカ葉の産業利用促進を狙い、合法生産枠を拡大する措置をとった。コカ葉成分は食品や化粧品、練り歯磨きなどに応用されているが、こうした産業化に際する行政の支援が足りず、壁が残存しているとの指摘がなされた。

■グアヤラメリン、こどもが焼死 Página Sieteの記事
ベニ県のブラジル国境の町グアヤラメリンで住宅火災があり、5歳のこどもが焼死した。住宅内で食事の準備のため調理がされていたところ、近くにあったガソリンに引火したという。この火災でこの住宅が全焼し、逃げ遅れた男児が死亡したものだ。近所の住民によると、火の回りは非常に速かったという。

■中国車は、ウユニでお披露目 Opinionの記事
中国の車輛メーカー長安汽車が、ポトシ県のウユニ塩湖で車輛2種を披露した。披露されたのは乗用車2種で、ウユニ塩湖上を走行し、快適な走りをアピールしたものだ。同社は2013年から、自社製品を国内で販売しており、今回アピールに使用した車輛はオルーロの販売店からこの地まで走行したという。

■ビクーニャ密猟で2人を逮捕 Correo del Surの記事
ポトシ県で、ビクーニャ密猟の容疑で、男2人が現行犯逮捕された。この男らは、ウユニの町から60キロの地点で、ビクーニャを車で運んでいるところを摘発された。これらのビクーニャは野生のものとみられ、密猟しその毛や肉を転売しようとしていたとみられる。国内ではビクーニャやグアナコなど、野生のラクダ類の密猟が後を絶たない。

■若者の8割、携帯依存 Página Sieteの記事
若者の10人に8人は、携帯電話への依存の傾向を示しているという。コチャバンバで行われた調査の結果だ。スマートフォンの浸透で、国内でも携帯電話への依存傾向を示す人が増加傾向にある。とくに若者はこの傾向が高く、SNSなどを片時もやめることができない者が少なくないという。

■グアナイ、3分の1が浸水 Página Sieteの記事
ラパス県北部のグアナイでは、市街地の3分の1が浸水しているという。行政側が明らかにしたものだ。この地では大雨の影響で、地域を流れるマピリ、ティプアニ、チャリャナ川が氾濫した。住宅地や農地の広い範囲が水をかぶった状態で、未だ水が引かないため、被害概要の把握も難しい状態だという。

■サンホセ鉱山、薬物摘発 La Razónの記事
オルーロ県のサンホセ鉱山で、薬物が摘発された。現地警察が明らかにしたもので、この鉱山で働く33歳と37歳の男2人が逮捕されたという。2人は、マリファナ(大麻草)15.5キロと、コカイン300グラムを保持していた。押収された薬物の時価は、7万ドルにのぼる。警察は2人が、これらの薬物をチリに密輸しようとしてたとみている。

■オルーロ市議会、テレフェリコに質問状 La Patríaの記事
オルーロ市議会は、テレフェリコ(ロープウェイ)の開業遅れに対し、質問状を送った。市内中心部とサンタバルバラ山を結ぶ、観光用テレフェリコの建設が遅れに遅れている。開業そのものが数度にわたり延期されている状態で、市議会側はこの状態を不健全とし、工事主体と県側に今後に対する質問状を送付した。


【ペルー】

■ピウラ、新たな危機 Perú21の記事
ピウラに新たな危機が迫っている。国内北部コスタ(海岸)では大雨による水害が広範囲で起きているが、地域を流れるピウラ川が増水し、新たな氾濫が起きかねない状態だという。県都ピウラでは26日にかけ、実に15時間も雨が降り続く事態となった。行政は、氾濫が起きれば新たに1万人が避難する事態になるとしている。

■アマゾン水系、警戒続く Perú21の記事
国内を流れるアマゾン水系の河川でも、警戒が続いている。大雨の影響でロレト県内を流れる3つの河川が増水しているものだ。ペドロ・パブロ・クチンスキー大統領は、県都イキートスに緊急対策本部を立ち上げた。また国内ではこのほか、トゥンベス川やアンカッシュ県のサンタ川、ラ・リベルタ県のモチェ川などで氾濫の危険性がある。

■バグアでは土砂災害 El Comercioの記事
アマソナス県のバグアでは、土砂災害が起きている。チャチャポヤスの北にあるバグアでは大雨の影響で、イマサのイマシータで吐しゃ崩れが起きた。この影響で、12世帯が避難している状態だという。住宅が損壊する被害が生じただけでなく、地域の道路も損傷を受けていると地域行政が明らかにしている。

■トルヒーリョでは一斉清掃 El Comercioの記事
ラ・リベルタ県都トルヒーリョでは26日、市民らが一斉清掃を行なった。大雨の影響で先週、この町の中心部の歴史景観地区が浸水した。この水は引いたものの、街路には泥や砂、ゴミが残される状態となった。市民らはこの日、一斉に街路を清掃し、歴史景観を取り戻す作業を行なった。


【チリ】

■国産サケに注意情報 BioBio Chileの記事
消費者保護行政(Odecu)は、国産養殖サケに対し、注意喚起を行なった。同機関と米国のエール大学の調べで、国産サケに使用されている抗生物質が、危険な水準に達しているという。場合によっては、食べた人の健康に害を生じさせるおそれがある。国内のサケ生産現場で使用される抗生物質は、世界最大の養殖産地ノルウェーを上回っているとのデータがある。

■サンティアゴの学校、移民が増加 La Terceraの記事
サンティアゴの公立学校に通う、「移民の子」が大幅に増えているという。市側が明らかにしたもので、この4年間で移民の子の生徒児童数が、実に72%増えた。この中には、公用語であるスペイン語を理解できないこどもも少なからず含まれており、公立学校の運営そのものにも影響が生じているという。


【アルゼンチン】

■空港運営に不安も La Nacionの記事
国内の空港の運営に対する、不安もある。マウリシオ・マクリ政権は、国内航空市場の大幅な開放政策をとった。今年、LCC5社が参入し、国内空港を発着する便は大幅に増えるとみられる。ブエノスアイレスやコルドバなど、そのハブとなる空港は、こうした利用客増に対する備えがなく、混乱が慢性化するおそれがある。

■イグアス、1万1千人 Misiones Onlineの記事
ミシオネス州のイグアス国立公園をこの週末に訪れた人は、1万1千人に達した。連休となったこの週末、同公園を訪れる人は通常の週末より多い状態となった。プエルト・イグアス市内の主なホテルの客室稼働率も、60%に達している。3月1日から26日までの同公園来訪者数は8万1263人、1月1日からこの26日までは42万641人となっている。

■パラグアイ国境で大量マリファナ La Nacionの記事
パラグアイ国境で、マリファナ(大麻草)700キロが摘発された。沿岸警備隊が摘発したもので、地域の幹線道路を走行していたバイク2台から、押収されたものだ。これらのマリファナは、パラグアイ国内で生産され、国内に持ち込まれたものとみられている。警察は拘束した4人から、事情を聴いている。

■アロヨ通り、伐採せず La Nacionの記事
ブエノスアイレス、レティーロのアロヨ通りの街路樹は、伐採されない見通しとなった。地域の再開発のため、この通りの街路樹の伐採方針が示されていたが、沿道住民らが反対運動を行なっていた。市側はこの計画を見直し、すでにこの街路樹が街路の景観の重要な位置を占め、環境面の役割も大きいことから、伐採を見送る方針を示した。


【エクアドル】

■ロハ県で大規模土砂災害 El Universoの記事
ロハ県で大規模な土砂災害が起きた。この事態が起きたのはカルバス郡のカリアマンガだ。25日、局地的な大雨の影響で、住宅地の地盤が大きく崩れたものだ。崩れた範囲はおよそ12メートルにのぼり、広がるおそれがあるとして周辺の90人が避難した。国内のコスタ(海岸)からアンデスにかけて、雨季による雨が続いている。

■シグチョス、バスが谷に転落 El Universoの記事
コトパクシ県のシグチョスで、バスが谷に転落する事故が起きた。26日朝5時21分、トゥングラワ県アンバトの消防に、緊急通報が入った。現地に駆けつけた消防が、中にいる人の救助活動を行なった。4人をラタクンガ市内の病院に搬送したが、このうち1人は死亡したという。


【コロンビア】

■メデジン、大気汚染警報解除 Caracol Radioの記事
メデジン市は、市内に出していた大気汚染警報を解除した。市内の大気汚染の悪化が顕著に進み、市民の呼吸器に影響が生じかねない状態となったことから、市側は警報を出していた。自動車交通の抑止などの措置が功を奏し、この数値が改善したとして警報は解除された。しかし市側は、また事態が繰り返されるおそれがあるとして、市民に協力を求めている。

■危険犬登録、アプリで可能に Caracol Radioの記事
カルタヘナでは「危険犬登録、許可」が、スマートフォンなどのアプリケーションを通じて可能となる。人を襲う事故が多発したことから、ピットブルやロットワイラーなどの特定犬種を飼う場合、登録と行政からの許可が必要となっている。しかし手続きを面倒に思い、これを行なわない飼い主がいることが問題となっていた。


【ベネズエラ】

■アルマグロ氏、停止に躍起 Hoy en TVの記事
米州機構のルイス・アルマグロ総裁は、ベネズエラの同機関からの資格停止実現に、躍起になっている。同総裁はベネズエラが独裁体制になっているとして、資格停止とする方針を示した。今の時点で米州機構の14か国が賛意を示しているが、効力を持つためには18か国の賛成が必要だ。意思を示していない各国に、同総裁は働きかけを続けている。

■医薬品とガソリンが危機的状態 180.comの記事
国内では医薬品とガソリンの涸渇により、危機的状態となっている。経済失政で輸入が滞り、多くを輸入に頼る医薬品は、必要量の90%が不足している。このため難病患者などの死亡や病状悪化が起きていることが指摘される。また産油国ながら、この経済状態で生産体制が影響を受け、国内の各地でガソリンが涸渇し、給油を待つ長い車列ができている。

■動物園、栄養失調広がる Palira Extraの記事
国内の動物園では、飼育動物たちの栄養不足、栄養失調が広がっている。経済失政による輸入の滞りで、国内では食料を含む物資不足が顕著だ。飼育動物の餌も例外でなく、餌不足により動物が死ぬケースが、激増しているという。カリクラオの動物園によると、昨年だけで飼育動物50頭が、栄養不足で死んだ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジル、一部輸出再開 Ambitoの記事
食肉スキャンダルに見舞われたブラジルだが、主要市場への輸出の一部が再開された。ブラジルからの輸入を停止した中国やチリ、エジプトなどが一部の輸入を解禁したものだ。ブラジル産食肉の最大の輸出相手は香港で、中国はこれに次ぐ市場となっている。ミシェル・テメル大統領は、再開を決断した国々に謝意を示した。

■ブラジル食肉、1億3千万ドル損失 Infobaeの記事
17日に発覚した食肉スキャンダルを受け、国内の食肉業界は1週間で、1億3千万ドルの損失を被った。ブラジル動物タンパク質委員会が明らかにした数字だ。2015年に顕著になったブラジル経済の失速だが、食肉分野はこの中でも成長を続け、国内ではもっとも希望の持てる産業となっていた。国内経済への影響は、大きいと予想される。

■食肉スキャンダル、メルコスルにも影響 Caracol Radioの記事
ブラジルで発覚した食肉スキャンダルは、経済ブロックであるメルコスルにも少なからぬ影響を及ぼすという。ウルグアイの専門家、イグナシオ・バルテサギ氏が明らかにしたものだ。このスキャンダルを受け、農業や畜産に力を持つメルコスル各国の産品へのイメージが低下し、国際競争力をそがれるおそれがあるとした。

■ホンジュラス、黄熱病に危機感 La Prensaの記事
ホンジュラスの保健省は、黄熱病に対する危機感を示した。この感染症はブラジルで感染が広がり、これまでに225人が死亡したことが報じられている。近年、ブラジルで流行したチクングニヤ熱、ジカ熱が国内上陸後に蔓延したことがあり、黄熱病についても同じ経過を辿ることが懸念される。同国はブラジルを訪れる邦人に対し、予防接種を受けることを求めた。

■キューバ、観光テコ入れ Caracol Radioの記事
キューバは、国内観光業の振興のため、テコ入れ策をとる。同国観光省が明らかにしたもので、この振興を図るための110のプロジェクトを実施するという。米国との関係正常化後、同国を訪れる外国人観光客は大きく増えた。しかし米国からの観光客は失速し、早くも観光バブル崩壊が指摘されている。

■ニカラグア、M4.5の地震 Metro Libreの記事
ニカラグア南部で25日18時19分頃、地震があった。観測機関によると震源はチナンデガ県のコシグイナ火山で、震源の強さはマグニチュード4.5、震源の深さは21.4キロだ。周辺地域で揺れを感じたが、人や建物への被害はない。環太平洋造山帯に位置するニカラグアは、世界有数の地震国の一つだ。

■唯一のキリンが死ぬ El Paísの記事
ウルグアイ、モンテビデオのビジャ・ドローレス動物園で、園内で飼育されていた唯一のキリンが死んだ。園側が明らかにしたものだ。このキリンはモンテビデオ生まれの17歳で、腹部に何らかの疾患を持ったための病死だという。キリンは平均で25年程度生きる。2011年に別のキリンが死んで以来、一頭だけが飼育されていた。